元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

庭に落ちる銀杏(ぎんなん)と柿

2008年10月29日 | 食べ物、飲み物

40年ぶりに柿を採りました。
長い竹ざおでなく手の届く高さ。
でも一度に採りません。食べるだけ。今日は十数個。
鳥たちにも多少おすそ分け。

大きくて甘い柿。植えてから100年以上経つそうです。
もう二本柿木があります。が、いづれも渋柿。
庭に食べる実がなる便利でリッチな実家です。(お金はありませんが)


 

また庭には銀杏がたくさん落ちてきます。
茶碗蒸しの中の銀杏はおいしいのですが、落ちた実は臭いのです。
ほっておくと大変なことになります。
今では、毎日大量の銀杏を掃き捨てます。家の周りの落葉の掃除も日課に。

このイチョウが実(銀杏)をつけ始めたのが昨年から。
母親が嫁に来て初めてだそうです。
改装のためこの木を「切る、切らない」の議論しだしたのが昨年。
その存在を主張?し始めたのかも。



毎日見る山の景色も変わってきました。
黄色や赤に色づく木がちらほら。
雲の間から、日が差すとパッと鮮やかに。
曇るとさびしい山里の景色に。
この変化が何とも言えません。いなかに住む「特権」です。

画像  裏庭の甘い柿(40年ぶりに柿を採りました。上を見続けるので首が痛い)
     庭に落ちた銀杏(臭いのです)
     銀杏を落とすイチョウの木(この木が大好きです。落葉後切り詰めます)
     色づき始めた山(毎日この景色をイチョウ越しに見ています)

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2000円で入浴とヴァイキングが(千屋温泉)

2008年10月26日 | ふるさとの母親

岡山県新見市北部の千屋温泉にはシニア向けの特典が。
(こんなサービスをしてよくやっていけるものです)

毎週 日曜日になると千屋温泉に行く母親。

そのうえ 月1~2回いそいそと出かける日があるのです。
それはヴァイキングがある日。

近くまで温泉のバスがお出迎え。(片道1時間はかかります)
時間制限(90分)があるとは言え、ヴァイキングが食べられるのです。
バス代、入湯料(800円)、加えて料理代込みでなんと2000円。
料理の内容に不満を言う母親ですが、仕方ないと思う金額です。

先日 母はこのヴァイキングの日、旧国鉄の後輩の機関士たちと偶然再会。
60年以上前の新見駅の友人関係ですが、喜んでいました。
列車編成の話の「ホキ」がなんとか、当時の「お召列車」の運転はどうとか。

経営母体が最近変わった温泉。
その運営は厳しいものがありそうです。
しかし シニア向けのヴァイキングは継続らしい。

母親は、このヴァイキングの日を絶対に逃しません。
バスで同行する友人たちとの交友が楽しみなのです。
往復2時間のバスの旅は、大盛り上がり。
帰ってきて、その話がまた一くさり。

年に数十回も千屋温泉に通う母親。
フロントや従業員はもちろん、常連のお客さんまでみな顔なじみ。
「千屋温泉のぬし」と言われているそうです。
十回通うと一回ただのスタンプも活用します。

お金もそうかからない母親の温泉通い。
元気で楽しんでくれて、体に良ければ最高です。

画像  千屋温泉の送迎バス(この日は2台もこの地区にお迎えが)     
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勇気を出して?「マツタケ」を買いました

2008年10月23日 | 食べ物、飲み物

今日迷いながら「マツタケ」を買いました。
もらうか接待の席でしか知らない味です。
初めて自費でその気に。

まったくの衝動買いです。
鯖寿司用の新米の精米に行った時のこと。
無人の精米所の近くに農協の直売所が。

ぶらりと寄った店先にマツタケが。
まったく買う気がなかったのですが、価格に驚き。
市価の半分?くらいです。
それも地元「新見産」の表示。

たまたまもらった農協の商品券を財布に入れていました。
迷った末買うことに。現金だったら買わなかったかも。
安いといいながらマツタケです。
「勇気を出して?」レジに。失業中の身です。

