元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

和室で聴く「ピアノ」けっこういい音です

2008年12月02日 | オーディオ

午前中 就職相談にハローワークに。
「暖かな春」を思わす初冬の一日です。

午後 部屋を開け放して久しぶりにアンプにスイッチ。
温まるのを待って、「ピアノ」のCD。
けっこういい音です。

母屋を大規模改装のため、この部屋もあと二か月。
仮設のオーディオ。調整はしていません。
プレーヤーのセッティングもしていません。
レコードは梱包を解いていないのです。

こんな明るい、暖かな日は、音楽はBGM。
景観を楽しみながら、「癒し系」の軽い曲です。

結構広い奥の間にスピーカー。
出入りの関係から、間隔が広すぎ定位が安定しません。
「ばかでかいピアノ」の音像ですが、響きはいいのです。

この部屋は畳の部屋、壁は高い天井の周囲のみ。
周りはふすま、障子。わずかの家具。壁がありません。
デッド過ぎると思っていた和室が最適なリスニング空間に。
ただ低音は絞ります。

     

隣は天井の低い中の間。
天井の板厚があるため、いいのかも。
二つの部屋の天井の高さの差は一メートル以上。

高い天井は、祝い事のための「神楽」の薙刀(なぎなた)が振れます。
この高さが、ホール効果を生み出しているのかもしれません。

いい音楽とおいしいコーヒーと明るい光が幸せな一日をもたらしてくれました。

画像  畳の奥の間に仮設置したオーディオ
     奥の間と中の間の天井(高さが大きく差があるのです)
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耳鳴り? 高音域が聴きにくい!

2007年10月26日 | オーディオ


東京の単身生活を始めて、気づいたことがあります。

浜松時代から使っているアンプやテレビのボリュームを大きくしている自分がいます。
住環境が変わったためかと思っていましたが、どうやらそうばかりでも
ないようです。気づかないうちに聴力が落ちているのではないかと思い始めました。
今まで 健康診断で聴力のことを指摘されたことはないのですが。

時たま高音域の音が聞えるのです。小さな音です。
しかし ヘルツ数の高い感じです。いつのまにか聞えなくなったりもします。
ほかのことをしているときは、忘れていますが、静かで周りに音が
なくなると聞え始めることもあります。気のせいだけではありません。
これを耳鳴りというのでしょうか。



すこしがっかりしています。
もし事実なら、音に敏感で、オーディオ聴力に自信のあった私には、衝撃です。
高性能のアンプを聴き比べて買ったのは最近です。いいアンプです。
また楽器から出る倍音が、名器の条件だと思ってきました。
ひょっとしてこれらの高い音や倍音が、聴こえてない、もしくは聴きにくいことが事実ならショックです。

    

いまだにアナログのプレーヤーでLPレコードを聴いています。
針先のレコードの削りかすを無水アルコールで拭くのです。
照明つきのルーペで見ながら掃除ですが、最近見えにくくなりました。

若いころから、給料の大半をオーディオにつぎ込んできました。
ラーメンを食べながら、ローンを支払ってきました。
その「宝物」が「味わえない」ならくやしいのです

年をとると仕方のないことですが、いい体調で音楽を楽しみたいものです。
ただ 一度は医者に行って診てもらう必要はありそうです。

画像   プレーヤー
     アンプ
     小物(照明付きルーペ、アルコール、綿棒など)
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東京単身生活事情

2007年08月21日 | オーディオ
私の単身のマンションは朝日が射すのがとても早いのです。

光が溢れること、音が自由にだせること。この二つをマンションを探す条件にしたのですから当然です。

引越しの時、運送屋さんが驚いていました。
穴のあるブロックでなく、中の詰まったコンクリートの塊を運んでもらったからです。スピーカーの下に敷き、階下や隣に低音が響くのを防ぐことと、音のもやつきを抑えるためです。

おかげで快適なオーディオ環境です。弦・ピアノが素晴らしくいい音で聴けます。ただ狭いので積み重ねています。地震が来ませんように。

                 

