元ベース弾きの田舎暮らしは

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就職相談・紹介が「天職」

「水」

2019年06月30日 | 食べ物、飲み物

今日も雨、梅雨の真っただ中。

昨年の豪雨災害から1年。

いまだに災害復旧が進まないふるさと。

 

あちこちに見られる山崩れの跡、積みあがった土嚢。

復旧のための建設関係の人手不足も影響しています。

高齢化が進み、若者の就職もほとんどない地元の中小の建設会社。

水の怖さとありがたさを同時に体感した昨年でした。

 

     

 

我が家の飲み水は二系統。

市の上水道と地下ポンプによる汲み上げです。

調理用は、浄水器を経由。キッチンのカウンターに「鎮座」。

 

転勤族だったため、全国の水道の質のばらつきを経験。

美味しい水と塩素の匂いのきつい水も。

 

そのためか、かみさんは水に敏感になり、浄水器も「転勤族」。

フィルターと紫外線の殺菌機能を併せ持つ浄水器。

交換用のフィルターの価格の高いのが難点。1万円です。

おかげでコーヒーの味は上々。浄水器に感謝です。

 

    

 

昔からある地下ポンプ、数年前にポンプ交換。

庭の植木や洗車、畑の散水に重宝しています。

30年前はもう一系統、貯水された山水。

 

山の湧き水を、父親手作りのコンクリートの沈殿槽(タンク)を経由。

100mほどパイプを引き、炊事や風呂に利用していた記憶が。

もっと昔のこどもの頃は、集落の中央の手押しポンプの「井戸」も。

 

     

 

毎日飲む水は、その「有難さ」を普段は忘れています。

災害や水不足の年に「治水」の大切さを痛感。

田んぼの水不足も、農業開始のここ10年間ありません。

 

「ふるさと」の構成要素に、水の存在は欠かせません。

 

画像   浄水器  25年使用(2代目)

     近くの川の護岸崩壊直後

     愛用のコーヒーメーカーとポット

     昨年 川に現れた熊(生態系が狂いはじめた?)

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「刑事 モース」 (オックスフォード事件簿)

2019年06月26日 | 映画/テレビ

楽しみにしているテレビドラマ。

「刑事モース」ーオックスフォード事件簿、wowowのドラマです。

最新作が近々放映とか。

 

昔 偶然見たドラマが「刑事 モース」。

イギリスのオックスフォードを舞台にしたシリーズもの。時代は1960年後半。

イギリスの小説「警部モース」の主人公の若かりし頃を描いたものらしい。

 

クラシック好きの主人公に共感を持ったのがきっかけだったかもしれません。

当時のイギリスの生活やトピックスは知らないが、「セピア」色の印象。

自分と同年代の青春時代も好感の原因でしょう。

1話完結ながら、その1話を1時間半でのストーリー展開のため、丁寧で面白い。

 

等身大の主人公のためか、共感を持ちます。

スーパー刑事でなく、日常生活の中で悩む姿は「普通の人」の感じ。

オックスフォード大学中退。注意力・推理力はさすがですが。

相棒の警部の、父娘の葛藤も、自分の娘のことのようで興味深いのです。

 

脚本が素晴らしく、イギリスでもシャーロックホームズ以上の人気だとか。

 そしてカメラワークも素晴らしい。

「スチール」にしても良いくらいの、アングルと風景などの取り入れ方は秀逸。

ズームを多用せず、刺激的な描写をしないのです。

 

人間を丹念に描くドラマは面白い。

日本のドラマと異なり、犯人は最後まで分からないのも飽きない理由。

犯罪の起点・原因が、結構古いのも特徴。

何十年も恨みが増幅され、復讐を企てるストーリーは、横溝正史風。

 

主演のモース刑事は、ショーン・エヴァンス。上司の警部役はロジャー・アラン。

期待するテレビ番組が少ない中、楽しみなドラマです。

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苦しかった「胃カメラ」

2019年06月23日 | 日常

人間ドックで、高齢による体の「ガタ」をチェック。

済生会病院の医療センターで受診。

片道2時間の「健康への道」。早朝5時半出発。

 