「マツタケのおいしい食べ方は?」と聞きました。
レジの女性が即座に「焼いたものが最高!」

包装を開けて安い理由がわかりました。
採ってから少し日にちが経っているのかも。
湧き立つ香りが少ないのです。
でもマツタケはマツタケ。

手で割いて軽く「あぶり」ます。
ポン酢でいただきました。
口に入れると、まさにマツタケの歯ごたえと香りが。


贅沢な雨の秋の夜です。
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「勝利・護身」の神「魔利支天」への祈り

2008年10月22日 | 日常

今日午後から神主さんが我が家に。
母親は神主さんを「たゆう(大夫?)」さんと呼びます。
その「たゆうさん」が祈祷(?)のため足を運んでくれます。

年3回の「魔利支天」の祭礼です。
母親に聞いても、この「神の実体」がわかりません。
60年前に嫁に来た時から、もう祭礼はあったようです。
我が家は神道ではありませんが、三段の祭壇は常設です。掛け軸も。
旧暦の1月・5月・9月に祭礼実施。

webによると「魔利支天」は、「勝利」や「護身」の神だそうです。
インドから渡ってきた「外来」の神らしい。
武士の守り神でもあるそうです。
そういえば、NHKの大河ドラマの中で山本勘助の守護神でもありました。
母の話では、この神を信仰する家は牛や豚を食べることはタブーだったそうです。

先祖が武士でもない我が家がなぜ「魔利支天」を祭るのか疑問です。
年3回の祭礼は尋常ではありません。
ただ「勝利」「護身」の神の存在はありがたいことです。
このほかの神のためにも年数回訪問を受けるのです。



奥の間には、「社(やしろ)」も高い場所にあります。
幅がおよそ一間(180cm)もあります。
祭壇と社の扱いに苦慮します。増改築のための移転が迫っています。

信仰心の薄い「罰あたり」の私です。
合理的説明を求めて母親と「バトル」です。
お寺さんや先祖の供養も手を抜かない母には「神」も「仏」ついています。(笑)

いなかの長男の「疑問点」はたっぷりあります。(苦笑)

画像  魔利支天への祈りを捧げる神主さん
     社(見上げる場所にあります。父の友人の息子さんの力作らしい)
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いなかの老後の経済生活はどうなる?

2008年10月19日 | お金、投資

ただいま失業中の身分。「浪人」です。失業保険が唯一の収入。
株価の乱高下に直接関係ない田舎暮らしの私。
経済的には、じわじわ圧迫感は感じます。

退職金をどう使うのか。
この計画性の欠如が老後に響きます。

四人の娘たちの内、二人しか社会に出ていません。
あとの二人は、まだ金のかかる学生。
晩婚により、子供のできるのが遅かった我が家。
現在でも「エンゼル係数」が頭抜けて高いのです。

音楽を目指す三女は、売り手市場の就職戦線に関係ない模様。
同じく音楽三昧の四女も同じ運命か?
でもやりたいことを目指す娘たちには、それなりに満足感があるのでしょうが。



実家に帰る予定のため、勤務地で土地や家を持たなかった若い頃。
この歳での実家の大幅改築は、退職金の大幅目減りをきたします。
しかし 快適な住環境は、以前からの「夢」でした。
普段使わない客間の和室ふた部屋を、広いリビングに変えたかったのです。
しかしいつの間にか、柱以外は全面改装プランに。
ただいま実施設計進行中。来年立春に着工予定。

毎月の恒常的な出費による大幅な赤字。
岡山の家、東京の娘の家。それらの家賃の負担・教育費の負担がずっしり。
私も東京や浜松に住んでいたらもっと赤字が増えたかも。

退職金の半分を一時的に銀行に預けます。
わずかな金利でも、助かるからです。
でも半年後には、建築屋さんに支払わなければなりません。

銀行は、通常金利に加えて1%のみ優遇してくれます。退職金だからです。
年金の口座開設により、0.3%も加算。
真剣に金利を考えたのは初めて。うかつな金銭感覚でした。

     

母親の「小銭タンス預金」を見つけました。
1円・5円がぎっしり。今までは目もくれなかったのに。
銀行に預けると交換手数料なしで引き取ってくれるそう。
大きな瓶を逆さにして、口から出すのに苦労しました。いまだに腕が痛みます。

