元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「分けつ」

2010年07月30日 | 農業
稲の株が凄いことになりました。

今年初めて作った稲の品種は「きぬむすめ」。
近所で作っている「秋田こまち」の数倍の大きさの株に成長(分けつ)。

その上 まっすぐでなく、扇状に開いています。
これで穂がでると重みでもっと開くはず。

昨年まで作っていた「日本晴」とは異なる成長ぶり。
近隣で作っている人がほとんどないため、比較できません。
味が良いとの評判で変えたのはいいのですが、未知の生育ぶり。

株の大きさに比して、収穫があるとは限りません。
逆に収量が減る可能性も。
水を落として、これ以上の「分けつ」を抑える必要があるかも。

農業2年生には、応用問題は難しすぎます。
おいしい米への期待は高まりますが。

     

画像  大きく成長した稲の株(近隣もびっくりの大きさとひろがり)
     隣の秋田こまちの株(もう穂が出ています。収穫は一カ月以上早いのです)
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「ピンチの奇数月」

2010年07月27日 | お金、投資
偶数月は、リッチです。逆に、奇数月はピンチの月。
収入が月により片寄っているから。

前職のサラリーマン時代と大きく変わった収入。
金額も減りましたが、入り方も。

企業年金や厚生年金は偶数月に、二カ月分が振り込まれます。
企業年金は、1日に。厚生年金は15日に。
セカンド就職の給料は、10日振り込み。

母親の収入も変則的。
遺族年金、国民年金は偶数月。軍人恩給はなぜか三カ月に一度の振り込み。
親子ともに、あまり計画的でない性格。
収入があると気が大きくなり使ってしまいます。

四人目の末娘が社会人になる4年後まで、耐乏生活は続きそう。
年金が満額支給となる64歳、待ち遠しい2年間です。
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「朱蒙(ちゅもん)」

2010年07月24日 | 好きなこと、もの
テレビを観ることが減りました。
かわりにパソコンで無料の映画やドラマを。

中でも韓国ドラマが面白い。
ブームからいうと「3周遅れのランナー」のようですが・・・。
偶然見始めた無料映画サイトGyaO!。
アジアドラマ部門は韓国ドラマオンパレード。

恋愛ドラマが圧倒的に多い中、歴史ドラマに興味が。

中でも古朝鮮の建国時代を描いた「朱蒙(ちゅもん)」。
初回の放送当時は、画期的な視聴率だったらしい。
中国の漢の支配からの独立と内紛がメインストーリー。
鋼鉄剣の発明や、尿を生成した初期の火薬の登場など興味津々。

いかにも作りものという展開にもかかわらず面白い。
韓国の歴史ドラマには定評が。
愛国心を描いては日本の比ではない盛り上がり方。
主人公の人間的な成長や大義に共感。
日本になくなりつつある家族愛や礼儀がまだ生きている世界。

何回目の再放送か知りませんが、楽しめます。
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「玉虫(色)」

2010年07月21日 | ふるさと
初めて見た生きている玉虫。

神社の境内で、総代の仲間が見つけました。
反射の角度によって、七色に光って見えます。
田舎に住みながら、実物はなかなかお目にかかれません。

天敵の鳥から、身を守る玉虫。
色の変わるものを嫌う鳥の性質を逆手に取った自然界の進化。

政治の世界で使われる「玉虫色の決着」。
玉虫には迷惑な表現かも。

色を楽しんだ後、草むらに返しました。


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「山の境界(さかい)」

2010年07月18日 | ふるさと
母親経由で新見市から協力依頼が。
山の境界を教えてほしいとのこと。

勤務先を早退し、指定場所に行くと私を待つ面々およそ7~8名。
県民局・市の担当者・石灰製粉会社・地元の人。
その物々しさに驚きました。

私の父親が今から数十年前に石灰会社に売った山林の境界がわからず、
元の持ち主の我が家にその境界を特定してほしいとのこと。
保安林の指定が必要な場所で、特定できないと着工できないそうです。
その山には浮石が数か所あり、防壁を作って、ふもとの民家への被害を避けるとのこと。

何十年も故郷を離れ、その山にも子供時代に登ったきりで記憶さえ曖昧な山。
当時の子供に境界などわかるわけがありません。
よほど困って私に連絡をしてきた様子。

山の広さと所有をあらわす切絵図、実測の地図、航空写真。
考えられるデータを準備してあります。
後は、「ここが境界です。」と言い切れれば済む話らしいのですが・・・。



