元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「ペット?瓜坊!」

2010年06月30日 | 好きなこと、もの
昨日 知人の議員さん宅を訪問。
珍しいペット?(動物)に会いたかったから。

今年の冬 この家で不思議な小動物に会いました。
産まれて間がない「瓜坊」、イノシシの子供です。
両手に乗るくらいの大きさ、眼がよく見えてないころ。

五か月経って、想像以上に大きくなっていました。
体重は16キロに、もうイノシシの野生の片鱗も。
頭を振って、猪突の構え。イノシシの子はイノシシ。

体のあるところを触ると、警戒心からか総毛が逆立ちます。
別のところを触ると、気持がいいのか寝そべるそぶり。

初めて見た知人を多分親だと思っている様子。
でもこれ以上大きくなったらどうするのか、少し心配。

田舎ならではの、動物とのふれあいです。
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「夏の餅」

2010年06月28日 | 食べ物、飲み物
帰省した弟のたっての要望で餅をつくことに。

暑い夏に餅をつくことは、ほとんどありません。
祝い事などイベントも少ない時期、その上餅も日持ちがしないから。
まして梅雨時は、カビの温床になります。

温度・湿度が高いためか、固くならずすべすべしています。
夏に雑煮を食べることになるとは。

母親に言わすと、嫁いで60年、この時期の餅つきは初めてとか。
出来上がった餅を小さく千切るのに、やけどをしそうと母親の悲鳴。
丸めるのにも熱くて、汗が噴き出ます。

我が家で食べるには多すぎて、さっそく近隣・知人に配ります。

畑で採れた大根・ねぎなどの野菜でつゆを。
防腐剤などの添加物の入らない餅を食べる幸せ。

弟も私も大満足です。
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「高校時代」

2010年06月25日 | 友人たち
勤務先にプライベートの電話。
高校卒業以来会ってない同級生からです。

「来月初旬 同窓会を開くので出席してくれませんか?」と同級生。
私「その日は、集落の川掃除があるのでちょっと・・・」
同級生「その日は市内の多くの地区で掃除があるのは知っている。遅れてもいいけど・・・」
私「じゃあ、出席にして下さい。」

高校の同窓会に出席したことがありません。
岡山で学び、そして浜松の会社に就職、全国エリアへの転勤族。
同窓会の案内をもらったことはありますが、欠席しました。
学生時代はオケの合宿にかちあい、社会人では遠隔地すぎて、出席なし。

この時期の同窓会、それもかなりの学年に亘っている集まり。
勘ぐると、参院選直前のため、選挙に絡むことかな?とも。

高校卒業後もう40年以上。
火事で校舎がまる焼けの経験も。
夏暑くて冬寒いプレハブ校舎の高校生活。

会いたい友もいます。
同じ大学に入り、オケにも入部したあと、消息不明の友人。
喧嘩をしてともに謹慎処分を受けた友人。
当時の先生たちにも。反発したり、心酔したり・・・。

ホンダのベンリイ125ccのオートバイで通学した高校時代。
アンパン帽子、ラッパズボン、かかとを踏んだ靴でいきがっていたころ。
懐かしい時代にタイムスリップするかも知れません。

画像  新見高校2年生?丸坊主が可愛い?(昭和41年?、後ろに建築中の校舎が)
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「父親の想い」

2010年06月22日 | 娘達・家族
岡山から帰ると、宅配便が。
東京に住む3人の娘たちからの「プレゼント」。メッセージカードも。
中は、コーヒー豆。それもブルーマウンテンとモカマタリ。

「母の日」と異なり、多少商魂臭い「父の日」。
でも 贈り物は嬉しいものです。
3人で集まり、食事をしながら、何を贈るか決めたようです。

娘たちとの関係は、母親と比べ希薄なもの。
過ごした時間の絶対数が違うから。
娘たちの学校の参観日に出たことがありません。
進路や学校の選択もかみさんと娘たちが決め、私はほぼ事後承認の形。

ただ 就職や仕事観については結構話しました。
男親のほうが、社会や仕事については詳しいと思ったから。
就活のテクニックや採用側の立場も説明。役に立ったかどうかはわかりませんが。