澄み切った青空と刈った草のにおいに生きている実感はあります。
でも順風満帆の老後とは、若干距離がありそうです。
救いは86歳の母親との「舌戦」と田舎料理です。

画像  一円玉の山(このほか五円硬貨も、明日銀行に預けます)
     我が家の畑(白菜、ブロッコリーが順調に生育中)     
     百円の弁当(年に数回、お年寄りに配られます)
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皮ごと食べるマスカット「桃太郎」の山里を訪ねて

2008年10月16日 | 食べ物、飲み物

昨日 母親とブドウ農園に。
その農園名は「みとまファーム」。私は初めての訪問。
母親はもう15年以上も付き合っています。

農園は新見の実家から車で1時間強。
高梁市の川上町。標高およそ400m、中国山地の山並みのてっぺん。
平地から細い道をくねくね登ること20分。
「こんな山中にブドウが採れるなんて」と不思議。
でもブドウ園を訪問して、その疑問は解けました。



このファームの売り物は「桃太郎」というブドウ。
皮ごと食べられるマスカットです。
桃と同じように割れたお尻がユニークです。
「しゃきっと」した食感は、他のブドウでは味わえません。
ひと房1500円から3000円の高級ブドウ。

この農園のオーナーは「三苫(みとま)」さん。
「桃太郎」つくりの達人。2時間 話を聞きました。
45年間ブドウつくりにこだわってきた人です。

       

「桃太郎」はロシアのブドウと日本のマスカットを掛け合わせたもの。
ロシアの薄い皮のブドウとマスカット特有の品のある味・香り・色の良いとこ取り。
ブドウは地下からだけでなく、ブドウの実も水分を吸収するのだそう。
うすい皮は、そんな特性のためにも有利なのです。
また その糖度は22~3度と抜群です。

おいしいブドウができる産地の条件も教えてくれました。
①昼夜の寒暖差が10℃以上あること(標高の高さが必要なわけです)
②全方向からの風が通り抜ける地形(空気が停滞したり、一定方向の風では不可)
③土壌の質

三苫さんは、「マーケット・イン」発想から高級ブドウ作りを思い立ったらしい。
酪農以外でこの高地で何を作るのか、いくらで売るのか。
「お客の顔の見える」販売ルートとは。

結論は、希少価値のある「桃太郎」を作り、農協を通さない直販を目指したのです。
店頭に桃太郎は並ばないのです。
リピーターに応えるだけで精いっぱい。
能力以上に作ると味の低下が心配なのだと。
webでの拡販は、全く考えていないとのこと。



三苫さんは地域の活性化の為の行動もすでに進行中。
幼稚園児のブドウ狩り招待。ブドウの下での有機野菜によるバーベキュー。
おいしい野菜を提供し、農業への関心とふるさと回帰の心の醸成。
私の「音楽村」構想の在り方にヒントもいただきました。

帰り道、サービスでいただいた大きな房の「桃太郎」を食べながらの運転。
なんと贅沢なドライブ。幸せないなか暮らしを感じます。
友人たちへの発送も依頼、たぶん喜んでくれるでしょう。
段ボール二箱いっぱいのお土産のブドウは、さっそく近所におすそ分けです。

画像   ブドウ園のある中国山地(高地のあちこちにブドウ棚が見えます)
      自家用に持ち帰ったいろいろなブドウ(下段真ん中が桃太郎。六房5000円)
      三苫さん(無断掲載です。柔和な顔とこだわりの人)
      息をのむ風景(ブドウ園への途中、水面に映る山が素晴らしい)
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映画「容疑者Xの献身」のレイトショーに

2008年10月13日 | 映画/テレビ

新見の実家の母親を総社の妹の家に連れて行きました。
姪が幼稚園の先生、その運動会に行くため。母親は「先生」の孫を見たかったらしい。
私はその足で、岡山の家族の家に。

夜7時 家に帰ってきたかみさんから「映画に行かない?」とのお誘い。
「この時間から?どんな映画?」と私。「容疑者X・・・」とかみさん。
「それ何?」というと、「知らないの?遅れている」とかみさんと四女がのたまう。
「ガリレオの映画版!福山雅治主演の!」
思い出しました。そういえばテレビで見たような気も。「行ってもいいよ」と生返事。

