元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

異次元の夜 「茶寮(料亭)」の楽しみ方は!

2007年11月29日 | 食べ物、飲み物


昨日の夜 贅沢で豊かな世界を初体験しました。

大手の特約店の総会と懇親会が開催され、それに出席したのです。。
浅草の、ある「茶寮」で開かれました。初めての経験です。

それは、ビルの谷間にありました。そこだけが昔風で異次元の印象です。

大正時代の建物の雰囲気です。
政治の世界でよく使う「料亭」風ですが、頭に「茶寮」がつくのです。
グルメの世界では、映画や小説によく出てくる料理屋である「茶寮」のひとつです。



庭の池には大きな鯉が何匹も泳いでいます。
玄関ではハッピを羽織った粋な下足番の男の人が履物を預かります。

仲居さんに聞くと、建物は意外に新しく50年くらいだそうです。
あえて古い作りを装っているのです。
仲居さんの縦縞の着物と髪型が、竹下夢二の「大正ロマン」の世界です。

驚いたことに、懇親会が始まると、日本髪に振袖の着飾った女性がずらっと並びます。
京都の舞妓さんや芸者さんとは異なる雰囲気です。

「振袖さん」と呼ばれる女性たちです。初めてその存在を知りました。
お酌をしてもらいながら、仕事の内容を聞きました。
25歳で定年の世界だそうです。踊りも観ましたが、あでやかな雰囲気です。



お土産は、一人では食べ切れない量の大福です。
凝った作りの竹の皮の入れ物に入っています。
塩味の餅にくるまれた、粒餡がメタボの私を誘惑します。
遊んだ男が、罪滅ぼしに家族に持って帰るには適しています。
単身の私は独りで食べるのです。もったいない。

こんな世界の体験は、多分初めてで最後でしょう。
来年帰省する岡山の田舎にはありませんし、金もないからです。

画像は  茶寮○○の池の大きな鯉
     夜の茶寮○○
     お土産にいただいた大福
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セカンドライフセミナー(退職説明会)に参加

2007年11月27日 | 日常


今日 浜松で会社の「セカンドライフセミナー(退職説明会)」に参加しました。
ずいぶんおしゃれなネーミングに変わった「退職説明会」でした。

夫婦連れが半分以上です。
全部で100人近い大人数です。今年 もう数回開催されているそうです。
仕事のスケジュールで、最後の説明会にようやく参加できました。

団塊世代はやはり多いのです。
参加者は58歳~59歳の年齢の人たちです。

退職後の心構え、退職金・年金・手続きなど入れ替わり立ち代りの説明で疲れました。
聞きなれない言葉が飛び交います。年金には、関心がありますが、言葉が難しい。



市民活動を展開するNPOへの参加要請もありましたが、私の来年以降のテーマです。
今日1番面白かった内容です。わくわくしますが、参加者に何をしたいのかの講師の問いに、
社会活動を上げたのはわずかに3人で少し寂しい思いがしました。

経済的には恵まれた会社のメンバーです。
もっと地域への支援を期待したいのです。押し付けでは無く自発性を望みます。

しかし 定年退職するという実感は全然ありません。
サラリーマン生活も、あと9ヶ月だというのに。

画像は 浜松のバスターミナルから見たアクトタワー
    浜松新幹線口のうなぎや
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癒される曲「ラピュタ、トトロ」 久石譲の世界

2007年11月25日 | 音楽


休日 必ず聴く曲があります。
久石譲作曲のアニメのテーマ曲をピアノで聴くのです。

宮崎駿アニメ作品集です。演奏は奥戸巴寿のピアノです。
何か懐かしいメロディを、弾き方も淡々とあまりテンポを揺らさず、
まるで昔の音楽の授業風ですがこれが飽きないのです。

20年近く前、出向で山口に住みました。
ちょうどこのころ、宮崎駿の「となりのトトロ」のアニメを観たのです。
緑の多い山口の風景がこのアニメと曲を印象付けたのです。

驚きました。
田舎の景色の描き方が丁寧で、緑の森や林や田園風景がきれいなのです。
アニメを見下していた私の価値観が壊れました。
それから 多くの経営者にこのトトロを薦めました。
「何 アニメ!」みなさん怪訝な顔です。でもあとで喜ばれました。

