元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

なぜか 涙腺の緩む時

2018年01月31日 | 娘達・家族
「男は泣かないもの」そう思い込んで来た旧い世代の私。
一方 歳を取ると涙腺は緩むもの。

「冬休み」ももう終わり。旅行するでもなく、だらだらと過ごした2週間。
映画とテレビと家族ビデオを見た毎日。他に庭の剪定とエアコン掃除と確定申告準備。

10年前までは、音楽三昧だった休日。
レコード・CDを何時間でも聴いていたころが懐かしい。
最近BGMとしての音楽が主となり、本気で聴くことが少なくなってきました。
替わりに、ぼんやりと映像を見ることが増えたのは、集中力の低下かも?



ここ数年、家族の旅行やイベントのビデオが増えてきました。
娘たちの招待で出かけることが増えたのと結婚式や正月やお盆帰省風景など。
細部や会話を覚えるほど何回も見たビデオ(DVD)。

主に三女がレポーター役兼カメラ担当。姉妹も交代で撮影。
編集とテロップ入力は次女が担当。編集ソフトの進化で素人作品もそこそこの出来。

ビデオに登場するのは、かみさんと娘四人と孫たち。
「婿抜き」の家族の日常風景が展開されます。
婿たちがいると娘たちも気を遣うのか、お土産を条件での「留守番」役に。
(優しい婿たちには申し訳ないが)

他愛もない会話や行動で、子供時代を思い起こさせる娘たち。
幸せな映像のはずなのに、なぜか感傷的になる私。
音楽なしの編集、しかし本編後 最後に音楽を入れ、スチールを何十枚も入れる演出。

娘やかみさんや孫たちの笑顔がスライドショーで流れ、バックに音楽が流れる瞬間。
訳もなく胸の奥が痛み、涙腺が緩みます。
「お母さん!」と呼ぶ声は、子供時代そのまま。
20年前にタイムスリップへのスイッチ・オンのキーワードです。

多分 全員が集まった「あの日」が懐かしいのと、「あの日」には帰れないからか?
みんなで同じものを食べ、同じ風景を共有したからか?
会話で感じる成長のうれしさか? 

その気になり、スケジュールを調整すれば、再現できることも分かっていても・・。
いつまで、「その中に自分が存在できるのか?」を潜在的に感じているのでしょう。



私の勤務が長かったせいか、娘たち全員が東京住まい。進学も就職も結婚も全部東京。
離れていても、LINEのテレビ電話やインスタグラムで近況報告は頻繁。
仕事や育児に忙しいが、全員元気で生活しているのに、気になる娘たち。

育児と仕事の両立の長女が、「世帯やつれ」してないことは、嬉しいこと。姉妹の「ドン」。
看護師の次女は、現在専業主婦。「美味しいもの」の開拓担当。「面倒見の良さ」は一番。
「音楽の道」から、一念発起の医療事務の三女。次女の伴侶の病院へ。「やさしさ」が売り。
「デザイン」専門ながら、サポート業務に関心の出てきた四女。姉達からは「わがまま娘」と。

     

春には、東京小旅行をかみさんと企画。娘たち全員と孫たちとの食事が楽しみです。

画像  建て替え前の旧実家  築120年   雨漏りと寒い風呂 でも風情があった家
    東京タワーの展望台のガラスの床から下を見る  足がすくみます。
    新宿の定食屋のマグロ定食 10年前で1000円 今思えば美味しいけど高い昼めし代
    家族からもらった退職記念のバーバリーの財布と名刺入れ  今でも使っています
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確定申告の時期が来ました

2018年01月27日 | お金、投資
確定申告のお知らせが税務署から届きました。

申告書の受付は、2月16日(金)から3月15日(木)まで。
納付期限は、3月15日(木)から4月20日(金)。
早く申告すると、還付のある場合もずいぶん早い時期に振り込みが。

今年の大きな変更点は、医療控除について。
「セルフメディケーション」と従来の控除の選択ができること。

過去 自分や家族が大病にかからず、医療費の控除を受けたことがありません。
今年は、私のような人 対象の、ある意味での「救済措置」?

健康維持や病気予防に積極的で、軽度の病気を病院でなく市販薬で治療する人の控除。
控除額の上限は、最高88000円と少ないものの、節税できます。
控除対象の薬品は、胃薬・風邪薬・鎮痛剤・花粉症薬など。(詳しくはネットで)

サラリーマン生活 45年の今年は、申告が少し複雑。
3月までは労働局から、4月からは市役所から源泉徴収票が発行されたため。
又 娘の転職に伴い再就職までの空白期間の社会保険料を払ったためです。

農業の申告も考えましたが、経費の必要資材の領収書がないため来年度からにします。
自家消費の米や知人への贈答米などの収入の参考価格が、今年は高いため控除はわずか。
自分の労働費用はカウントされません。他人に頼むと経費として認められるのですが。

数年前までは、東京のマンションの不動産所得があり、減価償却の計算も。
東京を離れ、管理もできなくなったため、売却したのです。
東京オリンピックが決まり、アベノミクスもあり、想定より高く売れホッとしたことも。

