元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

孤独死と総選挙

2014年12月20日 | ふるさと
週明け葬儀が一つありました。
孤独死です。88歳の男性が浴室で死亡。発見は2日目。
身内はいるものの遠隔地に別所帯。痛ましい死。

独り暮らしの老人には、起こりえる可能性。他人事とは思えません。
集落内を見回り、思いやる福祉委員制度はあるものの、細部は不透明。
女性の場合、独りでも掃除・洗濯・炊事は難なくこなすが、男性にはハードルが高い。
私も含め、男性は自立する意志と経験が必要です。

折しも実施された衆院選挙。
私たちの住む町にとって、景気浮揚もさることながら、過疎への対策は急務。
万が一の場合の医療体制は、田舎に住む必要条件。夜間のドクターヘリは必須。
企業誘致は必要だが、若年層だけでなく、シニアの働ける求人にも要望は大きい。

A級でなくとも、地元の米や野菜を消費してくれる仕組みも必要。
併せて、軽作業や田舎料理の調理の求人も。
シニアには誰かのために働ける「生き甲斐」と小額の年金を補う小遣いも必要。

域内にあるのは多くの遊休施設。中でも統廃合によって生じた廃校群。
地元のホテルや旅館と競合しない宿泊客層をカバーできるかも。
多くの教室を改装した「合宿所」がイメージモデル。
その運営をシニアが担うローコスト体制。

どういう目的で誰を泊めるのか?
田舎に来てもらう魅力は?動員方法は?
どんな運営母体が必要なのか?

やがて都市部にも起きるであろう超「高齢化」。
政治は真っ先に、切羽詰まったこの田舎を照らしてくれるのか。
他人に要望するだけでなく、私たちそれぞれに課せられた行動力が問われます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「男子誕生、初孫は・・・」

2014年12月10日 | 娘達・家族
近くのクリニックで出産した長女と産まれたての初孫が退院。我が家に帰ってきました。
一週間前、男の子が産まれました。予定日より一週間早い出産。

その日の早朝、娘の部屋に灯りが見えます。
不思議に思い、声をかけると「産まれるかも」と苦痛の長女。
すでに病院には電話をし、夜明けとともに病院に行く予定とか。

かみさんが病院に連れて行きます。
陣痛の間隔がもう5分間だとか。着いた時には3分間隔で、すぐに分娩室に入ったらしい。
気になりながらも出勤。

初産のため産まれるのは午後くらいかとのんびり。
ところが10時半に「産まれた」とLINEで連絡が。
産まれてすぐの子供も写っています。
なんと出産した長女が自分で写真も撮り、自分で発信。
これには驚きました。何という時代。何という娘のタフさ。

驚いたことがもう一つ。
孫の父親(婿)がその日の午後、新幹線で病院にくるらしい。
出産に立ち会う父親が増えたとは聞いていたが、まさか当日本当に来るとは。
私も職場の好意で午後半休し、婿を迎えに駅に。
初めてわが子に会った婿の目に光るものを見たとき、こちらも感動。

次の日は婿の母親が7時間かけて、見舞いに駆けつけ孫と対面。
こちらは慣れたもの、嫁の娘をねぎらってくれます。
夕方 近くの店で、私たち夫婦と婿と婿の母親4人で祝杯。美味しい酒でした。

多くの人に祝福を受けて我が家にかえり、眠る孫。
じわっと実感がわきます。家に帰るのが楽しみです。
正月明けに、東京に帰る娘と孫。それまでに精一杯抱いてやりたいものです。

無神論の私でも、さすがに安産を神に祈りました。孫の誕生に感謝の気持ちがあふれます。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「初雪と入院の母」

2014年12月03日 | ふるさとの母親
昨朝はうっすらと雪化粧の景色。寒いはずです。

庭の木々や植物の葉の部分に雪が積もり美しい朝。
地面には積もってないのが、いかにも初雪らしい。

早朝出勤のかみさんは、車を暖めるため、早めのアイドリング。
私の車もかみさんの車も、まだスタッドレスタイヤは未装着。
週末二人でタイヤ交換に行かなくては。
なじみの車屋さんで、一台2000円。15分位で完了です。
昔は、降雪時にチェーンをはめていた時代「昭和は遠くなりにけり」。



ここ2週間入院している母親。
血液検査やCTで、肝臓や胆嚢の機能低下が見られたから。
92歳になると、ちょっとしたことで病状が変化。
嘔吐や発熱で点滴中。吸収できるカロリー数は大幅ダウン。
今は落ち着いています。

主治医の判断で退院延期。もうしばらく様子を見るとか。
それを聞き、母親はがっくり。
周りも病人ばかりのため、気が滅入る様子。

ただ それでも 個室よりは大部屋を好む母。
他の患者を訪ねてくる見舞客の様子を見、漏れてくる話を聞くことで気が紛れるとか。
「あの人には見舞客が多い、この人には少ない」と噂話。

雪の積もった家や庭のスマホの写真を見せると嬉しそう。
本格的な冬の到来の前に退院出来ればいいのですが・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする