元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

母の近況・93歳の「奇跡」

2016年07月18日 | ふるさとの母親
特養の施設に入所して5カ月の母。

半身のマヒ、胃瘻での栄養摂取。
この母が、食べることを許可されたのです。

一カ月前、施設のケアーマネージャーと看護師から「お話しが・・」。
病状の悪化か、認知の始まりかと一瞬ドキッとしました。
でも話は逆でした。

「私たちとの意思の疎通ができ、嚥下力もありそうです。」
「一度病院で、嚥下テストを受けません?食べられるかもしれません。」

即座に「お願いします。母親の第一の望みですから」と私。
ここ数年間、病院で医師たちに「食べる許可は出ませんか?」と懇願。
しかし 誤嚥による肺炎の危険があるとのことで、却下の連続。
テストがあるとはいえ、食べることの可能性が出てきたのです。

早速 病院で医師や看護師、リハビリ担当者立会いのもと嚥下テスト。
結論は、食べることを許可されたのです。
「嚥下反射が少し鈍いのですが、食べられます。」との医師の説明。
ものがのどに入ったとき、気管が閉じるスピードが少し遅いらしい。

脳内出血で倒れて4年。その時以来の食事の許可。
と言っても最初は、ゼリーなどの柔らかいものから少量。
胆管が弱り、胆石のたまりやすい体質のため、脂肪分は避けるようにとのこと。

それにしても、胃瘻の患者が再び食べられるとは・・。
強い生命力と生きる意欲があるからでしょう。
友人・知人も驚きました。「93歳でそんなことが」

歯医者に入れ歯の修正か、新しいものを依頼。
これで発語もより聞きやすくなるでしょう。

嬉しいニュースだけではありません。
悔しい出来事もありました。

畑のトウモロコシが、猿の集団に襲われ、ほぼ壊滅的被害。
キュウリやナス・トマトには目もくれず、トウモロコシのみ食い散らかし。
猿の一番の好物らしい。

娘や孫に甘いトウモロコシを送るとの約束が果たせません。
LINEで娘たちから「がっかり」「ショック」との返答。
来年はしっかりと柵を作る決意。

嬉しい話と悔しい話。田舎暮らしはドラマの連続です。
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食の北海道(ラーメン&スウィーツ、お土産) ②

2016年07月09日 | 食べ物、飲み物
北海道と言えばラーメン。

旭川空港に降りて、みんなで真っ先に向かったのがラーメン店。
前職時代に北海道出張時に欠かさなかった旭川ラーメン。
豚骨系が好きな私のお気に入りが旭川のラード入りこってり系でした。
その味を家族に披露したくて勧めました。
店は「蜂屋」。みんなの口に合うか心配でしたが、娘たちは美味しいと。

旅行の最後に訪れたのも、千歳空港のラーメン道場。
ここでは、二班に分かれ、違う店に。
私と3人の娘は、評判のランキング1位の「けやき」に。
昔懐かしい?と思える味噌ラーメン。旅行者で行列ができていました。
かみさんと四女は、「あじさい」の塩ラーメン。ここもランキング上位の店。

ホテルの夕食はオーソドックスな和食のコース。
ラビスタ大雪山では、肴のほか卓上で自分で焼く肉も。
北海道の牛や豚、骨付きのラムがバラエティに富んで好評。
本来なら屋外の牧草地でのジンギスカンが最高ですが・・。
湿度の低い北海道で飲むビールのおいしさも。



ホテルで自由にどうぞと置いてあった、オリジナルのコーヒー豆。
朝 ミルで挽いて飲んだコーヒーの美味しかったこと。粋なサービスです。

   

印象的だったのが、美瑛のパンのレストラン「あるうのぱいん」。
店名の由来は、「パンがある」をもじった評判の店。
一番人気は、大きなパンの真ん中に、チーズがたっぷりのフォンデュ。
パンが好きな娘たちが選んだ一押しのメニュー。美味しかった。



新千歳空港で、娘二人が並んで焼き上がりを待ったお土産は「コーンぱん」。
美瑛専科の店で、買えるチャンスはわずかだそうです。
娘たちと私たちみんなが持ち帰れるように、我慢して待って買ったパン。
中にコーンがたっぷり入ったパン。マヨネーズも合うのだとか。



お土産の定番は、ロイズの生チョコ。
かみさんが娘たちに、どうしても持たせたいと買った「チーズオムレット」。
孫たちがもっとくれと泣いたとか。
私が特に選んだのは富良野のジャム。
内地では買えない、白ブドウ・黒すぐり・スイカ。十数種類から選びました。

   

景色も素晴らしかったが、それ以上に美味しいものが多かった北海道。
大好きな家族と一緒だから余計に美味しいのかも
次回の家族旅行の候補は、京都だとか。
私は北陸もいいと思うのだが。それまで元気でいたいと思います。

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北海道旅行 (旭川・美瑛・富良野) ①

2016年07月02日 | 思い出
晴天に恵まれた北海道旅行でした。
孫たちのチャイルドシート設置のため、二台のレンタカーで。
運転手は私とかみさん。ペーパードライバーの娘たちには任せられません。

羽田で合流し、旭川に着陸。
まず旭川ラーメンの有名店に。老舗の店で、その味にみな満足。
続いて定番の旭山動物園。
シロクマやカバの泳ぐ姿をガラス越しに見て、その迫力に圧倒されます。

     

何より印象的だったのが、ペンギンの泳ぐ水中のアクリルのトンネル。
頭上を通りすぎるペンギンが、まるで空を飛んでいるかのような錯覚。
また何匹ものオオカミの遠吠えは、少し恐怖感も。



翌日の美瑛の青い池には驚き。
自然の色とは思えないコバルトブルーは鮮やか。
水酸化アルミニウムなどが分解され、太陽光との衝突で起こるとか・・。



富良野のラベンダーの畑も見事。
おすすめのファーム富田。満開前ですが、広い畑に圧倒されます。
でも もっと広い土地を想像していました。

レンタカーの運転は車が少ないため楽。
しかし 信号が縦に並んでいるのは、多少違和感がありました。
怖かったのは、一旦停止の標識が空中にあり、停止線もほとんどありません。
このため事故を起こすのは、観光客と聞いて、緊張も。
雪のシーズンのために、道路の端を指す標識がずらり。さすが北海道。




泊まったホテル、ラビスタ大雪山と富良野プリンスホテル。
ラビスタは、山荘風の外観と部屋の作りが、非日常を感じさせ満足。
二つのホテルとも温泉浴場はリッチで、寛げました。

娘たちの招待のため費用負担がないため、二つのサプライズを計画。
食事後デコレーションケーキに花火の演出で孫たちを驚かせました。
またポスターの裏を利用し、あみだくじを実施。

動物とアンパンマンのキャラクターを結び、賞金を。
お土産購入代金と称し、「ほんの気持ち」と印刷のポチ袋を全員に。
中身の金額は、大当たり・中当たり・小当たりと差をつけます。
表彰式は、あらかじめ仕込んでいた音楽で雰囲気を盛り上げることも。

娘たちにも内緒だったため、驚きと歓声が。
大成功です。

食べ物偏と家族の様子は次回に。
コメント (2)
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