元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「ギター&ベース、ドラム 」ジャズの夜

2011年10月31日 | 音楽
先週 久しぶりに生演奏を聴く機会。

開場が17時それも、「ど」ウィークデイ。
知人が事務局を務める「かのさと体験観光協会」主催のジャズコンサート。
地域の活性化のために様々なプログラムで県南からお客様を集める協会。
「備北新聞社」を主宰する知人が観光協会10周年の記念事業として開催。

かみさんと一緒に出かけました。
協会長と知人の軽妙なトークショーも楽しめました。
Uターン組の私もかみさんも知らない「田舎の良さ」をおもしろく教えてくれました。

そしていよいよ ライブ本番。
そう広くない会場のため、演奏者との距離感も近め。お酒があればもっと「乗れた」かも。
そして演奏もステージ上ではなく、聴衆と同じフロアーならもっと・・・?

メンバーは広島出身の高免信喜のギタートリオ。
高免はニューヨークで活躍しているとか。「オンリーワン」を目指す彼のジャズ。
演奏曲目はカバー曲でなく、すべて彼のオリジナル。

ベースは棚橋俊幸、ドラム吉川昭仁。
この二人の熱演ぶりが面白かったコンサート。
ベースが最高。弓も使い、ハイポジションの指使いには感動。
汗を飛ばしての吉川のスティックさばきにも興奮。

まさか新見でジャズがきけるなんて思ってもいませんでした。
やっぱり生の音は素晴らしい。
ジャンルを超えて人の心を打ちます。

後ろで音の調整をしていたメンバーも、地元のミュージシャン。
「六文銭」のコンサートのときお世話になった面々。
また次の企画をやりましょうと声をかけてくれました。

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「桃太郎」&就実大学学長 ②

2011年10月26日 | 食べ物、飲み物
日曜日 車に米と野菜とブドウ「桃太郎」を積み岡山へ。
母親の名代で大学の学長に届けるためです。

ラジオの番組が縁で学長と知り合った母親。
89歳の母親が元気をもらったという放送番組。
放送局に電話し、大学に電話し、受けた感動を伝えたらしい。
折り返しの学長の電話は母親に喜びを与えてくれました。
いただいた礼状は母親の宝物。

夏に、お礼に学長を訪問し、記念写真に収まっている母親。
学長室の絨毯を踏み、著書をいただいた時の感激は生涯最高の思い出でしょう。

今回 アポを取らなかったため、学長の不在を覚悟していました。
事務局の女性に伝言し、台車に荷物を下ろしかけました。
突然「学長が居りまして、お会いしたとのことです」と事務部長。

大学を訪れた時は、大学祭の真っ最中。
多くの学生が行き交い、さまざまなイベントの真っ最中。
この忙しい最中、時間をとって応対いただいた学長に感謝です。

学長の苦学ぶりやご母堂の話を聞かせていただきました。
私の母親の好奇心や行動力を披露すると、自分の母親もそうだったと・・・。
お互いの母親の「美形」の話題には、盛り上がりました。

高齢の母親の元気さを称え、野菜や米のお礼の言葉をいただきました。
加えてお土産にいただいたのが、「就実せんべい」。
大学オリジナルのお土産です。刻印が見えます。

     

昨日さっそく母親と私に礼状をいただきました。電話も。
学長のお考えや近況を記したパンフレットも入っています。

人のつながりの接着剤として、「善意」と天然の野菜・果物が最適。
幻のブドウ「桃太郎」の存在は「ひと」を幸せにします。

押谷学長と青木事務部長にお礼申し上げます。

     
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幻のブドウ「桃太郎」 ①

2011年10月24日 | 食べ物、飲み物

土曜日 母親とかみさんと一緒にブドウ農園を訪問。
皮ごと食べるマスカット「桃太郎(瀬戸ジャイアンツ)」で有名な「三苫(みとま)ファーム」です。
桃のようにブドウの果肉が割れているところから付いた愛称が「桃太郎」。
我が家からおよそ1時間。広島県との県境に近い中国山脈の山の上。

     

久しぶりの訪問。かみさんは初めて。母親は20年間も訪問。
農園主夫妻とは親戚付き合いのような関係です。
この日も我が家でできた米や「大山おこわ」を差し入れしました。