山の尾根近くに車で登り、その近隣の人の案内で現地まで。
売らずに残していたわずかな土地があります。
大きな杉の木と朽ち落ちた社(やしろ)風の残骸。
神を祭った土地ゆえに売らなかったのでしょう。
おかげでここは境界が特定できました。

後は山のふもとの境界を決めるだけ。
母親を現地に同行し、昔の記憶を呼び起こします。
88歳ですが、ボケもせず記憶は鮮明らしく、
「ここが境界、昔このあたりに田んぼがあり、ここから山に登っていた」と断言。

今は、資産価値の少ない山林ですが、いざとなると欲が出ます。
田舎の山林でよくある境界問題の一端を垣間見た半日です。

画像  山林調査中の行政の担当者(崖っぷちに立ち、境界を見通します)
     調査対象の山(下の家に被害が出ないように工事を予定)
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「放水」

2010年07月16日 | ふるさと
通勤途上から見えるダムが大放水。
ダイナミックな景色を見ることができます。
梅雨のドカ雨でダムが満水?数日間放水しっぱなしです。

このダムの放水の凄さが気になり、今日は思い切って寄り道。
ダムの水の落下点近くに寄ってみました。
落下する量とスピードで、周辺は霧が出た状態。
落ちた水も盛り上がるように塊になり、逆巻いています。

ずっと見ていると自分が動いているような錯覚。
ぼんやりしていると流れに吸い込まれる恐怖感も。

普段は忘れている自然の力。
災害時の水の力を予測すると、人間なんかちっぽけなもの。

     
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「龍馬伝」 テーマ曲

2010年07月13日 | 音楽
日曜日の午後、市内の短大に。
ミニコンサートです。「照葉樹」という講師グループの主催。
今回2回目の訪問。アットホームな雰囲気が好きです。

お客様は前回よりも少ない感じ。
参院選投票日であり、朝方の大雨が出足を止めたようです。

雨上がりの緑に囲まれた演奏会場。
窓越しに見える濡れた木々が絵になります。

フルート二重奏や、オーボエ、クラリネット、ファゴットの三重奏。
声楽やピアノソロも。

一番面白かったのは、ピアノデュオ。
ウルトラマン・ヤマト、宮崎駿のアニメ、最後はNHK「龍馬伝」のテーマ曲。
ドラマの冒頭のシーンのバックに流れるあの曲がピアノで聴けると期待。

演奏の先生のこの曲への想いが解説されました。
「龍馬が生きたあの時代の ざわざわ感 を出したい」
壮大なモチーフとリズム感の共存。二人の演奏者の「息」合わせの難しさ。
突き放したようなフォルティッシモの唐突な終わり方が好きです。

テレビ以外で初めて聴いた「龍馬伝」。
今年は、数多くのオケやウィンドで演奏されるでしょう。
あれだけ人気のある大河ドラマは久しぶりだから。
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「初もの」

2010年07月11日 | 食べ物、飲み物
週末 知人たちと食事会。
このメンバーでの集まりには、久しぶりに参加。
調理するのも、大佐の知人。場所もこの知人の自宅。

今回の楽しみは、実は「そば」
そば打ちの趣味の域を超えた人が、出張で作ってくれました。

話を聞いただけでも、知識と経験は相当なもの。
そば粉、切り方、ゆで時間、賞味時間、つゆの作り方、食べ方までそのこだわりは無限です。
切り方はミリ単位、ゆで時間を秒単位で と驚き。

        

今シーズン初めて食べた「鮎」。
小ぶりでしたが、さすがこの時期の「王様」の味。
串をもってかぶりつく野趣のだいご味。

自家栽培の野菜をふんだんに使った天ぷら。
近くの鶏肉処理工場の新鮮な肉を使った「から揚げ」。
野菜やエビの「生春巻」。
最後は、「炊き込みご飯」、食べきれないためパックに詰めお土産です。

食べる人数と作る人数が同数の「贅沢な」料理。
高級割烹なみの手間と食材。田舎に住んでいる特権です。

     

多少の不満も・・・。
そばは、もう少し太めが私の好み。(そういいながら2人分食べましたが)
天ぷらは、熱々が食べたかったとか・・・。

時間をかけ、調理いただいた知人に感謝です。

昨日は、今シーズン初めての「イチジク」も。
私の大好物と知っている弟が手に入れてくれました。
この時期の「イチジク」は初めて。
「旬」の味には届きませんが、食感を楽しみました。