また開放感を求めて、ふた部屋の間の仕切りを外し、ワンルームで使っています。

「食育時代」を迎え、また「濡れ落ち葉」になるのを防ぐために料理のマネごとも始めました。おかげでスーパーに行き、旬の魚や野菜のことと値段に敏感になったのです。半年前の自分と大きく変わりました。すっかり「主夫」になりました。

スーパーは全体に高めですが、一人暮らしに便利な「99ショップ」が近くにあります。何でも食品が99円です。魚・肉はありません。そのかわり冷凍食品は何でもあります。雑貨の「百均」と同じでつい余分を買うことにより、客単価が上がり経営が成り立つらしいのです。いつも賑わっています。

洗濯や掃除は苦になりません。ただワイシャツだけはクリーニングです。近所のクリーニングやの価格は一枚262円です。競争が厳しく注文取りや、配達サービス、深夜営業サービスなどで顧客獲得競争の激戦区です。



また料理の配達サービスもすごいのです。
中華・ピザはもちろん寿司や弁当もあります。夜12時位までOKですが、平均1200円以上が注文の下限です。大盛りサービス、パックサービス(セット商品)、ウェブ登録サービスなど差別化のためのアイデアいっぱいです。

不用品の引き取りサービスも盛んです。捨てるのに金がかかるため無料で引き取る商売が忙しい現代人に受けるのです。毎日郵便受けにチラシが5~10枚入っています。いかがわしいチラシも結構あります。

ゴミの分別は、きちっと要求されます。面倒くさがりの人は大変かもしれません。
集積場に朝出すのは、中年や年寄りばかり。私のマンションでは若い人が、朝出しているのを見たことがありません。みんな前日に出すのです。ルールやモラルの問題ではなく生活時間が大きく変わったのでしょう。
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快感  低音のうなり(オーディオ)

2007年01月28日 | オーディオ
最近のテレビ番組やCMの中に、音のすばらしいもの、凝ったものがあります。

たとえば、昨日のNHKの9時からのドラマ「スロースタート(前編)」などです。

 自宅では5チャンネルのホームシアターではありません。しかしテレビの音をアンプに通してスピーカーで聴いています。ただ低音だけは別スピーカーでブーストしています。昔の3Dです。

突然CMの中で、ソースを換えたくらい音が変わることがあります。
BSでの音楽再生は当たり前ですが、地上波のチャンネルで低い音まで,延びていると思わず聞き耳を立てます。通常の番組では、アンプを入れてないのですが、音楽番組や映画の時にスイッチオンです。

音楽番組でも低音が切れていることが多いのです。
突然CMでいい音が流れるときがあります。その企業やプロデューサーのこだわりを感じます。ステレオ感があり、奥行きがあると最高です。

CDのなかに低音がもやつくものがありますが。こんなときは低音はカットします。
そのほうがすっきりします。高音が生きてきます。

昔 弾いていたコントラバスの音は特に気になります。

コントラバスの音は、もたついた低音ではなく、風を起こすかろやかな低音です。
しかも軽いけど厚みがあるのです。
いいマイクロフォンでないとちゃんと拾えない音だと思います。

四女がジュニアオケに入るとき、チェロを勧めたのは、その音域のように安定感ありながら幅広い人生を娘に望んだのかも知れません。
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私のこだわり  オーディオ小物編

2006年12月04日 | オーディオ

休日 数時間は音楽を聴いています。

ステレオは、アンプ以外もう随分昔のものですが、音質が気に入っています。
特にスピーカーは、タンノイのものですが、エッジを張り替えて聴いています。新品のスピーカーが買える位修理代金を払いましたが。技術料ですから納得しています。聴き疲れない中域が大好きです。最近の高域・低域のフラットに伸びたものではなく、癖の強いものです。

持っているソースは、CDよりも圧倒的にLPレコードが多い為、アナログのターンテーブル(プレーヤー)を使っています。この昔のプレーヤーは、大きくて扱いにくいものです。定速になるまでに少し時間がかかります。

