元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

なぜ 岡山の私に東京から住民税の請求が?

2008年09月30日 | お金、投資

この数日で嬉しいことと腹立たしいことが。
嬉しいこととは、「ひとの親切と対応力」です。

会社の健康保険の2年間の任意継続手続きに何人もが素早い対応してくれました。
当然のことながら、退職後は保険料を納めないと保険証が発行されません。

郵便局で、保険組合に振込後、その受領証をFAXで保険組合に送ります。
市中のコンビニでFAXをします。若い店員さんが私の代わりに送ってくれます。
「FAXしましょうか?」押し付けがましくない好意。金額はコピーとFAXでたった60円。

このFAXを受けた浜松の健保組合の女性が即日発行してくれ、我が家に速達で来ました。
これを持って岡山の病院に。保険証月末提示期限の返金がありました。
多くの人の善意と素早い対応に感謝です。


ショックだったのは、東京都から住民税の請求があったこと。
収入に見合う金額と言いながら、退職後の私には絶句する金額。
控除も少なくなり、給料天引きより大幅アップの納付金額。

1月1日在住の街に住民税は納めることがルールらしい。
8月に岡山に転居している私が、なぜ多額の住民税を東京に?
故郷の税収アップなら協力しますが、今回なぜか反抗したくなります。



画像   バスから見た新見駅前
      駅弁(新幹線で食べた駅弁、見た目シンプルだが飽きない味)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「田舎のおっさん」の自分に驚きます

2008年09月28日 | ふるさと

サラリーマンを辞めて、生まれ故郷に帰って2か月の私。
自分の変化に自分自身驚いています。

外見にますます構わなくなっていくのです。
以前から、着るものや身なりにこだわらなかった生活がより強く・・・・。
寝ぐせのついた髪の毛は手でなでつけるだけでも平気。
着るものはしわが寄っていても何のその。

一番の変化は、オーディオに対する考え。
音楽のない生活は考えられなかった毎日が一変。
アンプのスイッチを入れない日が続くのです。
休日 数時間も聴いていたのがうそのよう。

CDやレコードの音楽が、人工的に感じられます。
生演奏に対する想いは強いのに、なぜかスピーカーの音に感動しません。
いい「音」で鳴っているのに。

農作業に没頭することに充実感を感じます。
野菜作りや草刈りで汗を流したい気持ちがいっぱい。
空や風を直接感じることができる環境が素晴らしいのかも。

肉体的には、厳しい農作業。
汗はダラダラ。首に巻くタオルでぬぐいます。
腰も腿の筋肉も痛みます。

昨日「草刈り機」がやってきました。
多少エンジンの大きいタイプ。値段は5万円。
ホームセンターでは2万前後。
近所の農機具屋から購入。
アフターサービスと農業のアドバイスを期待して、価格に「目をつむり」ます。
横なぐりの刈り払いが腹の贅肉を落としてくれる期待もあります。

田舎暮らし開始の「興奮状態」がまだ続いているのか、一過性なのか。
もうすぐ飽きるのかもしれません。
でも この気持ちが、永遠に続くことを望んでいます。

画像  草刈り機(新しく買いました)
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

退職金が振り込まれました。

2008年09月26日 | お金、投資

昨日退職金が振り込まれました。

今回一回目です。もう一回11月に入る予定。
朝 入金の連絡が銀行からありました。
新たに口座を作った岡山の第二地銀です。
野菜名の珍しい銀行。「ト○ト」銀行です。
この銀行はキャッシュカードは一枚のみ。家族カードはなし。不便です。
「入金の連絡はしません」と言っていた窓口から、「ご親切」にも案内が。

会社支給分が全退職金の三割。これが一回目。
残りが、企業年金基金から。そのまま預けて、15年の年金化も可能。
その運用利率は、市中の金利よりはかなり優位です。
さまざまな投資先がありますが、基金以上の金利で運用の自信がありません。