昨年より新しいビルでの検診。

受付も9階で。ホテルのフロント風。大きな窓から岡山市北部が一望。

ウィークデイを選んだため、まばらな受診者を想像していたが、見事ハズレ。

次から次に受診者が現れ、満杯状態。

 

内蔵チェックのための超音波やガンの兆候発見のため大量の採血も。

基本的な受診項目を終え、オプションの受診に。

胸部CTと胃カメラは、別棟の一般診療フロアに移動後実施。

 

胸部CTは、ただ寝そべっているのみ。時間も短く、楽な受診。

苦しかったのは、胃カメラ。実に10年ぶりの検査です。

浜松の、胃カメラの得意な小さな病院の経験が数度。

 

久しぶりの検査は、苦しさもあってか、とても長い時間の感覚。

嘔吐感と唾液だらだら、苦しさから涙も少し。

しかし バリュームと違い、検査結果が即分かります。

 

専門の医師が、優しく丁寧に画像を見ながら説明してくれました。

咽喉の何か色の変わった部分を指し、「これが 見つかりました。」

「何ですか それは?」と私。医師は、少し間を置き「腫瘍です。」

 

私は、動揺を抑えながら「えっ?」と聞き返します。

医師は「良性だから・・。近隣の耳鼻咽喉科にまた行って診てもらって下さい。」と。

続けて「小さなポリープもありますが・・。」と画像を指します。

 

精密検査の指示は、なかったものの、不安の残る検査。

後日 送られてくる受診結果待ち。しかし 胃カメラ受診が良かったのかもしれません。

バリューム検査では、分からない病変も判別できるらしい。が、見落とし?が あるかも。

 

昨年は脳ドックをオプション選択。今年は胃カメラ。来年は腸も調べなくては。

人間ドック受診料は、健保の補助がありながら4万5千円。昨年は6万円。

出費は痛いものの、健康維持のためには仕方ありません。

 

     

 

日帰りドックを受診した検診センター。

タイプの異なる医師二人。総合検診担当と胃カメラ担当。

ロボットのような「無機的」な医師と優しく丁寧な説明をしてくれた医師。

 

技術能力は分からないものの、受診者の「不安な気持ち」を和らげるのは、やはり・・。

胃カメラ受診中、ずっと背中を擦っていてくれた看護師さん。

「母親のようですね!」というと笑っていました。

 

就職相談を仕事としている自分の「あり方」も考えさせられる一日でした。

 

画像    済生会 検診センター

      かみさんの自信作 フルーツタルト  見た目も味も最高

 

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「ドラムサークル」

2019年06月16日 | 音楽

強い雨の中、昨日 新見公立大学を訪問。

大学で開催されたのは、「ドラムサークル」ファシリテータ養成のイベント。

100人以上が集合、熱心に受講中でした、

 

以前 この大学の教授がご挨拶に。

健康保育学科の学科長が、イベントへの協力依頼に来所されたのです。

「ドラムサークル」を開催するので、ぜひご協力と情報収集をお願いしたいとのこと。

 

なぜ私に?「ドラムサークル」とは何?

全く 未知の分野のイベントで、予備知識なしの状態。

早速 あちこちに電話し、「ドラムサークルって何?」と聞きまわる私です。

 

数日後、電話があったのが東京のヤマハの「音楽の街づくり推進担当」者から。

新見市の「公募型まちづくり」に協力することになったとの連絡でした。

電話で話すうちに、この担当者が、なんと 昔 私のいた会社の事業部の後輩だったのです。

再会を約して、電話を切りました。

 

     

 

そして昨日 名刺交換。同じ事業部ながら、セクションが異なり記憶がありません。

しかし 奥さんの旧姓を聞いてびっくり。よく知っている人だったのです。

そして 共通の知人の名前も続出。一挙に距離感が縮まりました。

 

もっと驚いたのが、二人とも 昔 演奏していたのがなんとコントラバス。

彼はジャズ系、私はクラシック系とジャンルは異なるものの同じ楽器です。

「青春時代」にタイムスリップです。

 

