元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「A級、B級、C級グルメ ツアー」

2012年04月25日 | 食べ物、飲み物
休日 広島に。
彼岸にも命日にも行けなかった義父の墓参りです。

墓参りのついでに、行くところが数か所。
かみさんの幼馴染が経営するラーメン屋に顔を出すこと。店は皆実の「来頼亭」。
雨にも関わらず行列。こってりのスープは病みつきに。焼き豚は少し濃いめの味付け。
広島には珍しく「とんこつ醤油」の老舗。カープの選手たち御用達?
店で食べるだけでは物足らず、お土産用を5食も持ち帰り。

マスコミで話題のロールケーキ「堂島ロール」を求めて三越にも。
他の店では行列ができるほどなのに広島では夕方まで在庫あり。
もう一か所ケーキ屋「モーツァルト」にも。昔通った店。
コーヒーとケーキ2個のセットがあり、女性には嬉しい配慮。時代の流れ?
北海道フェアーで「ロイズ」の生チョコも懐かしくついつい買うはめに。

夕食何を食べるか、迷った末に回転寿司に。 
ネットで探した広島ナンバーワンの店。「そごう」の地下の「市松寿司」。
聞いてみても、人気投票でトップだということを知らないお店の寿司職人。
寿司ネタの中で、春らしく桜の花が乗った鯛が季節を感じさせます。
上位ランクインの理由は、工夫とネタの新鮮さ。そこが若い人にも受けたのでしょう。

広島土産の定番「もみじ饅頭」と吉兆庵の新作「黄金の梅」を母親に。
吉兆庵は母親の大好きな果物をうまく菓子にした店。岡山が本店ですが。

     

広島から帰った翌日の朝、東京の四人の娘から一斉にメールが。
何か事件か人身事故かと一瞬慌てましたが、そうではありません。
「隣の国にみんなで出かける」との楽しそうな内容。
焼肉とエステを姉妹で楽しむつもりかも?

画像  来頼亭の持ち帰り用ラーメン
     吉兆庵の「黄金の梅」
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「人間だけの罪? 地鎮祭」新築物語⑧

2012年04月20日 | 住まい、場所
晴れの続く中で、たった3時間ほどの大雨の時、「地鎮祭」を挙行。
それは家を建てるときのセレモニー。雨のため建設会社がテントを準備。
地の神を祭り、無事故を祈願するのです。

私たち夫婦は正装、母親も着物姿で威儀を正します。
「エイ、エイ、エイ」の掛け声で、盛った砂に鋤と鍬を入れます。
神職さんのリードで、玉串も。

神職の訓話が記憶に残りました。
「生き物の中で、土地に日が差さない家を建てるのは人間だけです。」
「この敷地に自然が残るのも、あとわずか。人間の我がままを地の神に詫び、祭るのが地鎮祭」」

地鎮祭が済むといよいよ、工事も本格的。
土地のレベルを計り、基礎工事が始まります。
平屋のため、基礎も屋根も二階建ての倍。経費もおよそ倍。

そして棟上げ。5月の連休明けを考えています。

いまどきは少ない餅まきを予定。餅は本来なら家で搗くのですが、仮住まいのため断念。
餅投げは子供たちの下校時以降の時間設定で、ギャラリーを増やしたいもの。
餅を依頼すると一斗がおよそ1万3000円、三斗の予定ですからもち代だけで4万円?

職人さんへの祝儀や祝いの膳など総額は一体いくらに・・・・。
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「朋 遠方より来るあり」

2012年04月12日 | 友人たち

勤務の休憩中、女性から「お友達から電話がありましたよ。メモを見てください」
学生時代の友達の名前と電話番号が書いてあります。

さっそく携帯に電話。聞き覚えのある声。40年ぶりに聞く声なのに、すぐわかりました。
「今度 米子に行くのでその途中新見で会いたいのだけど・・・」
彼は四国の愛媛県宇和島に住む医者。

昔 オーケストラで一緒に演奏した仲間です。
バイオリンを弾く彼は、優しい気持ちを持つ仲間。
パートリーダーとして、初心者たちの面倒をよく見ていました。

日曜日 駅に迎えに行くと一目でわかりました。
印象が少しも変わっていません。昔のまんま。
経済学部を卒業後、あらためて他大学の医学部を受けなおした変わり種。
優秀なやつは何をやらしてもできるものだと思った仲間の一人。

珈琲屋「あるれ」で話した後、「更地」にした我が家の建築予定地につれていきました。
私の生まれ育った田舎を見せたかったから。
母親に紹介し、「梅と桜の咲く私の好きな景色」を彼もいいところと気に行ってくれた様子。

駅前の店で新見名物の「さば寿司」を「美味しい。美味しい」と食べてくれます。
あまりに褒めるので、お土産に一本持って帰ってもらうことに。
再会を約して別れました。

宇和島に帰って、丁寧なお礼のメールが。
奥さんもさば寿司が好きなようです。
心も体も温かな日曜日の出来事でした。

画像 岡山シンフォニーホール
    昔はここでなく市民会館が定期演奏会の会場でした。
    市民会館は収容人数も少なく、音響設備もプアーでした
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「やっぱり涙!実家解体」新築物語⑦

2012年04月10日 | 住まい、場所
建て替えのための旧実家解体。

2日間にわたる瓦の撤去。
すべて手下ろし。分別のために一挙の解体ができないのです。
端の鬼がわらなどの珍しいもの、家紋を焼きこんだ特注瓦は残すことに。
屋根から下ろし別な場所に保管。魔よけの飾りに考えています。

天井裏の高いところから、珍しいものが出てきました。
大工の棟梁が書き遺したらしい家の平面図。煤けた大きな板です。
昔の棟梁は頭が良かった証拠。
差金と板書きの図面だけで家を建てたのだから。

板に明治28年と記してありました。
当時の主は、私の祖父の父親。その名前も。
柱に縛り付けた俵も6個。中はおびただしいお札(ふだ)の束です。
信心深い先祖が、家内安全を祈願したもののよう。

解体3日めから、重機が入り一気に引き倒したらしい。
私が帰宅した夕方には、哀れな形で家の残骸が雨に打たれていました。
母親は、布団の中で落ち込んでいました。
私も少なからずショック状態。思わず涙が・・・。

覚悟していたとは言え、眼の前から永年住んだ家がなくなったわけだから。
母親は思い出そのものがなくなったと感じたようです。
祖父や父親と一緒に住んだ時間が長い母親には「残酷な」解体。

1週間で建物をすべて撤去し、整地した我が家の跡地は自分の家ではない感じです。
次は地鎮祭、棟上げと忙しくなります。



画像 解体中 瓦を先に下ろします
    解体中の昔のタイルの流し台
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