実家の全面改装費用、四人の娘たちの教育費用の返済などなど、目減りが大きい
我が家の経済状況です。
同じ退職者でも、子供が巣立ち、家のローンの終わった人たちは天国でしょう。
エンゼル係数の高さが、老後の家計を圧迫しそうです。
子だくさんと無計画な人生設計が原因。
娘たちを「磨いて」一人くらい「玉の輿」に載せなくてはと本気で思います。(笑)

画像  千屋温泉の浴場(のんびり出来る温泉、母は週1回は必ず行きます)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本古来の保存食「焼き米」作りに挑戦(前編)

2008年09月24日 | 食べ物、飲み物

農業の過酷さを体験した一日です。

新見市周辺ではもちろん全国でもほとんど作られない「焼き米」を作ります。
昔から、田舎の保存食もしくは「おやつ」だったかもしれません。
もう数十年前に周囲の人が止めた製法にチャレンジです。
機械を使わず、すべて手作業です。師匠は大正生まれの「母親」。
弟と共同作業です。

「焼き米」とは、米の「インスタント」食品。
お湯やお茶を注ぎ、塩で味つけします。数分経って食べます。
手間のかかる製造方法ですが、「昔」の味の再現です。



熟れる前の葉の青い稲を刈り取ります。
今回は、およそ40束。中腰が体にこたえます。
これを昔ながらの脱穀方法で、「もみ」に。
エンジンを使わない脱穀は、回転を生む足が重要。回転する「千歯」の一種。
このタイミングが難しいのです。脚力も必要。



葉っぱが混じります。これが厄介です。
近くのきれいな小川で、葉っぱや実のない「もみ」を選別。
「比重」の差を利用して、ゴミ類を流します。
十分「実」のいった「もみ」のみを流水にさらします。
およそ3日間。たっぷり水を吸わせます。
流れのきれいな川でないと臭いがつくそうです。
麻袋を沈め、石で重しをし、流れないようロープで縛ります。




今回はここまでが昨日の作業。
3日後、これを大釜で「煎り」ます。(詳細は後編)
コーヒーでいう「焙煎」です。
そしてこれを精米。
このときだけは、専門の精米業者に依頼。
水車のあった時代は、すべて自己完結だったのでしょう。

画像  大釜(昔からあったもの)
     青刈りの稲
     回転式「千歯?」で脱穀(足に痙攣がきそうです、弟初出場)
     流水で「もみ」を選別(手前が私)
     川に沈めた麻袋の「もみ」
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

退職祝「バーバリー」の財布と名刺入

2008年09月22日 | 好きなこと、もの

東京の娘たちとかみさんとの食事会で、思いがけずプレゼントをもらいました。
退職祝いだそうです。開けると財布と名刺入れ。それも「バーバリー」。

ブランド品には興味のなかった私です。
逆にブランドにこだわる人間に、不思議さを感じていました。
特に男性の場合、「なんと軟弱な」と抵抗感。

でもプレゼントされると嬉しいものです。
かみさんと上3人の娘たちの共同出資らしい。
新宿の「伊勢丹」で皆で選んだとのこと。
値段を聞きたがる私に、かみさんは答えません。
「高いのは事実、でも知らない方がいい」とピシャリ。



食事は、前の日の演奏会の話が「メインディッシュ」。
かみさんと次女の聴いたB'zは7万人のファンでいっぱいだったとか。
一般人参加のカラオケ大会があったとか。下手で聴けなかったとも。

三女の演奏会は数百人規模。でも熱心な聴衆です。
毎年聴いてくれる人が増えてきたと三女は感激。
出ずっぱりで、疲れた様子でした。
でも達成感と感動は涙が出るくらいだったとか。



トランペットだけで、聴かせることは難しいものです。
ハーモニーは、フリューゲルホルンやバストランペットで厚みを持たせます。
バッハやモーツアルトはアレンジしても「さま」になります。原曲の素晴らしさでしょう。