かみさんがパソコンで席を予約。中央のいい席らしい。
岡山のシネコンは岡山港に近い南のはし。車で30分以上。
久しぶりの映画館。新見には映画館はありません。昔は三つもあったのに。

原作は本格的な推理小説。
しかし 映画としては不満が残ります。
冒頭の大がかりな仕掛けに展開を期待しましたが、あとはお金がかかっていません。
科学者同士の知恵の戦いを見たかったのですが、何か「人情話」の様子。
本来好きなテーマですが、押し付けられると「いやみ」なものです。
2時間を越します。家に帰ったら12時近く。

かみさんと四女は私抜きで何回か映画に行っているらしい。
浜松時代 夜子供たちと行っていたのを思い出しました。
岡山の映画館事情にも詳しそうでした。繁華街の映画館は「小さく汚い」のだそう。

でも家族一緒の映画もたまにはいいものです。

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保存食「焼き米」作り(後編)

2008年10月11日 | 食べ物、飲み物

近隣や知人に「焼き米」をおすそ分けしました。

この地方では「やっこめ」と言います。
でも もう数十年前に作られなくなりました。
あまりに手間がかかり、過酷な作業だから。
広島県北部の三次・庄原で一部作っているらしい。
「一村一品」運動として。グループ作業で個人ではない模様。

昔から伝わる製法で作った保存食「焼き米」が完成。
もちろん母親が「指南役」です。
多くの人たちに食べていただきました。
そして喜んでもらったのです。「懐かしい」「おいしい」と評判も上々。
来年もチャレンジします。そしてもっと大量に。もっと多くの人に配布予定。

青田の稲を刈って、その「もみ」をきれいな流水にさらすこと三日間。
濡れてふやけた「もみ」を大釜で煎ります。
焦がさないように三升づつくらい。火加減を調節しながら。



煎ったあと「もみすり」同時に「精米」。
この作業は専門業者に委託。古い機械で我が家のためだけに動かすとか。
面倒くさい様子。この業者がやらないと自分でやるしかありません。
昔はあちこちの水車で搗(つ)いたのです。動力は水力。

やっとできあがりです。
最初に刈った稲の「もみ」が「焼き米」になると量が三分の一に減ります。
なんと歩留りの悪い加工食品。
だれも作らなくなった理由がわかります。

この「焼き米」は、熱いお湯と塩で食べます。数分間待つのです。
昔の「インスタント食品」。保存食です。
しかし 新しいうちがおいしい。保存食と言いながら鮮度も重要。

苦労して作った「焼き米」。
多くの人がねぎらいと感謝の言葉をかけてくれます。
充実感でいっぱいの秋の日です。

画像  配布用の小袋に分けた「焼き米」
     大釜で煎る「もみ」(指導中の母親の手、85歳の手)
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コンバインが400万円!!(米つくりは大変です)

2008年10月09日 | 食べ物、飲み物

収穫の秋です。
昨日は、母親と裏山の栗拾い。数十年ぶりの体感。
木漏れ日の、山中は気持ちのいい空間です。

しかし 米つくりの大変さも実感。
肉体的過酷さに加え、経済的な側面からの厳しさが伝わります。

我が家も少ないながら田んぼを所有。
しかし 父親の死後数十年、田植えから稲刈りまで、生産委託しています。
85歳の母親自らは、できないためです。

午後 コンバインによる稲刈りに立ち会いました。
機械の進歩に驚きます。
三枚に分かれたおよそ2反5畝(約800坪)がわずか3時間。
稲刈りから脱穀(「もみ」にし、搬出)まで。

このコンバインの価格が、何と400万円。
500時間使用すると「ガタガタ」だそう。修理代は10万円単位。
およそ7年で償却をしなければなりません。1年で約60万円。
最低でも10軒の農家の米つくりが必要です。
そのうえ田植え機はじめ、籾すり、運搬用の軽トラなどなど。

米どころの平野部に比べ、日照時間も短く、田んぼも分割状態。
反収・生産効率は低いのです。
老齢化が進む田舎の「米つくり」は急速に減っていくばかり。
荒れた田んぼも散見。数年放置すると草でなく、木が生えてきます。

