元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

父母を想う娘たち

2018年09月24日 | 娘達・家族
 仕事で上京、合間に四人の娘たちとの会食。
場所は、汐留シティセンターの42階の和食の店。

突然、宴席にバースデイケーキが。
9月に古希を迎えた私の「誕生会」が秘密裏に計画されていたのです。
お祝いの言葉とともに贈られたプレゼントは、システム手帳。

裏面に私の名前が刻印されている特製の手帳。
中には、春「ディズニーシー」でみんなで撮った写真がすでに入っています。
私がいつも家族の写真を持ち歩いていることを知っている娘たち。

「昔の写真ばかりでなく、最近の写真も持っていてね。」と。
このサプライズには、びっくりし、嬉しさが。細かい心遣いはさすが女の子。
そのうえもっと驚いたことが・・。



小ぶりな赤い箱を渡されたのです。

「お母さんに、渡してくれる?」
「誕生日は少し先だけど、プレゼントだよ。」
10月に還暦を迎えるかみさんに、持ち帰ってくれとの依頼。

中身を披露してくれました。ダイヤのネックレスです。
「お父さん、このダイヤに見覚えない?」と長女。
聞いてきたのには理由があると思い、「見たことあるような?」と生返事。

「昔 お父さんが、お母さんに贈った指輪のダイヤだよ!」
「タンスの肥やし」になりかけた指輪を、娘に渡したことは知っていました。
その指輪をネックレスにリメイクしたのです。

そして私とかみさんにバースデイカードがセットされたハードカバーのケースも。
デザインを仕事にしている四女が製作したプロ仕様。
中には、それぞれの娘の「泣かせる」言葉が書かれたカード。
どの娘も「自慢のお母さん」とのこと。

準備に時間をかけたであろうプレゼントとバースデイカード。
「古希」と「還暦」の節目を迎える親たちへの心遣いでしょう。



上京当日、仕事の後の少し疲れた夜でした。
でも 夜の42階の素晴らしい夜景や美味しい料理にまさる「満足感」。

岡山に帰る日、私を東京駅まで、見送りに来てくれた次女と三女。
お土産の買いものに付き合ってくれ、お店の案内も。
新幹線の改札で、いつまでも手を振ってくれる姿に涙腺の緩み。
手渡された駅弁の袋にも、宴席の娘たちの写真が入っていました

 帰宅後の深夜、かみさんにプレゼントやカードを。
LINEで娘にお礼を伝える文章も姿も本当に嬉しそうです。

画像    和食の店のケーキ
      システム手帳
      四人の娘たちのバースデイカード
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わが町の「A級グルメ」を東京に

2018年09月16日 | 食べ物、飲み物
今週末は東京出張。
わが町(新見)の[A級グルメ」の数々を東京都民に紹介するイベントに。
22~23日、「とっとり・おかやま新橋館」で開催します。

岡山県下では有名な、最高級牛肉「千屋(ちや)牛」。
その牛肉を使ったレトルトの「和牛カレー」「牛丼」「ラーメン」。
ジビエの「生姜焼き」「肉味噌」。伝統の「鯖鮨」「焼き鯖鮨」

そして綺麗な水で育てたチョウザメの「キャビア」「スモークスライス」。
英国王室に認めてもらった「紅茶」。
高級ブドウ「ピオーネ」、厳選されたトマトジュース。
珍重される「白小豆」の「ホワイトようかん」、「千屋牛パイ」。

小さな酒蔵ながら、地元米を磨き上げ造った日本酒の大吟醸。
金賞米の「コシヒカリ」、この秋収穫した新米。

試食・試飲可能なイベント。多くの人の来場を期待します。
特に千屋牛のサイコロステーキ試食は価値があるはず。数に限りはありますが。

「A級」と銘打った食材は、「宿命」があるもの。
地産地消だけでは、もったいないものばかり。
大消費地 東京で、その存在を知ってほしいとの悲願があったはず。
特に継続採用してもらえる飲食業界の人たちには、必見のイベントです。

この会場での、私の仕事は「就職相談」。
地元に帰ってきてほしいUターン者や、移住のIターン者を探します。

  

この出張で楽しみなことがあります。
娘たち4人と孫たちに会えること。

全員が何とかスケジュール調整をしてくれ、会食予定です。
新橋の会場近くの42階の和食の店で食事。近況報告が「義務」。
当然、A級グルメフェアーにも来てほしいと依頼済。

5月以来久しぶりの東京、忙しいけど楽しみな上京です。
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感動!「大坂 なおみ」