同行していた講師のメンバーも紹介されました。

次回 我が家で「美味しいコーヒー」と「無農薬の米」へのお誘い。

一挙に、友達が増えました。

 

「ドラムサークル」とは、即興的に作り上げるパーカッションのアンサンブル。

高齢者や障がい者や子供たちへの新しい「領域拡大」のチャンス作り。

人口減少の過疎の町での「ひとづくり」。

 

ファシリテーターとは、「進行役」。世代を超え、人々をつなぐ役割。

この人たちを養成する事業のスタートだったのです。

 

UIJターン促進や障がい者の就職相談が仕事の私。

人口減少対策と地元の活性化は共通の目的です。

何よりも、以前 属した会社との「パイプ役」を期待されているのを実感。

 

形を変えての「音楽村」実現かもしれません。

「エネルギー補充」の雨の一日でした。

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溢れるエネルギー

2019年06月12日 | 娘達・家族

次女と孫娘が帰省。

岡山桃太郎空港に迎えに行きました。

1年半ぶりの帰省。3歳7か月の空の旅。

 

町内のクリニックで友人の産科医の手でふるさと出産の親娘。

娘も初産は母親のもとを希望。出産後、数カ月の滞在でした。

 

幼児教室に通う孫娘は好奇心の塊。

おとなしくしている時間がありません。

しゃべりっぱなしで近況をきかせてくれます。

 

念願の「ホタル観賞」も連夜。

ところが、例年のホタルの数に比べ激減の今年。

昨年の豪雨が、ホタルの生態系にも影響を与えたようです。

それでも興奮気味にホタルを追いかけ、満足そう。

 

もう一つの「星空観賞」にも「すごい」の連発。

薄雲と月明かりで見える星は少ないものの、東京よりは多かったらしい。

 

昼間の行動力に驚き、つきあいに疲れました。

隣町のアスレチック風の滑り台を「強制」され、数十年ぶりのチャレンジ。

おかげで尾てい骨と腰がガタガタです。

東京でも、近隣の公園を「制覇」し、電車で「遠征」も常らしい。

 

虫が大嫌いな孫娘、チョウチョは好きなのに、ガは苦手。

小さな虫にも、大騒ぎ。(田舎の子には、なれそうもありません。)

 

     

 

娘から聞く、教育環境にもびっくり。

いわゆる「お受験」の存在。有名私立幼稚園をめざす周囲の親たち。

来年の入園のための選抜試験が秋から始まるらしい。

子供の能力や可能性より、親の見識や教育観が試される面接試験のようです。

 

四人の娘を引き連れての転勤族だった我が家。

「公立」至上主義は田舎の「論理」だったようです。

収入の多い家庭の子が、「勝ち組」になる時代を痛感する娘。

 

あと10年は、健康で過ごしたいもの。

長女や次女の子供たちの目指す進路を確認したいから。

少ない厚生年金と企業年金で、なんとか暮らせる田舎暮らし。

「国の言う」2000万円の貯蓄などありませんが。

 

「将来何になりたいの?」と孫娘に聞く私。

「パパのような仕事をするの!」と明確に答える3歳児。

親の洗脳か? 幼児教育の成果か?

 

「驚き」そして「疲れた」ここ数日。

でも、娘たちの帰省は、嬉しいものでした。

 

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孫むすめが田舎に帰る「理由(わけ)」

2019年06月05日 | 娘達・家族

次の日曜日、東京に住む次女と孫むすめが帰省予定。

久しぶりに我が家に。会うのが楽しみです。

岡山空港まで出迎えるつもり。

 

孫は市内でふるさと出産。私の友人の産科医に依頼し、無事出産。

数カ月の滞在で東京に帰りましたが。(3歳半になりました)

かみさんのもとで安心して、初産を迎えたかったようです。

 

この時期に帰省するのは、理由が。

その目的は、「ホタル」と「星空」。

孫娘が、どうしても見たいと、ホタルの時期を合わせました。

確かに都会では、お目にかかるのが難しいかも。

 

6月中旬は、田植えの済んだ田んぼの上をホタルが飛び交うシーズン。

昔よりホタルが増えた気がします。

田んぼの農薬の使用がほとんど無くなったことと、下水道の整備が進んだから?