子供が多かったせいもありますが、それからほとんどの宮崎作品を観たのです。
左翼思想から歴史観が大きく変わった宮崎作品のメッセージはともかく、絵と音楽がいいのです。

一番好きな曲は「天空の城 ラピュタ」の「君を 乗せて」です。
久石自ら指揮している「ワールドドリーム」のCDも素晴らしいのです。
このバージョンでは、トランペットのソロが沁みます。
また両親の「残したもの」を切々と歌い上げるCDのバージョンもあります。

定年間際のシニアの聴く曲としてではなく、多くの人に聴いてほしいものです。

画像は  新見市の球場と多目的広場
http://www.city.niimi.okayama.jp/usr/kokutai/pione.html

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田舎暮らしの決断。かみさんの場合。

2007年11月22日 | 娘達・家族

かみさんの「田舎暮らし」の決断のキーワードは「自分の居場所」でした。
盆暮れのわずかな田舎生活しか知らない不安があったようです。

かみさんは自分が「田舎で何をするのか」がわからなかったのです。
二人で「居場所」を探しました。私が強引にそうしたのです

実はNPOの「音楽村」以外に「魔女の宅急便」の構想があります。
(魔女とは田舎の年齢不詳のシニアの総称です)
母と同じよう独り暮らしや老夫婦の生きがいを作る目的です。
この仕事の多くをかみさんに担ってもらうのです。

自分もそうですが、誰かの役に立っているという想いが生きていく張り合いだと思います。
家族や隣人や地域の人のために生きていくのです。

母親がよく宅配便を送ってくれます。それをあけたときのうれしさと母親へ礼を言うとき、
送った側の母親にも喜びの声と顔があるのです。

         

そのことから発想しました。
地域のシニアたちが宅配便を子や孫、知り合いに送って、喜びの返事があったら、
シニアの嬉しさは格段なものになるでしょう。
送る宅配の中に、凛としたシニアの写真があれば、そのインパクトは強いと考えました。

宅配の中身は、地域の一村一品や野菜など個人の自由です。
宅配料金の価格交渉や梱包材料の提供など交渉は今からです。

懐かしい人やふるさとの「香り」がUターンや移住を促進してくれたらとも思っています。

白髪を染めて、身なりを整えたシニアの写真を見れば、もらったほうも
懐かしく思い出し、電話や手紙の往復が増えるのではないかと考えました。
この白髪染めのお手伝いをかみさんはじめ友人たちではじめたいのです。
いくつになっても髪は女性の「命」だそうです。



この宅配の手伝いやデジカメの撮影を手伝う「スーパーマン」が必要です。
(この「スーパーマン」のネーミングの理由は、シニアの人たちのために
スーパーの注文取りと配達もするのです。この構想については別の機会に。)

母親がお世話になった地域に何ができるか、「浦島太郎」のような私とかみさん
が、田舎で生きていけるかどうかを問われるこの1年です。

画像  岡山の築120前の実家の奥の間を下から見たもの
    母親からの宅配(そば、鯖寿司、餅など)
    白髪染めのヘナ(インド産のハーブが材料、化学成分のないもの、シニアに優しい毛染め)
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「轟け鉄輪」 85歳の母親の国鉄勤務時代 Ⅱ

2007年11月18日 | ふるさとの母親


休日の早朝、田舎の母親に電話します。

安否を確かめると同時に、ふるさとの情報収集です。
今朝も一時間を超しました。
母がほとんどしゃべっています。私は聞き役です。

次から次へと話題が移ります。
政治の話(母親は国政選挙から地方選まで選挙大好き人間です。票集めに自信があるのです)から、
身内や近所の話まで、85歳のシニアとは思えない話題です。
大正生まれの割には、人的ネットワークが広いのです。

特に旧国鉄(現JR)のことには強い思い入れがあります。
戦前・戦後の青春時代を新見駅で過ごしたからです。
いまだに国鉄時代の同窓会の幹事に生きがいを見出しています。

今朝も、当時の先輩(もう87歳の新見在住の安達政一氏執筆)の「轟け鉄輪」(2004年出版)で盛り上がります。
安達さんは、昭和10年~50年の国鉄勤務時代のことを詳細に記しています。
母親は当時、電話交換から最後は操車、車両編成まで携わったそうです。
戦時で男性がいなくなったためです。