        

画像  食事会場(この落ち着いた旧家の空間が料理を引き立てます)
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「名刺」

2010年07月09日 | ビジネス
昨晩 知人の女性のために名刺作りを。

趣味が料理で、将来お店を開く夢を持った同世代の人です。
名刺作りは、パソコンソフトで手軽にできる時代。

さる食事会の時、その女性に料理のお礼に名刺作りを約束(したらしい?)。
でもすっかり忘れていました。
私の欠席の食事会の時、その話が出たようです。

明日は、久しぶりの食事会。
そのままにしておいては、男がすたります。
眠いのを我慢しながら、レイアウトを考え、パソコンに向かいます。
悲しいかな 絵心のない私。時間がどんどん経ちます。
できたものは妥協の産物。これで許してもらえるかどうか・・・。

私自身の名刺は3種類。
仕事用が2種類とプライベート用がもう1種。

公務用は、企業訪問時に使うオフィシャルなものがひとつ。
加えて 相談窓口用で、求職者に渡すものも。
7月から本省の指示で交付の指示があったのです。
責任の所在をはっきりさせるためのもの。枚数を結構使います。

プライベート用は悩んで自作。
結局 神社総代や趣味の農業も入れることに。
忙しさを理由に、草刈りくらいしかしてないのですが。
いまや農業はかっこいい趣味。見栄です。(汗)

ハッピーリタイアー後、名刺に縁のない生活かと思っていましたが・・・。

画像  新見市大佐山(食事会はこの山のある大佐で)
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「高校 同窓会」

2010年07月06日 | 友人たち
日曜日は高校の同窓会。

集落の道の掃除を済ませ、ぎりぎり飛び込み開会に間に合いました。
高校の同窓会は、初めての出席。
卒業以来40数年ぶりに会う友達が大半。

見覚えのある顔、でも名前が出てきません。
相手も同じ様な思いかも。
最初のうち、話しかけてくる人もまばら。

アルコールが回ったころ、ようやく会話もスムースに。
手元のリストと胸のネームカード、顔を「盗み見て」相手を特定。
昔と異なる雰囲気の人には特に注意を払って会話。

合間にスクリーンに流れた高校の「ウィンド(吹奏楽)」の演奏風景。
昔 なかったサークルです。レベルもそこそこ。
校歌を歌いましたが、全然覚えていません。
大半の人が歌っているというのに。私は記憶のかなたに飛んでいっています。

地元に残っているのはわずかな人。
この人たちと連帯し、地域に少しでも役立てば嬉しいのですが・・・。
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紹介状(就活)

2010年07月03日 | ビジネス
毎日 発行している紹介状。
求人に応募する求職者には必携です。

応募の際、相談窓口で出します。
企業の求人担当者に電話し、応募の可否を確認。
その後 求人カード・求職カードをポスでなぞり、窓口担当者名を自署。
求職者に内容確認後手渡します。

書類選考の場合は、履歴書に同封。
即 面接の場合は、面接官に渡してもらうように依頼。

採用不採用にかかわらず、返送もしくはFAX送付依頼。
就職できたか、否かがこれでわかります。

面接当日に返るものもあれば、一ケ月もかかるものも。
返送を忘れている事業主、数次の面接や本部決裁で時間がかかる場合も。

一度に二社までは、応募可能のルールです。
しかし まったく異なる仕事に応募希望の人には、首をかしげざるを得ません。
自分がどんな仕事をしたいのか、自身よくわからない人も。

事務職と製造職、介護と技術職、運転と警備  ??
求人の少ない 受難の時代、やむをえないのかもしれませんが。
過去の職務歴を聞き、志望動機を確認し、時には異なる道を薦めます。
言われるままに、紹介するほうが楽ですが、私はどうも・・・。
お節介な自分の性分が邪魔をします。

数回にわたる相談者との面談を通じ、適職をアドバイス。
お互いの思いが一致したときは嬉しいものです。
そして 「就職が決まりました!」の報告が最大の喜び。
「おめでとう!」と握手する時が最高です。握手は就職決定時の私のルーティン。
嬉しさで潤んだ眼を見た時、こちらも思わず涙腺が緩みます。

小規模な田舎の窓口ならではの、人間同士のふれあい。
都市部の混雑窓口では、不可能なお付き合い。
ここでしか通用しない私の流儀でしょう。

画像  伯備線車内(岡山ー新見間を走る鈍行)
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