2018年09月09日 | 思い出
昨日と同じく、今朝も5時からテレビの前に。
それは、テレビの全米オープンテニスを観るため。

テニスに関心はなく、自身テニスのプレイの経験も全くなし。
でもなぜか、躍進を続ける日本選手の決勝が気になりました。

昨日の男子準決勝には、落胆したものの、今朝は感動。
大坂なおみの優勝の瞬間は素晴らしかった。

テクニックやルールを知らない私にとって、大坂の「人間」が見えたのです。
完全アウェイで相手は、元女王。大人と子供です。
わずか20歳の女の子が、打ち勝ち、目標を達成したのです。

幼いころから尊敬し、対戦を夢見た相手との試合に臨む気持は想像できません。
勝利のあとの謙虚な態度は、「大人」が手本にしたいもの。優しさと冷静さも。

決勝までの試合後のインタビューも記憶に残っています。
お茶目でありながら、その受け答えに素直さが感じられ、「ファン」になりました。
セリーナをどう思うかの質問に「アイ ラブ ユー」と言ったことには喝采。
ますます強くなりファンも増えるだろうが、今日の気持ちを忘れないでほしい。

     

技術的な進化はコーチの存在が欠かせないもの。
コーチはメンタル面でも相当彼女を鍛えたようです。
又 こんな風に娘を育てた両親はどんな人なんだろうかとも考えます。

娘4人を育てた我が家、彼女たちに図抜けた能力や分野はなく平凡な道。
娘たちが、販売・医療・音楽・デザインの道に進んだ時、どんな気持ちだったろうか。
私の安定願望でなく、困難な想定外の道に進んだ娘も。

子供たちと親の責任のあり方には、大きく二通りがあると考える私。
大まかな職種を想定し、大学や高校・中学や塾を考える方法。
将来の仕事はともかく、現在の勉強に精出すことを勧める方法。

『子育ての「成功・失敗」は子供が子供(孫)をどう育てかでわかる』が持論です。
長い時間がかかるのが教育でしょう。
コメント (2)
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「かくれんぼ&ボトルフラワー」

2018年09月02日 | 友人たち
 仕事で先日訪問したのはユニークなアトリエ 「カシュ・カシュ」。

幹線道路から少し入った林の中にポツンと立つしゃれた建物。
「知る人ぞ知る」という場所の店。ふらりと立ち寄ることのない店。
「カシュ・カシュ」とはフランス語で「かくれんぼ」の意味らしい。

20年前に、東京からご主人のふるさと新見に帰ってきた夫婦の営むアトリエ。
布と木を使った雑貨作りと販売を。特殊な木でなくありふれたものを利用。

ネットでなく「フェイス to フェイス」が信条とか。ほとんどオーダーメイド。
量産を要求されるネットでなく、一品づつを大切に手がけたいと明確なポリシー。
20年も続くには、それなりの理由があると確信。
センスとご主人の設計力で、市内の理美容店の内装の実績も。

立ち話のため、深い話は出来なかったものの、「子育て」に生き方を感じました。
やりたいことをやらせたいとの親心あり。3人の子育てにご苦労も。
迷いながら、経済的に困窮しながら、4人の娘に進路を任せた私に共通点が・・。

    

 隣町で開業の医師から「今から時間がありますか?」週初めの昼前に電話が。
ウィークデイのため、午後も診察があるのでは?と不審に思いながら、待ち合わせ。

理由は、市内南部にある施設に入所の母親の見舞いのためでした。
午前と午後の診察時間の合間を縫って、昼休みのトンボ帰り。往復1時間です。
お見舞いに頂いたのは、ガラスの器に生花を乾燥・封入したボトルフラワー。

生花が好きだと書いた 私のブログを忘れず、届けてもらった逸品。
昔 この病院に通院していた96歳の母親のための心遣い。
頂いた花も綺麗ですが、先生の気持ちに感激していた母親に私も嬉しさ一杯。

その医師は、隣の真庭市の北房・呰部で整形を得意とする「さとう医院」佐藤院長。
診察室から漏れる先生の大声は有名。耳の不自由な年寄りの患者には好評の病院です。
ファンは新見市に多く、1時間掛けて通院する人も多いらしい。
 
誰かのために一所懸命に尽くす人は、この時代珍しい人たち。
でも そのことを知っている人は必ずいるもの。捨てたものではないとも思う私。
古希にして、あらためて、仕事の大切さと人間関係のあたたかさに気づきました。

画像   アトリエ カシュ・カシュ
     頂いたボトルフラワー
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