この当時の話がはじまると電話を切ろうとしません。
楽しい青春時代だったのでしょう。
当時の勤務は袴だったそうです。
給料をもらうと岡山のデパート「天満屋」で生地を買い、着物を作る活発な娘だったそうです。

母親の愚痴を延々聞くこともあります。
母親の世代の価値観から、最近の傾向を嘆くのです。
自分が嫁にきた、はるか60年前の時代と比べるのです。

利便性や贅沢を嘆きます。苦労することが人間を育てるという信念です。
時には私とぶつかります。
がまん強く聞いていても頑固さに辟易することもあるのです。
しかしそのあとで後悔します。母親とは多分あとわずかな時間です。

永い間故郷を離れている私の電話を待つ母親の気持ちを忘れていました。
来年からふるさとで一緒に住みます。
「音楽村」のNPOの理事長は母親だというととてもうれしそうです。

画像は 安達政一氏執筆 「轟け鉄輪」
    新見駅     駅は世界さんより   
            http://blog.goo.ne.jp/naka_premium
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東京⇔広島、日帰り出張はつらい。

2007年11月16日 | 住まい、場所


昨日、新幹線に往復8時間乗っていました。
日帰りの広島出張です。疲れます。

当初泊まりの予定でしたが、緊急会議のため急遽日帰りです。
朝 東京駅で急いで乗った「のぞみ」3号車。
煙草を吸おうと思ったら、この車両に煙草の臭いがしません。
目の前のテーブルに禁煙マークです。

700系の新型車両は、全車禁煙車です。忘れていました。
慌てて、喫煙コーナーに行くともう一杯で、入れません。
小さなスペースです。二人でいっぱいです。これが二か所。
発車前です。乗り換えようか迷いました。煙草を吸うために。

しかし これを逃すと広島着が遅れます。
打ち合わせの前にどうしても行きたい所があるため今日は我慢です。

11時過ぎ広島駅に着くと、チンチン電車で皆実町へ。
お目当てはラーメン屋の来頼亭です。



このラーメン屋が、かみさんの幼馴染の友達のラーメン屋です。
濃いスープのとんこつ醤油の大好きなラーメンです。やみつきです。
店内はいっぱいです。若女将も忙しそう。お母さんと二人の娘も手伝っています。

最近 近くにできた大型商業施設に客がとられて減っているとのこと。
この業界も大変です。

この店は先代のおばあちゃんが始めた店で、女系で味を受け継いでいます。
出身が岡山の新見の近くの成羽です。親近感があります。

スープを残さず全部飲んで、満足感一杯です。
今だけは、「メタボ」を忘れて没頭です。

ラーメンを食べるのは、日帰り出張の忙しさの中のささやかな楽しみです。

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人生の師 保科洋先生(作曲家)に電話しました

2007年11月13日 | 作曲家 保科洋


母校の大学の交響楽団の案内が来ました。
12月1日(土)に岡山シンフォニーホールで54回目の定期演奏会です。

メインがブルックナーの第四番「ロマンティック」です。指揮はもちろん保科洋先生です。
母校のオケの指揮を40年以上続けてもらっています。
昨日 早速先生に電話しました。

明るい奥さんの声で「今いますよ」 先生が偶然在宅でした。
「ブルックナーですって?」「そうだよ四番だよ」
こともなげに言われました。
大学の後輩たちのレベルは高いのです。

            

昨年の今頃、浜松で食事やゴルフ(驚きました、驚異的なスコア)を一緒してからもう1年です。

電話やメールの時、私の学生時代のあだ名「馬」のほうが通ります。
「先生、馬です」「ああ、馬さんか」周りの人はおかしな人間と思うでしょう。
(顔が藤田まことに似ているのと、馬力でベースを弾いていたためついたあだ名)

「音楽村」進捗も話しました。
「行政が、RC(鉄筋コンクリート)の廃校を使ってくださいと言ってます」
「2階建てと3階建ての二棟候補があります」と言うと驚き、喜んでもらえました。

忙しい先生ですから、音楽村の「村長」の仕事は、スケジュール調整が心配です。
来年 NPO設立の主旨をもう一度説明しオフィシャルに就任依頼をします。


先生は「風紋」などの作曲で吹奏楽の権威ですが、私にとっては「人生の師」です。

                                                    