と言いながら20年以上前に購入した価格には及びませんでしたが。
私も家族も一度も入居したことがなかったため、投資用住宅の税制適用で所得税は高め。
ただ入居者が途切れることや家賃の滞納もなく安心。不動産屋と家賃保証の契約締結が奏功。
怖かったのは、地震と外壁塗り替えの共益費の増額でした。地震保険料では全棟損壊には不足。

税金を納めることは義務。
でも還付される税金はもっと嬉しい。試算では還付予定。



昨日 かみさんと岡山のデパートに出かけました。
いただいた商品券があったから。デパートでの買い物はあまりない田舎暮らし。
敷居の高いデパート。でも名店が多いことが魅力。食料品のある地下しか行きませんでしたが。

デパートを二つ、スーパー・輸入専門店を四つをはしごして、少し贅沢な買い物。
輸入もののジャム。イチジクとマーマレード。国産と変わらない価格ながら独特の味と粘り。
定番のモカコーヒーを二か所で。焙煎や豆の大きさが違います。
ロイズの生チョコの「山崎」入り。2%のアルコールが入っているとか。
福砂屋のカステラ、地元の店のイチゴのロールケーキ。見た目の綺麗さに負けました。
ポンパドールのビッグレーズン、ニシナのホテルブレッド。

還付されることを見越しての買い物。これでは、お金がたまるわけはありません。
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「冬休み」の「宿題」は大変!

2018年01月21日 | 日常
「冬休み」=2週間の強制休暇に入りました。
数日間は何もせず、買い物やテレビで過ごす日々。
でもどうも落ち着かず、のんびり休暇を楽しむ気持でもありません。

そこで長期の休みでないと、できない作業から着手、
なかなかその気にならなかった庭の木の剪定です。

狭い庭ながら、伸び放題の高い木があり、見通しも悪く、光を遮るのです。
専門家に頼んで、いかにも手入れをしたという庭は、私の好みではなく、「自然」風が好き。
しかし 剪定の知識もなく、高いところの苦手な私には、「ハードルの高い」作業。

でも仕方なく、はしごをかけ、高いところで「ノコギリ」で枝を切ります。
怖かったのは、石垣の上の「イチョウ」の枝落とし。電線・電話線にかからないために。
3メートルの石垣に、はしごが3メートル、身長を加えるとで8m弱の目線の高さ。



下を見るとすくむ足。
テレビや映画でも高いところからの映像を見ると、下半身がマヒしたような気持ち悪さ。
又 高齢になると、反射神経が鈍くなり、体の柔軟性もなくなり、ぎこちない動作。
もし落ちても、瞬間的には頭をかばえないでしょう。最悪状態の想像しながらの作業。

木の上で作業中に電話の着信音が。
片手で木にしがみつき、片手にノコギリの状態で、電話を受けるかどうか迷う瞬間。
作業ズボンのポケットからスマホを取り出すだけでも難しい体勢。
これで落ちたら後悔するし、笑いものではないかとの思いが頭をよぎります。
手短に話し終わり、ほっとする木の上の私。

鳥が好きな赤い実をつける「クロガネモチ」は、5メートル以上の高さのため難航。
「魔除け」の「ひいらぎ」は枯れても葉がとがって痛いため、切った枝をすぐに袋に収納。
常緑樹の「高野槙」や「檜」は適当にカット。冬でも楽しませてくれるのが魅力。
白い「藤」は蔓がほかの木に巻き付き、枯れないように最小限に蔓を切るのに一苦労。
困ったのが「紅葉の木」。ネットの動画でも、手入れは様々。思い切って枝をバッサリ。
「松」は一番難しいらしいが、上に伸びる枝のみを切りました。

3日間 毎日5~6時間の作業でした。足・腰・腕に痛みがあるが、満足感は大。
伐採と切った枝の運搬などは大変な作業でも、手入れ後の庭は気持ちいいものです。



この数日懐かしい友人からの電話も。

昔のお得意先の熊本の問屋の営業責任者。74歳にして地元の市役所勤務。元気な声です。
もう一人は四国の宇和島の医者。大学のオケ仲間のバイオリン奏者。
この時期しか取れない真珠のアコヤ貝の貝柱を送ってくれました。
経済学部卒業後、医学部に入りなおした変わり種の友人。彼も元気。

仕事をしている人は皆元気です。
私も「仕事」があるから「自由課題の宿題」もできるのかもしれません。


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69歳の「冬休み」

2018年01月17日 | 日常
昨日から今月一杯の長い休み。実に16日間。
昨春 転職時も休みがあったが、スケジュールがあっての計画的なもの。
今回は、予定もありません。

市役所に勤務する「臨時職」は1年間の間に、半月間 強制的休暇の「15日休」のルール。
健康保険・年金は一旦打ち切られ、一時的に国民健康保険に加入。
厚生年金は、通常国民年金に変わるところ、高齢のため支払う必要はないとか。

1月は経済的には厳しい奇数月。厚生年金も企業年金も偶数月の給付だから。
本来 贅沢をしなければ生活できる年金額なのに、なぜか苦しい家計。
少ないとは言え、市の給料もかみさんの収入もあるのに。やはりどこか無駄遣い?