カートリッジ(針)が又手間がかかります。一定の間隔で針先の掃除がいるのです。
針がレコードを削っている為、これを除かないとうまくトレースしてくれないのです。
高域の再生がこの作業にかかっています。照明つきのルーペで針先を拡大して見ながら,
綿棒に無水アルコールで湿らせて拭くのです。若い頃は何ともなかったこの作業が、視力と手先の細かい作業の衰えでうまくいきません。でも良い音で聴きたい為にこの「セレモニー」を続けます。

こんなに苦労をするよりも、CDで聴くほうが圧倒的に楽ですが、実はこの苦労と言っていることが最高の時間なのです。出てくる音に期待しながら作業を進めます。

小さめの音で本命のレコードを聴く前に他のレコードでエージング(馴らし)します。
そして本当に聴きたいレコードを聴きます。絞っていたボリュームを上げるときの緊張感と期待は何物にもかえられません。期待以上の音楽が流れ出したときが至福のときなのです。

ここにポットにたっぷり入ったコーヒーがあると他のことを忘れた別次元の世界です。
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オーディオは宝?ガラクタ?

2006年11月05日 | オーディオ
 昨日家族で娘達の音楽の記録(DVD)について話していたら、昔を思い出した。
娘の演奏会のDVDを何回も観るので娘とかみさんが「異常」だとのたまう。音と画像のソースは飽きさせないと思う。いつも新発見があるのだ。

 初めてオーディオらしきものに触れたのは、高校3年生だった。(40年前)それまで、家にあったのは、ラジオと「電蓄(デンチク・・電気蓄音機)であった。独身の伯父が、SP(LPレコードの前の世代)を聞くための手作りしたものだが既にガラクタ同然であった。SPは「りんご追分」や浪曲で興味がなかった。今思うと貴重品だったかも。
 その昔 ラジオを2台適当な間隔をあけて並べて、ステレオもどきの放送(NHK第一と第二の普通波)を聞いた気がするが、幻かも知れない。

 初めてのハイファイステレオは、宝物であった。当時「モジュラーステレオ」と言っていた気がする。チューナーやプレイヤーまでが一体だった。最初に聴いた「カルメン」のシンバルの音がリアルだったのをはっきり覚えている。学生オケのとき、専業メーカーのアカイのレコーダーを買ったこともあった。親父がその値段にびっくりしていた。

 学生時代はホンダのバイク「ベンリー」で配達のアルバイトをして、社会人になってからは給料の大半をオーディオにつぎ込んだ。
費やしたお金は半端な金額でなかったと思うが、惜しいなどとは思わなかった

 いろいろ遍歴をしたが、スピーカーやターンテーブル・アームはもう20年使っている。スピーカー(タンノイ)は数年前に職人さんに、ぼろぼろのエッジを新素材で張り替えももらって生き返った。雨上がりに、すごく良い音がする時間帯がある。湿度の関係であろう。深夜以外は窓を大きくあけ結構大きな音で聴く。そのときの窓から見るみどりの木々(隣の家の庭)とたっぷりのコーヒーは最高。近所には、事前にお断りをしているが、ピアノとオーディオでは迷惑だろう。スピーカーから出るピアノの音を娘の演奏と勘違いし、うまいと誉めていただいた時には赤面した。

 音楽は自分の人生において、大きなウェイトを占めており、それをいつでも聴かせてくれるオーディオは素晴らしい友達である。 この友達を調子が悪いから、自分の思い通りにならないからといって仲間からはずすのは自分にはできない。まずは調子の悪いところを医者(お店・メーカー)に看てもらう。お金がかかっても元通りになるのなら。みんな同じだが、自分自身も歳を取ってから高音が聞こえにくくなっている。自分もオーディオも変化するのです。好みの音に近いなら、音がどうだというより、何をどう聴くかが重要である。私は疲れない中域重視のシステムが好きである。

最近はシンフォニーよりピアノ曲が増えてきた。澄んだ音で聞くピアノは最高である。
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