元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

新幹線「岡山⇔新潟 15時間」の旅

2018年02月24日 | 住まい、場所
久しぶりの新潟。新幹線を乗り継ぎようやく到着した燕三条駅。
駅に降り立った時、雪の多さにびっくり。
車道の雪は溶けているものの、除雪してない歩道と道べりの雪の壁。

駅から5分ほどのホテルへの道の雪に、足をとられる始末。
周りを歩く人は、慣れているのか早足に通り過ぎます。

チェックイン後、ホテルで居酒屋の場所を聞き、再び雪道を店まで。
目指す駅近くの店が、雪の中に見えほっとする瞬間。
大きな白壁の建物が、ライトに浮かび幻想的です。

水産会社の経営する店で、地酒と郷土料理が「売り」らしい。
地元のことを知らない私は、お店の人の情報が頼り。
店長にお願いし、お薦めの地酒を聞きました。

日本海産の厚切りの刺身と天ぷらで空腹を満たします。
普段は焼酎のみの私でも、お酒が恋しい夜。
雪景色と地酒が、身も心も開放してくれます。

     

翌日、地元企業の経営陣との話も和気あいあい。
素朴でまじめなひとたちとの、信頼感が高まる実感あり。
災害の少ない「晴れの国」岡山への進出を決めてもらっている会社です。
新工場への応募者増加の促進が、私の仕事。

前々職の民間の会社の出先が、新潟と長岡にあり、よく通った時代も。
又 長女の婿も新潟出身で、親近感を感じるエリアです。
美味しいお酒と肴は、「酒好き」になる必然が・・。



職場へのお土産は「笹だんご」と決めていました。
昔からの素朴な味と、手の込んだ包み方が印象的なだんご。
私自身へは、雪に晒した唐辛子を熟成させた香辛調味料「かんずり」。
かみさんには、少し奮発して、レアもののチョコレートと柿の種クランチ。
ベルギー産チョコと吟醸酒のコラボは「珍品」。人気が高い土産。

魚沼産コシヒカリをじっくり味わう時間はなし。
昼に食べた鮨に入っていたかも?
趣味の米つくり2反5畝の「私の米」と比較したかった。
山間部できれいで冷たい水で収穫した米は、共通点があったはずだから。

家に帰り着いたのは23時。
心地よい疲れで、風呂で寝そうになりました。
「善意の人たち」と会えた旅は最高でした。

画像   地酒
     ホテル前の雪
     「かんずり」とチョコレート
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当世「東京 子育て事情」

2018年02月14日 | 娘達・家族
三連休 次女と孫娘との「たっぷりの時間」を過ごしました。

「昨日 急に思い立った。」と次女親娘が東京から我が家に帰省。
「新幹線に乗りたいー。」との孫の希望で、新幹線と伯備線の乗り継ぎ。
駅に迎えに行くと、6時間の「長丁場の旅」で娘は疲れた様子。
改札口に現れた孫娘は、2歳3か月。再会はおよそ10カ月ぶり。

娘のインスタグラムで、成長ぶりを毎日チェックしている私。
しかし ここ数日一緒に暮らして、インスタではわからない「想定外」が沢山。
驚いたのは、孫娘の言葉の使い方とボキャブラリー。

お菓子を選ぶ時「迷うなあー。」、仮定の話のとき「もしかして?。」
食事の時間、箸を持ち「皆さんご一緒に!いただきます。」を言えと私たちに強要。
反省は「ごめんなさい」だけでなく「ごめん、ごめん。」
私の青い車を指して「ブルーだね。」紫色は「パープ!」(パープルと発音?)
ママに禁止されているユーチューブの番組を見て「ママにばれる?」

周りの大人の話や言葉遣いを聞いて覚えているのでしょうが。
発言のタイミングと使い方が、なんとも絶妙。思わず笑いました。

又 スマホを操作し、ユーチューブで登録した番組を次々に観る孫娘。
LINEのテレビ電話のオン・オフは当然。
アプリで「動物の被り物」を顔に重ねて通話も。

幼児教室に通い、学習と運動を。団体行動と母娘分離の準備らしい。
わずか2歳で英語教室も。聞いた通りの発音ができる幼児期がチャンス?とか。
私たち夫婦が(ほとんどかみさんですが)が四人の娘を育てた時代と大きく変化。
娘たちの子供時代をよく覚えていないけど、こんなに早熟ではなかったはず。