三女の演奏会を、いつも聴いていただける友人たちにも感謝。
岡山ー東京間の往復で聴きに行きましたが、あと何回聴けるのでしょうか。
演奏会もさることながら、娘たちの元気な様子に安堵の父親です。

画像  もらった財布と名刺入
     食事中の次女と三女
     三女の演奏会場(新百合ヶ丘)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私は三女のTp定演、かみさんはB’zのコンサート

2008年09月19日 | 音楽

明日の夜、かみさんと東京でコンサートを聴きます。
それも別々の会場で。
娘のコンサートとB'zが重なりました。

トランペット吹きの卵の三女の定期演奏会は新百合ヶ丘で。B'zは横浜で。
数か月前、同じ日開催が分かりました。
かみさんも残念がっていますが、仕方ありません。
かみさんは看護師の次女と一緒。

子供たちと会えるのは嬉しいのですが、全員が揃うことはありません。
長女・次女・三女とも東京に住んでいるというのに。
日曜日 長女抜きで新宿で昼食が精一杯。

     

夏前 三女から今度の演奏会はぜひ聴いてほしいとアピールあり。
演奏曲目の幅の広さとさまざまなトランペットの音色を聴かせたいのかも。
朝早くから学校に出かけ練習しているらしい。
一週間前の上京時も、疲れて寡黙な三女でした。
疲労とプレッシャーは相当なもの。

かみさんは、B'zのコンサートを逃しません。
ファンクラブに入会しているくらいですから。
昨日も20周年記念のDVDが送られてきました。
夜遅くまで四女と観ています。
今回四女は、ジュニアオケと部活で岡山で留守番。少しかわいそうかな。

     

東京ー岡山の交通費、宿泊費、食事代は大きな負担。
定年退職で収入のない我が家には「贅沢な出費」。
でも子供たちの笑顔と会話にはかえられません。
それに音楽の感動にも。

画像  岡山の家の近所の並木(気に入っている風景)
     娘のコンサートのチケット
     B'zのライブラリー(かみさんのCD・DVDのコレクション)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失業保険のもらえる手続きは・・・・。

2008年09月17日 | お金、投資


現在 私は「失業中」。
定年退職し、次の仕事についてないからです。
正式退職から1週間。毎日が日曜日。「エブリサンデイ」。

休みなのに目覚めは早いもの。
今日も朝7時から、畑仕事とガレージの周囲の草取り。
母親だけの所帯だったため、雑草に囲まれていました。
12時近くまで、鎌(かま)でなぎ倒します。
おかげで汗だく。「メタボ」の解消に効果的?



午後ハローワーク(職安)新見を訪問。
手続きは結構煩雑。書類の記入、面談で1時間半。
でもここも親切。役所も変わったものです。

失業給付は150日間。約5か月。
月20万円を超えるらしい。代わりに年金はストップとのこと。
この間はNPO設立申請もタブーとか。まして設立後理事(役員)就任もバツ。
給付の条件として「本気で仕事を探してください。」念を押されました。

再就職の条件に「NPO活動は会社の業務に支障がありませんか?」と聞かれます。
収入の有無にかかわらず「二足のわらじ」は御法度らしい。
ボランティアでも問題ありとの口ぶり。
他の事例を調べてくださいとお願いしました。



退職しての実感。
自分を証明するものは免許証くらい。
名刺や身分証は当然なし、保険証もただいま作成中。何もありません。
曖昧な身分です。頼りになるのは「お金」かな?

でも心は「秋の澄み切った空」。この解放感は、最高です。

画像  草取り後のガレージ周辺(気持のよい空間になりました)
     グリーンショップ(国道180号線沿い、母親が苗や種を買うお気に入りの店)
     新見警察署(免許証の住所の書き換えに行きました)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

173,000円/年 年金が削減?