教育費や経済的支援にも悩みました。
東京の私立の学校の授業料や生活費はサラリーマンにとって、大きな負担。
でも 嫁入り支度よりも、教育の必要性を感じていたから・・・。

3人とも年ごろの娘たち。
しかし 誰一人として結婚話を持ち出しません。
付き合っている人はいるらしいのですが。
孫の顔を見る喜びより、嫁入りの寂しさを味わいたくないのが本音。
父親の身勝手さは十分わかっていますが。

来年は、四女も東京の学校に行く予定。
四人がすべて東京住まいとは考えてもいませんでした。
助け合って生活してくれれば、親として安心です。


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「体調」

2010年06月19日 | 日常
嫌な季節です。

昨年 湿気でカビだらけになった我が家。
クリーニング代に大枚をはたきました。
昨年の愚を繰り返さないように、除湿剤などの工夫が必要。
エアコンの無い我が家には、選択肢は他にはありません。

片や農業にとっては、豊富な水は必須。
満水にした田んぼで苗がずいぶん伸びました。

水に対して、矛盾する人間の欲望です。

不調な天候故か、この時期に何と「夏風邪」を。
微熱は下がったものの、のどの痛みや咳が止まりません。
相談窓口で何年かぶりのマスク。もう2週間も。
息苦しさを覚えながらも、相手への配慮をしなくては。

お陰で、待ち遠しい週末。
しかし 休みの日も結構イベントが。
神社の総代会、近隣の川掃除、夏祭り、同窓会、そして参院選挙。

今日は、久しぶりの岡山での休日。
デザイン志望の四女の受験準備も気になります。
午後は、旧い友人の「散髪屋」でカットを予定。

「日残りて昏るるに未だ遠し」
まだまだやることがあります。老けこむわけにはいきません。

画像 新見駅前の高梁川(橋の上から上流を望む、見えませんが右岸に私の職場も)
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「重森三玲」の世界

2010年06月16日 | 好きなこと、もの
研修旅行中に訪ねた「重森三玲記念館」。
小さな建物に書画などが。

重森三玲は、昭和を代表する造園学者です。
日本の庭園に大きな影響を与えた人。
吉備中央町の生まれとは知りませんでした。

哲学的な石組みの意味合いは、素人の私にはわかりません。
茶道や華道の奥義を極めた人ならでは、庭の設計だったようです。

凡人の私の好みとは異なる世界ですが、シンプルさは理解できます。
元 重森の生家にあった18歳の処女作を見ました。
「海と陸」を抽象化したものらしい。

三玲展が、秋開催の岡山県の国民文化祭の地元のメインイベントに決まっているとか。
新見市では、ミュージカルと「たたら」がテーマですが。

岡崎嘉平太や重森三玲など偉人を生んだ吉備中央町。
私も近くに住みながら、初めて訪れた地。
多くの人に知ってもらいたい町です。



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「研修ツアー」

2010年06月13日 | 日常
今日は研修旅行。
職場ではなく、総代を勤める八幡宮の協議会のメンバーたちと。

岡山県のほぼ中央に位置する、吉備中央町を訪問。
吉川八幡宮に参拝し、宮司や総代長から祭りや運営を学んだのです。

ここでも氏子数の減少は悩みでした。
祭りのしめ縄などの技術継承や稲わら不足が起きています。

驚いたのは、本殿・拝殿の解体修理の費用と年月。
3年間の歳月と、3億円が費やされたとのこと。
伝統の維持・保存には、莫大なコストが。

     

吉備高原都市構想についてもレクチャーを。

岡山県の財政が豊かだったころの計画の壮大さと現実のギャップは深刻です。
数千億の投資にもかかわらず、道路網や建築構想は未完のまま。
広い宅地開発地区にわずかに点在する新築の家は哀れを誘います。

将来を見通す力のない人間が権力をもつことは罪悪です。
本当に必要なものを見極める力の必要性を痛感。

救いは、日中友好の礎を築いた「岡崎嘉平太」氏の記念館にありました。
この地に生まれ、100回以上も中国を訪れ、関係力強化をはかったとか。
復元された書斎を見て、シンプルな生活と情熱に思いを巡らせました。