就職した音楽系の会社、かみさんとの社内結婚、子供たちの音楽への道、
「音楽村」の構想などすべてが保科先生に繋がっているからです。

画像は CD 「風紋」保科洋作品集
    大学の演奏会のチラシ
    40年前の保科先生の写真(後は今は亡きM先輩 合掌)



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東京 徒歩通勤事情 「都庁を突きぬけます。」

2007年11月11日 | 日常


会社へは、徒歩で通勤です。

最寄駅は、丸ノ内線の中野坂上で会社は西新宿です。2駅です。
地下鉄通勤が、ドアツードアで25分ですが、歩くと20分です。
直線距離では実質1駅ですので、健康のためにも歩きます。

最近西新宿も再開発で新しいビルができてきます。
窓から見るビルが成長しています。
雨の日は上層階が、煙ってかすみます。



地元の商店街を抜けて、新宿中央公園を横切ります。
ホームレスの青いテントを横目に緑のトンネルが気持ちのいい空間です。



そして最後に整然とした都庁の中庭を通ると、会社のあるビルにたどり着きます。
行政のシンボル「都庁」は、金をかけた設計に思えます。
この都庁の1階のオープンスペースが、夜になるとテントがわりの段ボールで埋まるのです。



このアンバランスな風景が日本の縮図を印象付けます。
金持なのか発展途上なのかよくわかりません。
観光で都庁を訪れる外国の人の目にどう映るのでしょうか。
声高に福祉を語る日本のそれも東京の現状です。

この東京に住むのもあとわずかです。1年を切りました。
西新宿の行政の中心から岡山の新見の「八つ墓村」へのUターンです。
この極端な環境の変化に慣れるのには時間がかかりそうです。


画像 マンションの窓から見た西新宿のビル群
   地元の商店街
   新宿中央公園
   東京都庁
   いづれも通勤途中の風景
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札幌「ラーメン共和国」に行って来ました。

2007年11月08日 | 食べ物、飲み物


北海道はおいしいものが一杯です。
夜食べた珍しい貝類は久しぶりです。友人と訪れた店が気を利かせて、
準備してくれました。

しかし 印象に残っているのはラーメンです。
行きの飛行機の中で読んだパンフレットのラーメン特集号が気になって、
行ってみました。「ラーメン共和国」です。
ネーミングからして わくわくします。

札幌駅前のエスタという複合ビルの10階にあります。
ワンフロアの中に8店のラーメン店があります。
全体に工夫を凝らした店舗の設計です。
建物の中に、簡素なラーメン店があるというしつらえです。
そばには、昔風の鉄道の展示もあり、人目を惹きます。汽笛も鳴ります。
入口からして、異次元の世界です。

出展のラーメン店は入れ替えがあるようです。




どの店のラーメンを食べるか迷いました。
いつもは、とんこつ醤油の旭川ラーメンを選ぶのですが、今回は味噌です。
すすきの「けやき」が出店していたからです。
味噌は大通り駅近くの「味の三平」が有名ですが、別の機会に譲ります。

けやきの味噌は、さすがです。味噌の味がまろやかで少し物足りないくらいです。
しかし 中太麺と合います。スープを全部飲んでしまいました。
チャーシューがないのが、さびしいのですが、ネギのトッピングがカバーします。

1週間くらい滞在してラーメン三昧が夢です。

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四女の高校受験、ひと足早く故郷へ!

2007年11月06日 | 娘達・家族


四女が来年高校受験です。

来年秋 定年退職で40年ぶりに岡山県北の故郷新見に帰ります。
その前に、四女とかみさんは、来年春ひと足早く帰ります。

学年途中の転校を避けるため、私より早く岡山県に帰るのです。
現在受験する高校をさがしています。

私の44才の時の子供です。
自分の子供でありながら、年齢から考えると、孫を育てている感じです。
年を取ってできた子ですから、可愛いものです。
一緒に過ごす時間も、ほかの娘より少ないことも影響しています。

現在 浜松のジュニアオケで、チェロを弾いています。
小学校の高学年からもう5年目になります。
ようやく弓が動くようになり、面白さを感じ始めたようです。
続けてチェロを弾きたいために、どこの学区にするか迷っています。
県北にはオケがないため、県南の倉敷や岡山が候補です。