食料自給率の低い日本は、これでいいのかと疑問です。



稲刈りの終わった母親は、出来不出来関係なく、安心した模様。
いつ稲刈りが済むのかやきもきしていたのがウソのよう。
昨晩は握り鮨と母親が大好きなハマグリの吸い物で収穫を祝いました。

画像  刈り取ったコンバインから軽トラに「もみ」を移します
      (写真は私ではありません、近隣の人)
     収穫した栗の一部(ゆでたてはおいしい)
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ブログで知り合った友人の「カルメン」合宿訪問

2008年10月05日 | 音楽

今日は岡山新見も雨。
でも朝からわくわくしていました。

ブログのコメントのやり取りで知り合った「あやみぃ」さんと初対面の日。
それも彼女の演出のオペラ「カルメン」の音楽合宿を訪問だったから。

「あやみぃ」さんは、兵庫生まれの「鳥取」県人。
音楽「命」のエンターテイナーであり、「演出家」。
子供たちの指導にも熱心です。
と言ってもブログの記事からの私の推測と聞き書きです。

来年5月の鳥取市民オペラ「カルメン」の音楽合宿に招待いただきました。
その開催地がなんと、新見市北部千屋なのです。
「あやみぃ」さんが幼い頃過ごした、祖父母の生家が稽古場です。
私の実家から40分。心ばかりの差し入れをもって訪問しました。



携帯電話の誘導でたどり着き、驚きました。
旧家にあふれる30人の出演者たち。小学生から成人まで。
練習の声が山あいに響いています。
オケ替わりの二台の電子鍵盤の奏者も参加。
市民オペラながら、選抜メンバーにプロも加わり、本格的な練習です。

近くの民宿に泊まり、寝起きを共にすることでチームワークも良さそうです。
楽しそうな歌声は、雨の美しい景色とあいまって、まるで別天地です。
演出を手がける「あやみぃ」さんゆかりの千屋と人柄の影響でしょう。

この合宿では、裏方を務め、30人の世話のため忙しい「あやみぃ」さん。
ゆっくり話せませんでしたが、いずれ交流が深まる予感です。
民宿のご主人(工務店の社長)とあやみぃさんのおじさんとも会話。
新見の活性化の話と「焼き米」談義。



私の夢見る「音楽村」の構想にもつながる一日でした。
「カルメン」の大成功のステージを想像しながら、千屋から実家に帰りました。

「あやみぃ」さんのブログアドレス
  http://ameblo.jp/ayamie0731/

画像  「カルメン」の音楽合宿
      合宿場所
    
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失業中の仲間たち

2008年10月02日 | お金、投資

今日午前中、岡山から新見に移動。
秋の気持ちよい風を受けながら2時間のドライブ。
ウィークデイの午前中の移動は車も少なく快適です。

午後 新見の職業安定所の最初の説明会。
今日は8人の受講者。シニアが3人と若い人が5人。

説明はかなり盛りだくさん。若い所員が細かい内容を熱心に話します。
ビデオと早口の説明で計2時間。隣の女性はついていけずオロオロ。
いらぬお節介ですが、ほっておけません。女性だからではありません。(念のため)

説明の肝(きも)は「失業」の認定。「認定なくして給付なし」の基本姿勢。
ハローワークに「出頭」し、仕事をしてないことを確認後、ようやく失業保険の支払い。
「失業の認定日は何があっても・・・・。そうでないと二か月支給が止まります。」
また「働く意思を持つこと、求職活動を積極的に」と叱咤激励。

何回も言われた言葉「不正請求は三倍返し」。
失業中にわずか仕事をしても、支給額の削減。
「無給でも働いたら申告してほしい。たとえ農作業でもボランティアでも。」

年金はじめ、さまざまな日本のシステムが壊れていくなか、失業保険は健在の様子。
60歳以上の定年退職の私は、150日間の給付。
現役時代の日給換算の30%を切る基本日額です。上限をあげて欲しいもの。

画像  説明会の板書(説明者は慣れたもの、聞く方は一回こっきり)
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