     
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「ぶっかけそうめん」

2010年06月09日 | 食べ物、飲み物
麺類大好き人間には、夏にも楽しみが。
「そうめん」の季節だから。

もちろん「手延べ」は、腰があり「のど越し」が最高。
しかし 価格が高いのが難。

最近 ダシに付けるオーソドックスな食べ方に少々飽きが。
ぶっかけ風に、ひたひたのダシ汁で食べています。
この時、味が濃い「つゆ」は食べられません。
醤油味は薄く、ダシが効いたものが美味しいのです。

倍以上に薄めるタイプはお買い得ながら、ダシが薄まるのが欠点。
最近増えてきたストレートタイプ。贅沢な時代です。

数タイプ買いこみ試してみましたが、ぶっかけに最適な「つゆ」はこれ。
「汁まで飲み干せます」この言葉通りの「つゆ」。
置いている店が少ないため、見つけると買いだめします。

ちいさいころ、そうめんのつゆは「川魚」でとっていた記憶が。
「アユやハエ」など竹串に刺して、干していたような気が。

食欲のない時や暑い時にそうめんは「絶品」。
「よくぞ日本に生まれたり」の実感の味わえる食べ物です。 

画像  東丸のぶっかけそうめんつゆ(スーパーで198円~238円) 
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「中核人材」

2010年06月05日 | ビジネス
高校時代の友人から、夕方近くに電話が。
「話があるので、帰りに会社に寄ってくれませんか?」

新見の主要産業の石灰の製造会社の役員です。
40年ぶりの会話。
お互いの近況と家族の状況の情報交換。
娘が4人だと言うと驚いています。

「将来会社を担う人を紹介してくれない?」
コンピューターと経理の解る人材が必要だとのこと。
前日 この会社の人事担当者に優秀な求職者の存在を話しました。
この報告が役員の友人に上がったらしい。

友人は、私が「就職支援ナビゲーター」をしていることを知っていました。
しかし 登録の数百人すべてのプロフィールを覚えることは不可能。
でも優秀な人たちは記憶にあります。

経験や資格は大切ですが、私が重要視しているのは「人柄」。
能ある鷹は・・・。優秀な人は謙虚。
あえて自分を大きく見せなくても自信があるからでしょう。

正式な求人票を提出してもらうことで、別れました。

事業主が求人を出し、希望者が応募する通常のパターン。
でも優秀な人には、その能力に応じ求人を出してもらうのが理想です。
雇用は大きな投資。先行投資の典型です。生涯賃金は莫大だから。

地元の企業と求職者に貢献できる仕事に満足感を感じた夜です。

画像  新見市内への入り口 水舟周辺(朝の通勤途上、高梁川がきれいです)



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「命日」

2010年06月02日 | 娘達・家族
6月には、悲しい思い出が。
30年前 交通事故で父親を亡くした月。
出張中の私は、出先で訃報を聞きました。

締め切り直前に、周りに推されて田舎の議員に立候補。
当選後 数カ月も経たない雨の日に、車でがけ下に20メートル転落。
58歳の若さでした。

私の一番の親不幸は、かみさんや娘たちの顔を見せられなかったこと。
息子の私の縁談話で母親と知人を訪ね、依頼して歩いていたそうです。
結婚話に耳を貸さなかった私の「幼さ」。

セメント会社を定年退職後、県の出先に数年間勤務。
そして わずかな議員生活が最後でした。

寡黙な父親。少しの酒で顔を真っ赤にする下戸。
怒ったことも記憶にありません。
たった一人の娘(妹)を特に可愛がっていた記憶が。
妹の進学のため、下宿先に荷物を届けた帰り道は寂しかったらしい。

数年後 父親の準備していた着物姿の妹の披露宴。
父親代わりの私は、涙が止まりませんでした。一目見せてやりたかったから。

父親の亡くなった歳を数年超えた私。
議員になり何を目指していたのか?
もっと話をしたかった父親です。

その父親の命日が数日後です。 合掌。
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