突然の娘の帰省により、久しぶりの三世代の生活。
「引っ越し」前に、家事を離れ「鋭気を養い」に帰った娘。母親に甘えたかったのかも。

新宿から、リフォーム後の池袋のマンションに転居予定とのこと。
リフォームと言っても、2フロア「ぶち抜き」の「吹き抜け」は、戸建ての「二階」風。
婿の父親の持つマンションだから、自由なレイアウトができたのでしょう。
「お父さん・お母さんの泊まる部屋も準備したから」と娘の優しい言葉。



孫と遊んだ3日間は楽しい反面、疲れも感じました。
しゃべりっぱなしで要求も多く、守りが大変。娘の忙しい毎日が想像できます。
娘 曰く「お母さん、よく四人の娘を育てたね!一人でも大変なのに。」
かみさんの返答「覚えてないけど、何とかなるんじゃない?」

人間の生きる目的の一つ「DNAの継承」の孫の存在は嬉しいもの。
娘と孫を「守らなければならない」と思った連休でした。

画像   雪を珍しそうに見る孫娘
     町田駅  新百合ヶ丘に住んでいたとき遊びに行った街
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「老後は何時から?」→「今かも!」

2018年02月06日 | 日常
よく言われること。「老後のための貯金」「老後の収支計画」。

私にとって、老後とは何時のこと? もっと先の話?
そう思っていた自分が、突然気が付いたことは「今がまさにその時?」

昔 子供のころ、60歳は年寄りで「おじいさん、おばあさん」のイメージ。
しかし 自分がその歳を越し、70歳を迎えようとしているのに、老人意識はなし。
新聞・ニュースで70歳の人たちの事件・事故を聞くと「ああ、老人のだ。」と思うのに。
自分がその年齢なのに「自分以外は老人、私は違う」と思うこの矛盾。
矛盾に気が付かないことが、まさに老人であることの証明です。

体力は急降下、夕方には疲労感があるフルタイム勤務。
製造業・安定所・市役所と切れ目なく働き続けて45年。
「退職」意識がないためか、「今 老後のまっただ中!」に気が付きません。

「老後」を考えたきっかけは娘の一言。「えー、お父さんてそんな歳?忘れてた。」
母親との年齢差があるためか、父親の年齢を意識してなかったらしい。

子供に遺す預金や株券などは一切なし。
生活費を、厚生年金や企業年金、かみさんと稼ぐわずかな給料で賄う家計。

今が老後なら、「健康体に感謝し、動ける間に旅行し、買い物をする」。
お金が貯まっても健康を損ねたら「やりたいこともできない。」ため。
そう思った瞬間、目の前の「景色」が少し変わりました。

かみさんと一緒に出掛け、美味しいものを食べることは「浪費」ではない。
そのために、今まで頑張ってきたのだからとの「口実」ができました。



土曜日、鳥取の境港に寿司を食べたくてドライブ。
突然思い立って、雪のちらつく中を2時間。港に近い回転寿司。
今のシーズンの新ネタは、ノドグロの炙り・ほうぼう・カニなど。
でも私が好きなのは、マグロ・エビ・ウニ。中トロも同じ値段だからか、ネタの薄いこと。
アサリの味噌汁・茶わん蒸しなども。二人で20皿、満腹です。店の名は「すし若」。

他に立ち寄ったのスーパー2軒。「プラント5」「米子イオン」。
激安のお菓子をゲット。200円を切る「スニッカーズ」、「「むき栗」「ゼリー菓子」。
母親の好きな生花も。山陽側に比べずいぶん安い花々。

帰途 県境の明智峠や岡山の千屋は猛吹雪。風で舞い上がる雪の国道。
でも満足感で、気持ちは「ほっこり」。楽しいドライブでした。



隣で働く若い同僚の「老後の定義」は、年金以外の収入がなくなった時だとか。
確かに理にかなっています。となると「私はまだ、老後ではないのかな?」


画像   境港の回転すし すし若
     ネタは小さいけど安くて旨い
     毎年取り寄せの 瀬戸田産のネーブル 一番好きな果物
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