元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

郷土の誉れ「哲っちゃん」

2015年01月31日 | 友人たち
先日 30人ほどが集まり岡山駅近くで「祝賀会」を開催。
中学校時代の同級生の受賞を祝っての集まりです。

中学校時代、いつも図抜けて勉強できる友人がいました。
いつも沈着冷静、おまけにスポーツマン。
この友人が、昨年大きな賞を受けました。

医学部に進み、外科医になって、癌の手術では岡山県下では第一人者。
その手術数1700を超えるとか。岡山の大病院の副医院長。
癌の克服に貢献した功績で受賞したのです。

同級生や地元の多くの人が手術してもらい、感謝しています。
私の母親も、検診時には、彼の世話になりました。
忙しいのに検診時には志願して、故郷の老人達の健康維持にも貢献。
同級生のためか母親は、当時の幼名「哲っちゃん」と呼びます。

私と同じ大学なのに、学部が異なるため一回も会えなかった「哲っちゃん」。
彼は南の高校に進学したため、同級生だったのは中学校時代のたった3年間。
でもなぜか印象に残っていた幼な友達。

新見市の地元の数人が準備係。
手分けして、電話とハガキで連絡を取り、主旨を説明し参加を促しました。
会場の都合で30人で満杯のため、近場の人を優先。
地元の書道家にお願いをし、彼のために額を作ってもらい贈呈。

会場で発起人から、お祝いの言葉と額の贈呈。
「哲っちゃん」もあいさつの言葉が感激で詰まり気味。
「ふる里はいい。そのおかげで人間として育ててもらった」と。

中学校卒業から私は50年ぶりの再会。
お互い面影が残っていると話が弾みました。
ふるさとの同級生の活躍は、私たちの誇りです。

彼の名前は「三村哲重」、岡山済生会病院の医師です。


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「娘と孫との別れ」

2015年01月21日 | 娘達・家族
昨日 ふるさと出産をした長女と孫が東京に旅立ちました。

三か月の滞在で、無事出産し、婿殿が待つ東京へ。
かみさんが付き添い岡山空港から羽田へ。
荷物は事前に宅配で。その量 段ボール10箱。まるで引越しの様。

おかげで今週は「独身生活」。
帰宅して、誰もいない我が家は少し寂しい。

旅立つ前の日の夜、娘が改まって「お世話になりました。」と。
その瞬間、思わず胸が詰まり、涙腺が緩みました。
まるで嫁入り前夜の再現。「頑張れよ」と言うのが精一杯。

出産の痛みや授乳で寝不足の不安や不満を一切口にしなかった娘。
黙々と沐浴やおしめ替えをする娘に成長を感じます。

かみさんも私も長女との生活は久しぶりでした。
長女のため我慢をさせ、下の3人の妹を託していました。
甘えることのできなかった娘のため、愛おしさが増します。

入院中の母親に「ひ孫」を見せにも行きました。
看護師から、子供や孫のために「短時間の面会にしたほうがいいですよ。」と釘。
母親は、小さな子供に目を細め、恐る恐る触り「柔らかい」と言います。

破格のお祝いをもらった長女が「夏にまた。帰るから」と。
帰り際「元気でね」と母親も涙。
自分の寿命と再会までの時間を天秤に掛けたのかも知れません。

数日前、東京に帰る娘に「何が食べたい?」と聞くと即座に「焼き肉!」
なじみの焼き肉屋で「壮行会」。交代で孫を抱きながらの焼き肉。
肉のうまさと娘との会話で最高の食事会。しあわせな夜でした。



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「宮参り」

2015年01月11日 | 娘達・家族
孫が生まれて一カ月。
子供の健康を祈念する「宮参り」を。

近くの神社です。
宮司が常駐でなく、イベントごとにお願いする田舎の「お宮さん」。
事前に、打ち合わせて、大安の午前中に決定。
ウィークデイのため、私は有休、かみさんは既定の休み。

前日から、宮司が準備をしてくれていました。
寒いからと、何とストーブが四台も。
当日は冬にしては珍しく晴天。日差しが暖かで助かりました。

子供の宮参り用の着物は、娘がネットでレンタル。
買えば数万円もする着物が、送料無料で何分の一かの出費。
便利な時代になったもの。

宮司の叩く太鼓の音にも、驚かず気持ちよさそうに眠り続ける孫。
緊張しているのは、大人だけ。
気持ちばかりの「お初穂」にもかかわらず、お宮からお土産がどっさり。
お札や、お守り、破魔矢、食い初め用の茶わんセット、お神酒までも。

     

神社で記念の写真を撮りまくり、家に帰ってからも撮影大会。
写真の整理が大変。
その足で、病院の母親に初めて子供を見せに行きます。

初めて見る子供の顔、恐る恐る「ひ孫」に触る母親。
写真で見ていても、本物に感動。「可愛い」の連発。
たくさんの祝いをもらった娘がお礼を言うと「いやいや少しだけ」と嬉しそう。
私たちが引き揚げてから「嬉しさで涙が止まらなかった」と翌日の母親の弁。

孫は私の小さいころに似ていると母親に言われました。
ということは、娘似?
顔かたちも含め、DNAを残すことができたらしい。

人がなぜ生きているのか?「遺伝子を後世に伝えるため」と聞いたことを思い出しました。

画像   神社で演じられる備中神楽
      宮参りの豊岡八幡神社

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新年の我が家

2015年01月02日 | 娘達・家族
久しぶりに雪の元日。

年末から帰省の娘たちとの正月。産まれたばかりの孫を入れ8人。
私たち夫婦、長女夫婦と孫、次女・三女・四女、家族勢ぞろい。

東京から息子(孫)に会いに来た婿殿、
おしめの替え方やミルクの与え方、あやし方を長女が教えています。
子供に接する時間の少なかった私の時代とは大違い。

年末 山陰に買い出しに行った食材で、次女・三女がおせち料理に挑戦。
料理の形や色にこだわりレイアウト担当は四女。かまぼこを使った細かい細工物も担当。
現役の美大生の四女、レポート提出を休み明けに控え、パソコンを手放しません。

看護師の次女は、就職以来初めての通常のお休み、家庭持ち優先の病院のルール?
結婚を意識してか、料理作りに熱が。

トランペット吹きの三女は、マウスピースのみの練習を欠かせない様子。
産まれたての甥が可愛くて仕方ない「叔母さん馬鹿」ぶりを発揮。

子育て専念で1年間休職の長女、育児方法を母親(かみさん)からレクチャー。
今月半ばには東京にUターン、初心者ママのスタート予定。

     

近くの神社に初もうで、寒いが晴れて気持ちのいい朝。
雪が珍しい娘たち、正月気分も手伝って、はしゃいでいます。

どさっと届いた年賀状。友人・知人の近況は様々。
元気な友人たちは海外旅行が最多。聞いたこともない地域の名前がずらり。
半面 体調不良や老化を嘆く声も。
多いのは趣味の世界。リッチな日常生活が目に浮かびます。

在職している人が減りました。
定年制撤廃のわが職場。と言いながらいつまで勤務できるやら。
健康状態や契約相談員の身分が継続できるかどうかわかりません。

昨年1年間、お手伝いをして200人が就職しました。延べ1000人です。
地元に貢献できる今の仕事は「天職」と考えています。


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