元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「娘のフォント(書体)」

2010年09月29日 | 娘達・家族
パソコンの数十種類のフォントの数々。
選ぶのに困ることもあります。
でもいつも 結局 明朝かゴチックかの選択くらいに終わりますが。

「新フォント創作」は、四女の通う画塾での課題でした。
美大受験のために塾の講師にしごかれる毎日。
夏休みの課題選択と製作に苦労したようです。

テーマ設定そのものが塾の生徒の課題。
出しても出しても却下される夏の特訓だったようです。
なぜそのテーマなの? コンセプトは? 差別化は?

繰り出される質問に、立ち往生の娘だったらしい。
塾の仲間のテーマが次々に講師に承認され、焦る娘。
やっと了承をもらったのが新フォント創作。

テーマ選択後は、緻密な作業だったようです。
方眼用紙に こつこつハンドで書き込み、スキャナーで読み込み。
延べ二週間にわたる工程。
でも テーマ設定までの苦労に比べれば、苦ではなかったらしい。

先日の岡山訪問時に完成品を見せてくれました。
(達成感からか ちょっと誇らしげに見えた娘の表情、そう見えたのは私の思い込み?)

画塾の指導といえども、まさに会社での「事業化」の考え方そのもの。
塾生に考えさせ、差し戻し、思考の結晶化をさせる塾講師。
美大卒業後、必ず味わうビジネス社会の苦しみを事前体験です。

テクニック養成だけではない画塾、高校では味わえない?勉強です。
合格までの苦しみが、娘を成長させてくれそうです。
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「キムチ鍋」

2010年09月26日 | 食べ物、飲み物
急速な冷え込みで欲しくなる食べ物。
それは「鍋」。

あの暑かった初旬から一転、寒いほどの朝晩。
同じ9月に「アイスクリーム」から「鍋」を囲む気候の激変。

久しぶりの岡山。夜の献立にキムチ鍋。
本来ならば豚肉を入れるのでしょうが、魚になりました。
私があまり好きでないから。

魚は、好物の「鯛」です。
刺身は鯛よりマグロ、でも焼いても煮ても美味しい「鯛」。
骨がかたく、刺さらないように気をつける必要のある「鍋の鯛」。

鍋には何を入れてもいいのですが・・・。
娘の好きなソーセージも。
もちろん野菜はたっぷり。大量の豆腐はキムチ鍋には欠かせません。

スープは市販のもの。
我が家は、モランボン製。
もう少し辛くてもいいのですが、家族からブーイングが出ない中間のもの。
この会社のトマト鍋スープは新商品。まだ試していませんが。

涼しさを通り越し寒い夜。
今年は秋がなさそうです。
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「バリューム検査の功罪」

2010年09月23日 | 日常
職場の友人が緊急入院。
数日前からお腹が痛いと言っていました。
半休して病院に行くと即入院を言われたらしい。

緊急入院の病名と原因を聞き唖然。
腸の炎症で、原因は健康診断で飲んだバリュームだとか。
まさかの事態。

健康診断で検査のために飲む材料が、軽度とは言え病気の原因。
バリュームの一部が腸の中に残っていて、炎症の原因になった模様。
内視鏡を飲みこむよりは楽と思っていましたが、こんなことが・・・。

健康維持のための検査行為が、体を痛めるとは驚き。レアーケースでしょうが。
対策は、下剤と水分を大量に摂り、早期に排泄することでしょう。
通常はあり得ない今回の「事故?」。

新しい職場での健康診断では、新検査項目も。
目の焦点を合わせる検査は初めて。
ピントが合っているかどうかもよくわかりません。

岡山の大手の病院から来た検査グループ。
同年代の医師が、中学校時代の友人の名前を出して「知っている?」
私がふるさとに数十年ぶりにUターンしたと聞いての質問です。
その友人は、病院の副医院長だとか。彼は優秀な同級生でした。

職場の健康診断は久しぶり。
少し高めの血圧と高脂血症は友人の医師に指摘され、現在軽い薬を服用中。
それ以外の病気がないように祈るばかり。
メタボについては十分に自覚症状がありますが(笑)。

画像  検診車(バスが2台もきました。同じ省庁の出先事務所前で検診)
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「敬老精神」

2010年09月20日 | 日常
地域の敬老会に行った母親が、にこにこ顔で帰宅。
たくさんの食べ物と特別にもらった金一封が理由です。
米寿のお祝いを市長から直接手渡しされたらしい。

我が家では米寿の祝いはしませんでした。
母親の還暦・古希・喜寿・米寿のお祝いはすべてパス。
本来ならば私たち兄妹で企画して、感謝を表すものらしいのですが。
もちろん自分の還暦祝いもなし。60歳で赤いちゃんちゃんこなんて・・・。

母親のもらえるのは遺族年金・国民年金・軍人恩給。
昔の年金受給者は結構もらえるもの(母親の受給する遺族年金も相当なもの)。
私の満額時支給の厚生年金とそう変わりません。
収支を考えずに設計された?年金制度のおかげでしょう。

