元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「坂本龍馬は発達障害?」

2010年08月30日 | こだわり
NHKの大河ドラマ「龍馬伝」も「薩長同盟」で佳境に。

テレビをあまり見ないのですが、このドラマは欠かさず観ています。
新たな価値観を持つ龍馬の活躍が楽しみ。

職場の同僚から「龍馬はアスペルガー症候群だったかもしれない」との話。
教えてくれたのは、障害者の対応が専門の人です。
歴史上の有名人にはその疑いある人が多いのだとも。
織田信長、エジソン、アインシュタインなど。

発達障害でも知的障害を伴わない症状らしい。
こだわりを持ち、突き進むのだそうです。だから偉業が達成できたのだとか。
感情表現はストレートで、悪く言うといわゆる「空気の読めない」人。
でもそれが凡人には羨ましいのですが。

病気と健常との区別が難しい世界。医師の診断も時間がかかるらしい。
偉人では無いけど、「ひょっとしたら」と言う人が周囲には結構いるものです。
どうも波長が合いにくい人たち。(自分もそうかもしれませんが)
昔に比べて増えているのでは、と思うこともしばしば。

龍馬ブームに掉さす気はありません。
しかし 現実の経済は回復の見通しも無く、肝心の政治も混迷。
就職相談に訪れる人たちは減りそうにもなく、正社員の求人はわずか。

こんな時代だから英雄を求め、「龍馬伝」の視聴率を高めているのかも知れません。

画像  新見図書館(レトロな外観、蔵書は少ないのですが)
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「アイスクリームの日々」

2010年08月27日 | ふるさとの母親
暑い夏の日課でした。

毎日 勤務後の帰途、スーパーかコンビニに寄り道。
アイスクリームを買うためです。
母親の暑さ解消の手段の一つ。

冷凍庫に買い置きしても母親一人では、食べないので毎日持ち帰り。
アイスクリームを見せながら「溶けるよ!」と言うと食べるのです。
4~5軒の店のさまざまなアイスを飽きないようにチョイス。

大正生まれの母親は、脂肪分の多いアイスクリームを好みません。
ラクト系のあっさりが好物。
イチゴ・オレンジ・ミル金・宇治金・サワーなどなど。
意外にもコーヒー味も好きらしい。

冷蔵庫のない子供のころ食べた「アイスキャンデー」を思い出します。
入れ物を持って、学生アルバイトの自転車を追っかけます。
確か一本5円。小豆が10円?
割り箸の先のキャンデーが夏の思い出です。
自転車の荷台の青い木箱とアイスと書いた小旗が記憶に。

いつもはアイスを食べない私ですが、この夏は母親に付き合いました。

しかし 日中の暑さはともかく、朝の涼しさと夜の虫の音は秋の気配です。

画像  氷柱を削る氷職人(昨年主催した「六文銭ライブ」時、会場の冷房代わりに準備)
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「熱中症」

2010年08月24日 | 日常
私のことではありません。
親戚筋にあたる町内の70代の女性です。

昨晩 遅くに知人から、この女性が訪問していないかの確認の電話が。
詳しく聞くと、昼ごろから、姿が見あたらないのだそうです。
一瞬 老人性の「徘徊」を想像しましたが、そうではない様子。
警察も出動し、地区総出で捜索中らしい。

1時間足らずで再度電話が。
「見つかりました。心配をかけました」と。
原因は、熱中症?で倒れていたらしいのです。それも人目のつかない場所に。
すぐさま救急車で病院に運ばれた様子。危ういところでした。

今年は異常気象です。
盆過ぎにこんなに、高温が続くとは。

週末 草刈りを2日間連続で実施。
早朝はよかったのですが、日があたりだした9時以降は「地獄」です。
胸が苦しくなり、朦朧としてきたのです。

たまらず切り上げ、風呂で水浴び。
そのあと飲んだ冷たい牛乳の美味しいこと。

エアコンのない我が家。扇風機を抱えるようにして涼みます。
今晩も眠れそうにない熱帯夜。仕事に差し支えそうです。

画像  草刈り中、小休止です。残りの雑草地の広さを考えると少し憂鬱。
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「反貧困の勉強法」

2010年08月21日 | 本・雑誌
刺激的なタイトルの新書を本屋で目にしました。
講談社新書で880円。和田秀樹 著。

毎日、就職相談窓口を訪れる人たちの学歴はまちまち。
中卒・高校中退も結構多いのです。それも若い人たち。
フリーターを何年もしている人や「ひきこもり」族が新見にも出現。

この本で書かれていることは、格差社会を認め、なら「受験戦争を勝ち抜け」というのが著者。
もろ手をあげ 賛成ではありませんが、興味深い主張もいくつかあります。

頭の良さは遺伝ではなく、親の成功体験を伝える技術だとか。
高学歴の親ほど、情報を子供に伝えているのだそうです。
言ってみれば「環境の遺伝」かも。
ただ「学力偏差値」より「社会偏差値」の重要性も説いています。

