元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

こだわりの「名店ラーメン」「コーヒー焙煎」

2018年04月22日 | 食べ物、飲み物
今朝 体の節々が痛みます。昨日の農作業が原因。
草刈りに畑の耕運と久しぶりの本格的作業。
冬に使わなかった筋肉は、急な酷使に耐えられないようです。

夏野菜を植える準備を整えなければなりません。
トマト・キュウリ・ナス・ピーマン・トーモロコシなどなど。
夫婦二人で食べる量は知れたもの。
しかし 東京に住む娘や孫たちに、無農薬の野菜を送ってやりたいため。

今日は肥料を入れての再度の管理機使用。
土をより細かく砕き、成育と肥料の効きをよくする必要が。
酸性気味の土を中性に変えるための作業も兼ねています。



今日の楽しみは、ラーメン。
広島の名店から、かみさんが昨日持ち帰りました。
かみさんの幼馴染の友の経営する店の「逸品」。店名は「来頼亭」。
広島カープの若手の選手もよく来店するとか。醤油豚骨ラーメン。
夏でも行列ができる店でマスコミもよく取り上げている様子。

持ち帰り用のラーメンは、店での準備が大変らしい。
一食分づつに分けられてプリン状に固まった豚骨スープと特製の醤油。
これを自宅の鍋で温め、混ぜ合わせ完成です。
持ち帰りは当然冷蔵移送のため、保冷バッグを持ち込み。
焼き豚も当然自家製。柔らかく味の染みた肉がラーメンによく合います。
トッピングの錦糸卵やネギ・もやしまでもセット。

       

ラーメンと同じく大好きなコーヒー。

先日知人から紹介されたコーヒー豆の「焙煎専門店」。
と言っても自宅で焙煎し、喫茶店やユーザーへの卸専門。
この人の経歴が変わっています。
教員を定年退職後、自己費用で東京・名古屋・福岡の名店で修業、

そのこだわりは半端ではありません、
酸味を少し強くとのオーダーで焙煎したコーヒーを配達してくれました。
もう少し苦みを抑えてというと、酸味の強い焙煎のお試しの豆を再配達。
酸味を少し抑えてバランスをとの、再々オーダーのお試しが明日届きます。
お客の好みに少しでも近づきたいと工夫しているとの言葉に感動。

             

この歳になると飲食のみが楽しみ。
残りの人生を我慢しながら過ごすのは嫌だというわがままな「年寄り」の私。
それに応えてくれる人たちの存在は嬉しいものです。

畑仕事の疲れをいやしてくれるラーメンとコーヒー。
至福の時間がゆっくり流れる田舎です。

画像   満開寸前の白い藤の花
     ラーメン専門店  来頼亭
     ラーメン持ち帰りセット
     焙煎専門店のコーヒー

   

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「新人研修」から始まるものは?

2018年04月15日 | ビジネス
この4月 多くの新人が入社後の研修中。
不安と期待を抱えて、社会人1年生が育っていることでしょう。

総務の人事課に属し、数年間新人教育を担当していた時代がありました。
カリキュラムを作成し、各部門から講師を選定、依頼。
集団生活により、チームワークの必要性を体感させること。
テーマに沿い、意見を集約し、発表することでプレゼンテーションの能力アップ。
会社の構成員として、最低必要な知識を身に付けさせることも目的。

入社してくる新人が、年々変化してきた時代でした。
総合職として、女性の比率が高まってきたこと。
入社試験でペーパーテストの上位が女性で占められてきたことも女性増加の要因。
まじめに大学時代を過ごすのは優秀な女性軍。
ただ 転勤を伴う異動を考えると、営業職が難しいのは事実でしたが。

昔 私が、支店から初めて本社に赴任して、研修の重要性に気づかされたことが。
上司から、叱責されている研修担当者たちの姿を見たのです。目の前で。
カリキュラム決定が遅れているとの理由。

今後、私とチームを組むメンバーが、俯き沈黙。それも20分近くも。
この時研修に対する会社の「姿勢」を観ました。人を育てることがいかに重要かを。
この叱責は、実は私に対する「心構え」を説くためにわざとだったかも?

新人と毎日を過ごす時間の中で、カリキュラムの合間に彼らに何を話してやるのか?
知識や技術以外に手助けをしてやれるのは何か?

私にあって彼らにないものは経験と気付き、自分の失敗談を話します。
そして、それをどのように克服しようとしたのか。(失敗談は興味を引きます)

営業に配属され、辞めることばかり考えていた毎日の話。
営業だけは避けたかった当時の自分。話術にも知識にも全く自信のない当時。
そんな自分を救ってくれた、たった一人の販売店の社員の一言。

「あなたは話は下手だし、何にも知らないし、よく営業をしていると思うよ!
でも、私との約束はきちっと守ってくれたことは忘れないよ。」
この一言で、救われたのです。いやだけどもう少し営業を続けてみようと決心したこと。
自分の生き方をすればいいのだと気付いたことです。

加えて、時間感覚の持ち方についてもアドバイスを。
子会社に出向し、教わった「実践心理学」の話も。「20年カレンダー」の話です。

無限にあると思っている時間が、実は限られたものであること。
例えば、ふるさとを離れると、祖父母に会えるのは、せいぜい盆と正月。1年に1回か2回。
祖父母の年齢を考慮すると、会える回数は少ないはず。ならばその時間を大切にすること。
この話をすると、新入社員の大半が帰省時にお土産を持って、会いに帰ったと後日聞きました。

新人研修終了時、成果発表後の打ち上げ時に嬉しいことがありました。
新人数人が私の話し方や癖などを発表し、「ありがとうございました。」とお礼を。
カリキュラムではないけど「私の仕事観や人生観」に共感を示してくれたのです。

     

研修担当者としての私が得たメリットは、外部講師の話を何回も聞き「門前の小僧」に。
中途入社社員研修や退職前のキャリア研修がその最たるもの。
私の「キャリアデザイン」が、見えてきたのです。
おかげで今でも、当時の講師との付き合いが続いています。

民間のこの会社で受けた様々な研修が、今なら「ありがたい」と感謝できます。
この時受けた刺激が今の自分を育ててくれたのです。
古希を迎えるこの歳になって、ハローワークや市役所の相談員ができるのは、研修の成果?

新人研修は、サラリーマン人生を決定づける「人生の研修」かもしれません。

画像   満開の庭のはなもも
     咲きだした白いふじのはな
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