亡くなった親の年金をねこばばする不逞の輩の気持ちもわからなくはありません。
勤務先の就職コーナーに展示される求人の安い給料と変わらない金額だから。
懸命に働いて年金と同じくらいでは、労働意欲が湧かないのも・・・。
と言っても、親世代への依存体質に問題もありますが。

リッチな老年世代に対し、未来に希望の少ない若い人たち。
政治に代表される老害は、「敬老精神」を生みません。
過去の成功体験に縛られ、進化をしないお荷物世代になっては と自戒。

還暦を過ぎても、仕事や奉仕活動を通じ、社会と繋がっていたいものです。

画像  合併前の町舎(今は支局と名を変えました。人も権限も減りました)
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「間引き菜」

2010年09月17日 | 食べ物、飲み物
涼しくなると、食卓に並ぶおかずが。
それは「間引き菜」のおひたし。

撒いた大根の種から、数センチ伸びた葉を茹でたもの。
間引いたものを捨てずに食べるのです。
ゴマをちりばめ、醤油を垂らします。
素朴な味です。私の大好物。

「間引き菜」を食べると健康になると言われる理由は・・・。
多分涼しくなって、夏バテも解消できる気候になったことの象徴?
ビタミンCがあることは事実です。
野菜の端境期に考え出された先人の知恵でしょう。
浜松の小料理屋では「抜き菜」と呼んでいました。

夏から続く田舎料理もあります。
味噌で炒めたシソ。
イリコを細かく刻んで入れるのがコツ。
おかずとして最高。田舎ならではの調理法。

いずれも88歳の母親が数十年作り続けたおかず。
質素な逸品です。
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「生まれたころ」

2010年09月14日 | ふるさと
1948年9月11日午前8時半に産まれた私。

当時 父親はセメント会社勤務の兼業サラリーマン28歳。
母親は国鉄勤務後嫁いだ農業初心者25歳。
当然見合い結婚。会ったのは結婚式が二度目とか。
この夫婦の長男として誕生。

この年くらいまで、戦後の混乱もあり、落ち着かない年だったようです。
巷では東京裁判の結審・判決、世を騒がせた帝銀事件などが・・・。

還暦も過ぎて、誕生日の感慨もなく、淡々と過ごす毎日。
しかし 88歳の母親が祝いの赤飯を準備してくれました。
いつまでたっても子供の私。
「いまさら誕生日なんて」と言うと「でも誕生日は誕生日」と母親。

田舎の長男は「大切に」されました。後継ぎだから。
「家を守る」意識を知らず知らず植え付けられながら。
「おまえは長男だから・・・」「後継ぎは・・・」

子供には平等に財産を分ける権利があることも、田舎では無視されがち。
そして まだまだ「本家」意識も、移住者への「新参者」意識も残っています。
もう一世代が過ぎなければ、この意識も変わらないのかも知れません。

逆に失われてきているのが、相互扶助の精神。
回覧板を回すだけの近所との関係に。
(わが集落はまだ付き合いが残っているほうだと自負していますが)



子供時代の写真に着物姿もあります。
築120年の中二階の天井裏には、幼いころ 遊んだおもちゃや古い教科書も。
「なんでも鑑定団」に出そうかなと思う木箱入りの食器。
でも田舎の貧乏百姓の家に伝わるものは、多分ガラクタでしょうが・・・。

夜中にネズミが天井裏で「大運動会」を開催する旧い家。
同じように古い価値観に左右される田舎暮らし。
娘たちからの誕生日のお祝いのメールが時代の流れを感じさせる「誕生日」でした。

画像   東京裁判
       http://wwwi.netwave.or.jp/~mot-take/jhistd/jhist4_1.htm

      数年前の生家(もうイチョウの木は短く切りました。葉と根が建物を痛めるため)
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「異常気象→毛虫大発生」

2010年09月11日 | 日常
帰宅後 くつろぐ我が家に近隣の人が駆け込んできました。
「すぐ来てもらえないかな!大変なことになっている!」

理由がわからないまま、その人の家に急行。
着いてみると、その家の家族全員が、火箸とカンを持っています。
「毛虫がぞろぞろ出てくる!」と悲鳴。

便利屋を呼んだらしく車が停まっています。
その人はスプレー缶を持って、地面に吹きつけています。

地面をよく見ると、黒い毛虫が無数這っています。
そのスピードは結構速いのです。
私が今まで見たこともない毛虫。体長5センチくらい。
頭が赤く、体は黒、毛はそう多くありません。

見るからに醜悪な毛虫。
こんなのが家に入ってきたらと思うと気持ち悪くてたまりません。

私が呼ばれた理由は、大発生の場所が、どうも我が家所有の土地らしい。
その土地の草や灌木を切りたいため許可を求めて来たのです。
もちろん 即OKです。
本来ならば、私が刈らなければならない土地。
お願いして帰宅。

母親に聞くと、ある特定の植物にのみ発生する毛虫らしい。
でもこんなに大発生したことはないとのこと。
異常な暑さが原因としか考えられません。
毛虫のままならまだしも、大量の「蛾」は勘弁してもらいたいものです。
まして「毒蛾」なら、人体への被害が拡大しそう。