例に出している金沢工業大学の方針にも納得。
授業の中で、現実の厳しさを教え、生涯賃金などの例示により、学生に動機付けを。
フリーターの生涯賃金数千万、正規社員3~4億円。
就職率99%の大学だそうです。

一番おもしろかったのは、4月生まれと3月生まれの比較。
クラスで自信を持って育った人たちと、体力的にもハンデを背負った「早生まれ」のトラウマ。
幼いころの1年間の差は、頭脳的にも、身体の発達も大きいもの。
データを示してないので真実かどうかは知りませんが、思わずうなづきます。

四人の娘たちの教育には、もう遅すぎますが、孫たちには役立つかも。
誰一人結婚もしていませんが(笑)

画像   音楽を学んだ三女の学び舎
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「稲の花」

2010年08月18日 | 農業
今朝 稲の白い花が咲きました。

昨日はまったく気付かなかった稲穂の成長ぶり。
その穂に無数の花が咲きます。

数分から長くて1時間の命の花。
とても小さく目を凝らす必要があります。

稲の葉の先を虫に食われ、影響を心配していました。
でも 今朝 穂が出ているのに気付き、花も見つけて嬉しい気持ちいっぱい。

この時期の稲は大量の水を吸い上げます。
酷暑の時期でもあり、大急ぎで水路を開放。田んぼの水深を上げます。

昨年までの「日本晴」から新品種「きぬむすめ」に変えた今シーズン。
同じ晩稲ながら、味はいいとの評判から決断。

幸いに今週は雨もなく、温度も上がり、稲の花の開花には最適の天候。
豊作の予感です。
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「ステージ280人、打ち上げ400人」 ②

2010年08月15日 | 作曲家 保科洋
圧倒的迫力!!
オケ180人、合唱100人。

マーラーの交響曲№2「復活」の演奏会が終わりました。

保科洋先生の岡山大学交響楽団常任指揮者就任45周年記念演奏会。
岡大オケの伝統とアマチュアオケの最高峰の演奏を体感しました。
演奏水準云々を超越した指揮者と演奏者の信頼と「岡大オケファミリー」の感動共有。

昭和44年卒業のシニアから現役の部員までの合同演奏。その差なんと40歳以上。
全国から駆けつけた先生の教え子たち。
半年間 月1回の練習でよくここまで仕上がったもの。
登録メンバー Vn50人、Va30人、Vc25人、Cb11人、Tp・Hrそれぞれ20人超などなど。
ステージはすし詰め状態。

今回 保科先生は、演奏終了後 立つのもやっとの疲労困憊。
そのはずです。朝 3時から丹念にスコアを見続けたそうです。
前日の練習時に 下を向きスコアを見る自分の指揮に愕然とし、暗譜に務めたのです。

今回の演奏会は、保科ファミリーにとっても記念すべき演奏会。
奥様のソプラノ独唱、子息のHr、その奥様の合唱、お嬢さんのVaと全員参加。
子供時代から岡大オケの練習を聴き続けたお子さんたち。家族同伴の先生でした。
先生の指揮で演奏したのは初めてとお嬢さん。



打ち上げのホテルの会場は、参加者で満杯。多分400人はいたのでは。
保科家の各人のご挨拶に会場は沸きます。
先生と岡大オケの歴史を撮ったDVD放映で会場は最高潮に。
挨拶される先生や奥様の目に光るものも。

この企画の実行委員会に感謝です。
先生の指揮で演奏した学生時代を思い出させてくれたから。
5年後の50周年演奏会実現まで元気でいてほしい保科先生。

打ち上げ後、新見の自宅に帰ったのは日付が変わったころでした。

画像  演奏会場(演奏終了時拍手の鳴り止まない会場、写真撮影のことお許しを)
     打ち上げ会場(左手前保科先生、一人おいて黒いシャツの奥様)
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恩師 保科洋夫妻の「復活」

2010年08月13日 | 作曲家 保科洋
明日14日 私の音楽の師 保科洋先生ご夫妻の演奏会です。

先生が指揮し、奥様がソプラノを。
曲はマーラーの交響曲2番「復活」。
場所は岡山シンフォニーホール。開演15時30分。

保科先生の岡山大学常任指揮45周年記念の演奏会。
半世紀にわたる大学オケ指導は多分ギネスものでしょう。
今回奥様の声が聴ける必聴の演奏会。

オーケストラ、合唱もこの演奏会のための演奏グループ。
オケはかつて保科先生に学んだ岡大オケのOBと現役中心。
保科アカデミーの名前で高い評価の関係者も結集です。

数千人に上るオケの卒業生。音楽を「人生の糧」とするOB。
保科先生の音楽と人柄に惹かれる人たちが圧倒的です。

私もそのうちの一人。
もう演奏はしないものの、音楽を横軸の人生。
音楽の総合会社に入社、定年を迎え、今はボランティアで音楽による地域の活性化を目標。

我が町 新見で先生の指揮で「風紋」を演奏した数ヶ月前。
手弁当で先生と奥様が駆けつけていただき、地元のメンバーの指導も。
我が家においでいただき、楽しい時間も。
母親は奥様の人柄に惹かれファンになりました。