四女は、学校の吹奏楽でユーフォニュームも吹いていますが、一番好きな楽器はピアノです。
三女と同じように音楽の道に進むのかと聞くと、そうでもないようです。
自分のやりたいことが、まだ明確ではないのです。

しかし 静岡県から岡山県への、受験は難しいそうです。
県のレベルが異なるため、先生にもよくわからないのです。

もうどこの高校を受験するのか決断の時期です。
娘の希望はかなえてやりたいのですが、どうなるかはわかりません。

この四女にブログを開設してもらいました。
パソコン大好き人間です。
私のブログは、よく読んでくれていますが、自分のブログは私に読ませません。
何を書いているのか、興味があります。
しかし 父親には見せたくない娘心もあるのだとあきらめています。

画像は 倉敷アイビースクエアー(倉敷紡績の工場を改装してホテルにしたもの)
     四女の弾いているチェロ
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マンションの前で映画ロケがありました

2007年11月04日 | 映画/テレビ


昨日はお休みでした。
午後 マンションの窓から気持のいい風が入っています。

外からにぎやかな声がします。
「本番 スタート!」と大きな声がします。
のぞくと、映画のロケが始ったようなのです。
まさか自分の部屋から、映画の撮影を見ることができるとは思いませんでした。

10人以上のスタッフが、忙しく働いています。
プロデューサーらしいスーツ姿が腕を組んで指示しています。

マンションの前の神田川にかかる橋を子供の手を引いた女性がわたるシーンです。
前から数回、並走しながら数回撮っています。

女優さんの顔を見ましたが、きれいな人です。反射板のせいか輝いています。
横顔を何回も見ましたが、名前はわかりません。

あれだけのスタッフを使う映画ですから、低予算のポルノではないでしょう。
どんな映画か興味はありますが、タイトルはわかりません。

カメラがこのマンションに向いているため、ずっと見ているわけにはいきません。
隣の部屋の住人は写らないように依頼されていました。

部屋で音楽を聴こうと思いましたが、外が気になって落ち着きません。
自分のミーハーさに自分であきれています。



西新宿を歩いて通勤しているため、月に一回くらいは、映画ロケに出会います。
さすが東京です。都庁周辺は絵になるのでしょう。

最近 DVDは借りますが、映画館には行っていません。
映画は一人で観るものではないと思っています。
その感動は誰かと共有するものだとの思い込みがあるからです。

いい映画を映画館で観たいと思いました。
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行政にたずさわる人達。「偽装問題について」

2007年11月03日 | 日常


昨日 東京駅近くで会合があり、国土交通省・経済産業省・検査機関の話を聞きました。

夏から新築着工数が大幅に落ち込んでいます。
建築の偽装問題から、確認申請のチェックが厳しくなり、現場が大混乱しているのです。
その状況を、行政の立場から説明があり、緩和措置も採ったとのことでした。

行政のかじ取りひとつで、施主や業界が大きな影響を受けます。
施策が行政の末端で、どのようなことを引き起こすかのシミュレーションが足らないのです。
施主や建築関係者は、いつごろ着工できるか分からず、計画に支障をきたします。
工務店や流通に倒産も出ています。40%も仕事が減ったのです。

企業人としてはもとより、来年古民家再生か新築かを計画しているため、個人的にも影響があります。
故郷へのUターンや一足早い娘の進学を控えているために、その準備が目の前です。
この問題が直前に起きていたなら、慌てたことでしょう。
早い申請受理が望まれます。

またユーザー保護の立場からの、話もありました。
行政は、企業寄りからユーザー保護に大きくスタンスを変えました。

興味深かったのは、検査機関の責任者の話でした。
「本当は、ここで話をしている場合ではないのです」との切り出しです。
というのはまさに混乱真っただ中での組織の代表者だったからです。

耐火偽装で今マスコミをにぎわしている「ニチアス」の試験をしている機関です。
巧妙な手口の偽装は、検査機関をもってしても見抜けなかったのです。

この企業は品質より、得意先への納期を優先させたためです。
しかし偽装のため、施主への対応を迫られて、300億と信頼と得意先を失ったのです。

昨日は、企業のあり方を考えさせられる時間でした。

画像  駅は世界 さんより  夜の東京駅
    http://blog.goo.ne.jp/naka_premium
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