刈った草や木を後日、燃やすことにしました。毛虫とともに。

田舎には「事件」が結構あるもの。
近隣との良好な関係の重要性を痛感しました。

(気持ち悪い毛虫の画像は撮りません。早く忘れたいから)
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「大卒就職ジョブサポーター」

2010年09月08日 | ビジネス
職場に 新しい職種が登場、募集を開始しました。
その名前は「大卒就職ジョブサポーター」

総理・政府 肝いりで、学生の就職促進で設けられた制度。
全国的には、「高卒就職ジョブサポーター」も併せて募集です。

新見市と高梁市に「大卒サポーター」それぞれ1名。
必要な経験・資格は、キャリアコンサルティング・カウンセリングの経験者。

仕事の中身は当然、新卒の学生の就職支援。
学生向けの求人開拓とその展示コーナーの新設、窓口での相談などなど。
当然 大学との連携は欠かせません。
親に対しても就職状況を知らせます。

地元出身者で地域の活性化のために、優秀なジョブサポーターの登場が望まれます。

と言っても 新見市には大学は一校。
まして地元に残る人は少ないのですが、一人でも多く就職してほしいもの。
若い人がいることで、過疎化のムードは一変します。

個人的には、音楽好きが地元に残ってくれて、新見ウィンドに入ってくれたら最高。
小中高と慣れ親しんだ楽器を社会人としても続けて欲しいのです。

採用面接まで時間がありません。
どんどん応募してほしいもの。
このポストは若い人より、人生経験を積んだ熟年層が最適かも。
でも あまり年よりだと、学生と世代間ギャップがあっても困るかもしれませんが。

画像  新見公立大学(新見唯一の大学。女性が圧倒的に多いのです)
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「隣保」

2010年09月05日 | ふるさと
昨晩 近隣のメンバーで飲み会。
集まったのは4人。全員 60代。この集落では「若手」。
神主、造園師、石灰会社のサラリーマンと私。

屋外で焼き肉です。川べりの絶好のロケーション。
ビールはすすむものの、食べるほうはそこそこ。昔のようにぱくつけません。
大好きだった肉も、体が受け付けなくなったようです。

会場提供者の神主曰く。
「ここに集まったメンバーの共通項がなにかわかる?」
「腕前はともかく、ゴルフのクラブを握ったことのあるひとばかり」
10月のウィークデイにコースを回ることに決定。

もう2年以上クラブに触ってなく、「空振り」が心配です。
ハンデを30もらうことにしました。
打ちっぱなしに練習に行かなくてはなりません。

続いて「カラオケ」のために離れに移動。
初めて見たカラオケ部屋。かなりの設備投資。
狭いながらもミラーボールとステージ。私以外は常連?のようです。

昔からカラオケが嫌いな私でした。
前職の営業時代にもカラオケから逃げ回ってばかり。
音域が狭く、持ち歌もなく、誘われるのが苦痛でした。
でも今夜は逃げようもなく、仕方なく参加です。

ゴルフ談議にカラオケ。
都市部となんら変わらないふるさと。
しかし お互いに生活ぶりもわかり、「素」で付き合えます。
私の葬式もこの人たちが仕切ってくれるでしょう。

画像  霧の中の集落(右端が飲み会の家、裏側にカラオケ設備の離れが)
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「産科医の夢」

2010年09月02日 | 友人たち
いつもの三人組で食事。
内科医と産婦人科医と私。学生時代のオケ仲間です。
当時の楽器は、ヴァイオリン・オーボエ・コントラバス。

先日の保科洋先生の岡山大学交響楽団指揮就任45周年記念演奏会の話題から話が・・・。
私の撮った打ち上げの写真で盛り上がります。
40年ぶりに見る昔の仲間の写真に、「これ誰?」「ウソーこんに太ったの?」

産科医が切りだします。
「酔わないうちに頼みがあるのだけど」と私に。
「チャリティコンサートを考えているけど保科先生に指揮頼めるかなあ?」
彼は日本産科医会の理事だとか。
「オギャア献金」のイベントを企画しているらしい。
それも 開業している香川県で。

早速 携帯で保科先生に電話。
「岡大オケOBの馬です」(私の苗字よりあだなのほうが先生には通じます)
「今仲間と飲んでます。お願いがあって電話しました。」
そして 元オーボエの仲間に電話を代ります。
結論 先生に快諾いただきました。

まず 演奏集団をオケか、室内楽か、ウィンド(吹奏楽)にするかをを決めなくては・・・。
後日 先生と相談することにしました。

内科医も電話を代り先生にゴルフ同伴の依頼をしています。
先日は編曲の依頼をしていました。

三人の共通の音楽の師である保科先生は引っ張りだこです。



食事場所は、薬膳料理で地元では有名な「祥華」。
おかみも張り切って美味しい料理が並びました。
送迎付きの隠れ家的な店です。

せせらぎのそばの閑静な山奥。
美味しい料理と焼酎と仲間たち。癒しの夜でした。

画像は  薬膳料理の「祥華」(私の家から車で10分です)
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