今年は「桃太郎」の生育が遅れています。
例年より相当遅い収穫だったらしい。糖度はそこそこ。
「桃太郎」にこだわる農園主三苫さん。この品種生産のパイオニア。
遠くは京阪神からもお客が・・・。直販農園の強みです。

     

このファームの桃太郎は固めの果肉と薄い皮が特徴。
噛むと皮が弾けるように切れ、果汁が口いっぱいに広がります。

お菓子とのコラボの試作品もいただきました。
「桃太郎大福」です。求肥と白あんに包まれた大ぶりな桃太郎の一粒。
お菓子処の源吉兆庵ではマスカットで発売済み。でもこの「桃太郎」では初めて?

普通では絶対買わない価格帯の果物。
でもこの「桃太郎」を待ちわびる人が大勢います。
何より 皮をむかず種もない無精者向けの「桃太郎」が大好きな私がいます。

     
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「収穫の秋」

2011年10月17日 | 農業
今年も豊作。

ただし昨年よりは収量は若干ダウン。
稲刈りを昨年より一週間延ばしたが、それでも早すぎた様子。

この1週間は、稲にとって重要。
未成熟の稲穂が急激に成長するらしい。
多くを農協に出荷する農家は、ぎりぎりまで待って稲刈りを。
米が硬くなるけど収量を増やす方法です。
自家消費の我が家は、早めの収穫。
米は多少青い方が美味しいと言われています。

今年の米価は、昨年と比較して15%程度高いらしい。
東北の震災や新潟の水害で、全国的に出荷量が少ないとの市場の見方。
しかし流通がかなりの在庫を持っているため、価格急落の可能性もあると新聞発表。

自家消費だけでは多すぎるため、親戚知人に配ります。
コシヒカリ系を片親に持つ「きぬむすめ」の栽培は昨年から。
倒伏しにくく晩稲タイプで、かつての「日本晴れ」の後継種。
収量が多く、倒れにくく、味が良いと三拍子そろった品種。

稲刈りは専門家にコンバインで刈ってもらうために、楽なもの。
機械の刈りにくいコーナー部分を、手刈りする程度。
農業も楽になったものです。コストを無視すれば・・・。
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今年も「焼米(やっこめ)」作り

2011年10月07日 | 食べ物、飲み物
夕方、職場から帰宅するとガレージ前で、母親が大釜で新米を炒る真っ最中。

青刈りの稲を刈ったのが数日前。およそ50束。青いながらも十分実っています。
刈り取り後、脱穀は専門職に依頼。昨年は自分で足ふみ脱穀。これは疲れました。
届いたモミを麻袋に入れ、流水にさらすこと4日間。水で膨らんだモミを大釜で炒ります。

この焼き加減(炒り方)が微妙。89歳の母親の感覚だけが頼り。
火が強すぎると焦げます。弱いと中まで火が通りません。
種火の薪を燃やしながら、ワラや段ボール紙で強弱を調整。
モミを指先でもむと皮が向けるくらいが最適。経験が必要な工程。

       

炒った米を「つく」のは、別の専門家に。といっても町内の農業のベテランに。
昔は水車でついたらしい。粉専門の業者も廃業で今はいません。
この「つき方」により、柔らかく、美味しい仕上げになるのです。
翌日には、「焼米」が仕上がり、届けてくれました。
こんなに「青く透き通った」焼米は久しぶりと母親が言うくらいの出来の良さ。

さっそく夜 試食。香りが独特。この匂いが愛好家にはたまらないのです。
塩少々に、熱湯か熱い番茶をかけ、しばらくおいていただきます。
1年ぶりの「焼米」は最高の味。食べ慣れないかみさんは口をもごもご。
田舎の保存食であり、おやつだった「焼米」。農家の出身でないとまず食べないしろもの。

これをチャック付き子袋数十個に小分けし、近隣・知人・親戚に配ります。
毎年楽しみにしている人が大勢いるため、量は少ないのですが、数多くの人に。
多分市内や近隣でも、個人で「焼米」を作るのは我が家のみ。
多少誇らしい気持ちで配達。
母親は、「生きている限り」作りたいとのこと。そうなることを祈っています。

       

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