2008年09月15日 | お金、投資

今朝は涼しいのですが、今にも降りそうな空。
香り高いコーヒーの美味しい季節です。朝からもう三杯目。

週末 年金相談で新見の南に隣接する高梁の社会保険事務所に。

その応対は親切。「昼休みにかかっても構いません。」との優しい言葉。
美形の女性担当者の丁寧な応対は、本庁キャリア組のマスコミ報道と雲泥の差。
私の前の順番の老夫婦にもわかりやすい説明。現場は親切です。

今回確認したかったのは、申請方法と加給年金、繰り上げの金額確認。
満額貰える64歳を待たずに、全額前倒しでもらうメリット、デメリットの確認。

前倒しでは、定額部分の24%、総金額の6%が減額金額です。
77歳で前倒しと通常の受取金額がイーブン。長生きすると損とか。
助かるのは、通常の年金にプラスされる加給年金。(ただし64歳からですが)
かみさんが65歳になるまで、年に約40万円が追加。

高校生と大学生を抱える私は、早く全額がほしいのです。
岡山の高校に通う四女に付き添うかみさんと「生計がひとつ」を証明しなければなりません。



今日は敬老の日。
母親は、先ほどいそいそ(足を引きずりながら)出かけました。
昨日妹に選んでもらった「一張羅」(ほとんど作業着?)を着て。

昨日は、母親・弟・妹・かみさんと彼岸の墓掃除と周辺の掃除。
「シルバー」軍団です
白菜を植える予定の畑を「こまめ」(小型耕運機)で耕します。
みんなでやると早いのです。肥料の鶏糞の匂いには閉口。
要領を得ない私とかみさんの効率は最低。
なじむには時間がかかりそです。

今週末は夫婦でまた東京。
私は音大の娘のコンサートに。いつも聴いてもらえる友人との会食も楽しみ。
かみさんは次女とB'zのコンサート。ファンぶりはますます過熱?息抜き?
今回 コンサートが重なりました。夫婦別々です。
今月 岡山ー東京間の新幹線3回分、交通費が家計を圧迫します。

画像  最上稲荷の鳥居(日本三大稲荷、岡山からそばを通り新見にかえります)
     年金の申請書と年金手帳
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「音楽村」助成 陳情物語(東京)

2008年09月12日 | NPO

昨日・一昨日と2週間ぶりの東京。
芸術支援機構、ある財団の理事長を訪ねました。
行政の音楽活動への支援の実態を聞き、協力依頼をするためです。

仲介いただいたのは、大学教授。実務のわかる知識人。
彼も理事長も岡山県人。そろって県北の出身。同じ団塊世代。
「友達の友達は、みな友達」の構図です。
このネットワークは、尾道出身の関西の企業トップの友人のおかげです。

理事長は、行政を束ねるある省庁の次官だった人。
地方の行政の首長である市長などの人脈と市の財政に精通。
最近岡山市と新見市の市長も勉強会に呼んだとのこと。

地方の活性化は企業の誘致だけでなく、文化の醸成にあると例を出して力説。
定期的な市長への勉強会を開催しているらしい。
次官を降りてもその影響力は強大な感じです。

残念ながら,NPOなどへの直接支援・助成はできないとのこと。
代わりにスポンサーとなりそうな民間人や行政のキーマンの名前がずらずら。
人脈での支援を約束いただきました。

ただアウトリーチ(財団登録の音楽家の地方への出前演奏会)は支援すると明言。
指揮者の小澤征爾なども登録されているとのこと。
公共ホールとの連携にも支援がありそう。

     

理事長に岡山県北出身者としてのシンパシーを感じました。
行政と民間のスタンスの差はありますが。
民間出身者のアイデアで行政をリードしてほしいとのエールも。
蒜山(ひるぜん)高原を含むエリアも巻き込んだらとのアイデアも。
周辺は音楽の空白地域です。自然の景観も味方にできたら最高です。

今回の訪問は有益でした。
人脈づくりがあれば、「音楽村」は少人数でも起こせると。
ただ音楽好きな多くの人達の共感を呼べないと成立しないとも。
岡山県や新見市周辺の真庭市・高梁市を巻き込みたいものです。

画像   蒜山高原(岡山県北)
      オケの練習風景(母校の後輩たち)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「いちじく」6個200円、田舎の買い物。

2008年09月09日 | 日常

田舎の生活のライフラインのひとつ、食べ物の購入はどこで?