昨日は何もせず、一日休みを過ごしたのだが、なぜか落ち着かず。
何もしないことに、少し「罪悪感」。
かみさんにそのことを話すと、「何も考えずにゆっく休んだら?」とのアドバイス。
サラリーマン生活45年の「悲しい性」なのか、「ワーカホリック」なのか?

ただ やろうと思えば、仕事(勤務でなく)はあるのですが。
離れ・ガレージの片づけや、庭木の剪定などなど。
着手するまで時間がかかるのが、私のダメな性格。
しかし今日は雨。雨が止んだら始めようと思う先延ばしの口実。

すぐできそうなのが家事・料理?。
そのことをかみさんに話すと、調理はそう簡単ではなさそう。
短時間に、冷蔵庫に残る食材で調理をするかみさんの姿を見ていると私にも出来そう?
しかし 永年の経験と調理師の資格を持つかみさんならではかもしれません。



我が家の出来の悪かった白菜に比べ、かみさんの知人からもらった立派な白菜からひらめきが。
この白菜を漬物にすることを思いつきました。
ネットで見た「おばあちゃんの漬物」の動画を参考に始めようかと。
余分な水分を飛ばすために干す必要があるとのこと。今日は白菜の「四つ割り」までで終了。
塩分量は必ずレシピを守ることをかみさんから厳命されました。

田舎住まいながら、かみさん任せで着手しなかった漬物つくり。
「未だ昏るるに遠い」時間をどう過ごすかの課題は残ったまま。
でも 目の前の現実を見ることから始める「小さな幸せ」を体感したことは大きな収穫。

今思えば昨年は、家族の転機の年だったことに気づきました。
かみさんと次女以外全員が転職したのです。

長女は育児と仕事の両立のため長年勤めた小売業から土日休みの事務職へ。
三女は、次女の伴侶の経営する病院の医療事務を手伝うことに。
四女は、「グレー」っぽい会社から、デザインも活かせる会社に。
そして私は、国の出先から地元の行政職に。

今年は転職組の娘たちの「飛躍の年」にして欲しいもの。健康が必要十分条件ですが・・。

画像   私の一番好きな果物  瀬戸田産のネーブル
     漬物のための四つ割り白菜
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「がらくた」桑田佳祐&私

2018年01月06日 | 音楽
穏やかな正月。

いただいた年賀状の整理も終わり、BGMを聴きながらのコーヒータイム。
今朝は「モカ」コーヒー。酸味が効いているコーヒーが大好き。

オーディオ装置でなく、テレビでユーチューブのリラクゼーションミュージックです。
声で「朝の音楽」と検索すると選ばれた曲が。

正月 WOWOUの桑田佳祐のライブツアー2017「がらくた」が印象的な番組。
30年ほど前、初めて聴いたとき、すぐ消える歌手と思ったことも・・。
日本語の歌詞を外人風に発音する桑田に少し抵抗があったから。

なぜこんなに永く人気が続くのか?
私が好きな理由は、作る曲の幅広さ。「悪ふざけ」風から社会派風まで。
メロディも何とはなしに覚えているから不思議です。

好きな曲は「大河の一滴」(CMにも使われた曲)。メロディが良い。
「現代東京奇譚」も。暗い歌詞なのに共感する部分があります。



今年こそ我が家の「がらくた」を処分しなくてはなりません。
新築の母屋には、家具などほとんどない殺風景な状況。良く言うと「すっきり」。
でも捨てられなかったものが、離れとガレージに満杯。

築120年の母屋の解体時、処分せず残した明治時代からの家具や器、昭和の建具。
転勤族のため、引っ越し時に不要と思った私の本・古いアンプ・贈答品の山も。
捨てずにせっせと実家に送り返した「ゴミ」の山。
「使えるもの」と「使うもの」の区別が付かなかった「優柔不断」な私。

不用品の廃棄と片付けができる「チャンス」が・・。
今月後半に15日間休みが取れるのです。

勤務中の市役所の臨時職は1年の間に、どこかで半月休まなくてはなりません。
厚生年金や健康保険を一旦切るための措置とのこと。もちろんその間は給与なし。
短期間だけど、健康保険も国保に切り替え。

フルタイム勤務は、疲れる歳になった私にとってありがたい制度。
ただ収入が減るのは痛いのですが。
旅行に行くには、資金不足と寒さが堪えそうです。

「粗大ごみを捨てなさい。」という本物の「神」と「かみさん」の声でしょう。

     

明日はかみさんと岡山のシンフォニーホールのコンサート。
おぎゃー献金合奏団の定演。保科洋先生と奥さんに会いに行きます。

昨年 脳内出血で倒れた後、奇跡的回復の先生。
セビリア、先生作曲のインテルメッツォ、奥さまの独唱、ドボルザーク8番など。



画像   テレビの中の桑田
     上下階ともがらくた一杯の離れ
     新見においでいただいたときの保科先生ご夫妻 地元で「風紋」の指揮を依頼
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