「娘の気持ちがわからない」と書いた直後の昨晩、次女が単身のマンションを訪ねてきました。
久しぶりです。
泊って近況報告をして、親父に安心感を与えようとしたのです。
娘に気を遣わす世代になってしまいました。
その娘に、おいしいものを食べさせようとしている「甘い自分」に気づき苦笑です。
この春から、看護師になった次女です。内科担当です。
毎日が肉体的には限界に近い仕事だそうです。
そのため家に帰ると、疲れてひたすら寝るそうです。
夜勤が大変です。一人で20人以上の患者さんの点滴やナースコールをさばくのです。
薬を間違えないようにチェックしたり、何回も看護師を呼ぶ患者の対応に追われるのです。
不安を抱えて看護師だけが頼りの患者もいるわけですから、仕方ないのです。
ただ自分でできることを、看護師に依頼するわがままな患者には、閉口するそうです。
責任の重い仕事です。
でも自分で選んだ職業ですから、大変と言いながら辞めたいとは言いません。
大きな病院で、数十人の看護師がいます。
医者は親切で、先輩の看護師との人間関係はよさそうです。
ハードな仕事だけに、収入は社会人一年生としては結構多いのです。
ストレスを、カラオケとジムで晴らしています。
3日ほど前、母親から急に電話があり、突然受話器の向こうで声が詰まりました。
理由を聞くと、この看護師の次女が、私の母親にかばんを送ってくれたとのことでした。
思いがけない孫のプレゼントと添えられた手紙を読んで、声を出して泣いたそうです。
感情の起伏の激しかった次女は、決して穏やかな性格ではなく、自由奔放でした。
その娘が、多くの患者に接する中で、祖母を思い出したのかもしれません。
親ばかを承知で言うと、看護師になって成長したことがわかります。
画像 先週 次女が三女と行ったディズニーランド(ハロウィン)
のパレードを撮った画像を借りたもの
著作権を問われるかな?