ただ 餌のタニシが増えたかどうか知りませんが。

 

     

 

昔と変わらないのは、空気が澄んでいること。

星が、くっきり・はっきり見えます。満天の星は、確かに「絶景」。

スマホのアプリで、星座を確認しながら鑑賞するかみさんやむすめたち。

自宅に通じる緩やかな坂にゴザをしき、寝転んで夜空を見上げるのは、「田舎の特権」。

 

娘たちは、下の娘が生まれるたびに、母に預けられ数カ月を過ごした旧実家。

毎日 シートを敷いての屋外での食事は、まるでピクニック。

当時の実家の汲み取り式トイレは、子供にとって「恐怖」の対象だったとか。

 

トイレの失敗やいたずらをすると、中二階の「屋根裏に入れる」と母親に叱られ、皆大泣き。

しかし 泣きながらも長女が体を張り、両手を広げて「妹を許して」と「仕置き」を拒否。

長女として、妹を守らなければとの責任感があったのでしょう。

 

このエピソードを話すとき、母親は必ず「涙ぐむ」のです。

姉妹愛を感じ、母親と離れていた孫むすめたちの「寂しさ」を思い出すのでしょう。

 

     

 

思い出のたくさん詰まったいなかで、のんびり過ごさせてやりたいと思う「じいさん」です。

 

画像   新見市を走る伯備線の電車内部

     旧実家  明治20年代に建てられた家、リフォームを数回したようですが

     けんちんそば  とうふを炒め、野菜たっぷりのそば だしはイリコ

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我が家に来客「大人8人・こども5人」

2019年06月03日 | 友人たち

田植えも終わった昨日、多くの友人たちを招待。

自宅は、臨時「喫茶店?」状態。

天気も良く、庭の緑もきれい。アジサイが咲き初めました。

 

昨日 町内最大のイベント「すずらん祭り」開催の日。

この祭りに参加の職場の友人たちに、帰途 我が家に立ち寄っていただきました。

いつもは夫婦2人の静かな我が家も、この日は大混雑。

 

「メニュー」は、かみさんの得意分野の品々。

チーズケーキ(スフレ)は、ふっくら・しっとり。アプリコットジャムの酸味で仕上げ。

女性や子供たちに大人気の、ポップコーンキャラメル味。湿気対策と持ち帰りを想定し袋詰め。

果物のサイコロカットや果物ソースかけの、自家製ヨーグルト。ソースは様々、お好み6種類。

小腹を満たす小ぶりの「稲荷ずし」。

 

     

 

飲み物は、私の「担当」のコーヒー。

この日のために準備したブルーマウンテンとモカブレンド。

レアなブルマンより、少し酸味のあるモカのほうが好評でした。

カップも好きなカップを使ってもらい、セルフサービス。

 

BGMは、会話ができるように静かなピアノ曲を準備。

ところが、B’zファンが3人も集まり、リクエストを受け付け。

かみさんのCD「マジック」の音と映像に急遽変更。

 

10時「開店」~16時「閉店」のフル稼働の「喫茶店」でした。

趣味や食べ物、当然仕事の話も。大盛り上がり。

駐車スペースも満車状態、出し入れに苦労。この混雑は近所迷惑?でしょう。

 

     

 

昔 こどもの頃、我が家に来客が多く、子供心に「家族だけの静かな生活」願望が。

しかし「お客の多い家に幸せも訪れる」と もてなしていた両親。田舎の流儀です。

民間の会社退職後、県の出先機関や短期間ながら田舎の議員だった父親。

 

親と同じことをしている自分に気づきました。

もてなしは「家風」か「田舎の慣習」かわかりません。DNAの継承かも。

「ホスト」役に少し疲れましたが、喜んでもらえたことに満足の一日でした。

 

画像    庭のあじさい  次女が結婚式直後東京から苗木を送ってくれたもの 花言葉「感謝」

      チーズケーキ  かみさんの力作 作るケーキの中で味・食感とも水準以上と評価

                 リビングから和室方向を望む

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