「保科節(ぶし)」と懐かしい仲間に会うため演奏会に出かけます。

画像  保科先生と新見ウィンドの練習風景(「風紋」を指揮いただきました)
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「塾」

2010年08月10日 | 娘達・家族
受験生の四女。
塾生活を楽しんで?いるらしい。

昨年の秋、進路志望を大きく変えた娘です。
医療からデザインへ。
理系から文系だから、多分学校の先生も目をむいたのでは・・・。
親の私もびっくりでした。

安定的と思われる世界からの決別です。
小学生のころからパソコンで絵を描いていた娘。
本当にやりたいことが見つかったようです。

基礎技術習得のため、昨年から画塾に入り浸り。
デッサン・スケッチ・ドローウィングその区別もわからない親の私たち。
鉛筆の硬度に10Hから10Bまであることにも驚き。
受験のための小論文も指導してくれるのだそう。

三女の音楽の受験準備を思い出します。
トランペット・ピアノ・聴音のレッスンに四苦八苦していた高校時代。
大学卒業後、消防の音楽隊にもぐりこみ、今は特別公務員。

四女の通う画塾は少数精鋭の新進?
海を渡って香川から通う子もいるとか。
母親に塾の様子を話す娘は楽しそう。
(本当は苦しいのかも知れませんが)

画材店の紹介でこの塾を知りました。
娘とこの塾に一緒に行き、未知の世界の話を聞きました。
右脳のスキルに加え、偏差値が重要と言われ、思わず絶句。
理系を学ぶ受験生は有利との「よいしょ」に、この塾に決めました。

あと数か月の受験生活。「桜咲く」の一報を聞きたいものです。

画像  娘の通う岡山の高校
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「土用干し」

2010年08月07日 | 農業
田んぼの水を落とし、干すことまる四日間。
「土用干し」です。

稲の株の「分けつ」を止め、茎の本数を抑えます。
増えすぎた茎に「実」のない稲穂が出来ないように。
また このことによって、倒れない稲が出来るそうです。

県の農業指導課と農協に実施方法を聞きました。
田んぼの表面に軽いクラックが出来る程度が良いとのこと。

農業の素人にとって、程度が分からず「こわごわ」のへっぴり腰。
干した後、水を再び張ります。
この後は、乾かしたり水を入れたりが良いとのこと。

取水路の近くにある我が家の田んぼ。
たっぷり水があるため、ついつい水を入れ過ぎ傾向。
「過ぎたるは及ばざるが如し」。反省です。
つめたい水の取水口付近は、稲の「丈」も短く、「未成育」状態。
今年も「焼き米」の材料となりそうです。

こめ作りと言っても「水管理」だけの私の農業。
でも微妙な調整が必要です。

全国的に大豊作が報道される中、さて我が家は?
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「旬」

2010年08月04日 | 食べ物、飲み物
昨日届いた大量の「活鮎(あゆ)」。

九州大分の番匠川源流で捕れた産直品。
氷と一緒に冷蔵便で。新鮮そのもの。まさに「旬」の味。

毎年 大分の友人が贈ってくれます。
「鮎匠」の名前が入った「ブランド品」。
私の住む岡山新見も鮎の産地ですが、大きさ・形で負けます。

贈り主は、前の会社の取引先の経営者。十数年来の付き合いです。
当時の九州支店で最大の取引先。
競合店との新規取引でトラブったことも。

メーカーと代理店の立場ながら、取引中止の危うい局面でした。
月に5~6回も極秘裏に二人で会い、局面打開策を模索。
辞表を懐に本音で話し合い、妥協点を見出しました。
九州支店を去る送別会で、肩を組み生涯の付き合いを誓った友人です。

早速近隣の友人にもおすそ分け。
岡山市内に住む四女にも届けてやります。大好物だから。
その分だけ冷凍に。味は落ちますが暑さのためやむを得ません。

「旬」と「友のありがたさ」を味わえる暑い夏です。
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「上から目線」

2010年08月02日 | 日常
戒めなければならないこと。
それは、「上から目線」の言動。

職場の就職相談窓口に来る人は、大半が年下。
ついつい 経験が多いというだけで「上から目線」になりがち。
話の最後に「偉そうにすみません」と一応ことわりはしますが。

中には「カチン」ときていることがわかる相手の表情。
「しまった」と反省することもしばしば。
アドバイスと高圧的押しつけは紙一重。

その人なりの仕事観や人生観があるもの。
他人にはわからない過去の仕事の経緯や家庭の事情もあるのは、当たり前。
まず 聞くことから始めなければ・・・。
その人の考えや話を聞いたのち、口を開くことで大半は的確なアドバイスができるのに。

ついつい 思い込みで話す私の悪い癖。
他人から言われると気分が悪いのに、同じことをしている自分。

職場の中、近隣との付き合い、昔の会社仲間、家族との会話。
それぞれの場面で、「老害」を撒き散らしている可能性が大です。
還暦を過ぎても「空気を読めない」自分を恥じています。

画像  職場の裏の民家に咲く百日紅(さるすべり)
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