いずれの店も徒歩ではいけない距離にある実家。
お店は車で5分から15分。
85歳の母親は運転はできません。歩ける距離でもありません。

田舎にも流通・小売りの変化があります。
新見市正田にある郊外型スーパーが母親のお気に入りです。
週に一度の99円均一販売が魅力らしい。

この火曜日の午前中に母親と買い物。大混雑です。
普段人影のない町のどこにこんなに人がいるのかと思うほど。
特にシニアの多いこと。レジ前には長蛇の列。
買い物に付き添う「運転手?」さん(ご主人、子供たち)もずらり。
母親に声をかける人の多いこと。社交場の様相。

このショッピングセンターのクリーニング屋さんのスピードには感動。
午前中に出したスーツが5時には仕上がり。それも通常料金で追加なし。



町内の農協の店にも行ってみました。
暇な時には配達もしてくれるとか。
つけも利くらしい。しかし単価はかなり高め。

楽しいのは「朝市」。母親の御用達の店。
日曜日を除く毎日開催。出品者が交代で店番。
売れ残りは、割安で配達してくれるそうです。
野菜、果物、自家製の漬物、田舎寿司、そば・うどんなど。
農家も我が家で採れない野菜や果物を買うのです。

朝採れた「イチジク」がワンパック(6個入り)200円。
数日間、毎日買いました。親戚にもおすそ分けです。
イチジクに群がる蜂と格闘しながら、採るそうです。(出品者の言)
蜂がイチジクを好むとは。

一人暮らしだった母親の購入量は半端ではありません。
冷蔵庫で腐らせるものも結構ありそう。
お店の人達との「交際費」の一種?
おかずの量も昔の大家族時代の名残?
おかげで数日間同じものを食べさせられます。
小さな「バトル」の要因です。

画像 ブドウ「ピオーネ」とイチジク(ぶどうの粒の大きさに驚き、200円のイチジク)
    ショッピングセンター(母親のお気に入り)
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡山県人の運転マナー

2008年09月06日 | ふるさと

今朝は蒸し暑く夏に戻った感じ。
新見市に大雨注意報と雷警報発令。
しかし雨は、一滴も落ちてこない。不思議な警報。
確認すると、市内北部はかなりの大雨とか。南北に長い町です。

岡山県に戻って、車の運転もしばしば。
運転中、納得できない岡山県人の運転マナーがあります。
かみさんも、驚きます。そして同じ意見です。
岡山市、新見市双方の市で感じるために、これは全県の傾向?

それは、ウィンカーを出すタイミングがとても遅いこと。
右折・左折が始まってから初めて出すのです。
後続車に知らせる意味合いは、感じられません。
左折はともかく、右折のウィンカー遅れは、事故に繋がりかねません。

走行中に突然ブレーキ。何事かと思うとウィンカーが。
右折を早めに知らせてくれれば、左車線に入るものを。
左右にしか行けないTの字の突き当たりに来ても、ウィンカーを出しません。
まるで道のない行き止まりを直進するかのように。

今まで転勤してきた都道府県では感じませんでした。
岡山県人のマナーの悪さか、おっとりした県民性か?
イラつく私たち夫婦が異端児か?

路上教習の車は、早めにウィンカーを出しています。
理解できない岡山県の運転マナーです。



農業にとって、重要な灌漑用水の調節を古老に教えてもらいました。
小さな川の分岐から、板や石を使って調節します。
多すぎると、刈り取り寸前の田んぼに水が入り、ぬかるむためバツ。
少なすぎると十分に取水できません。コツがいるのです。
人任せの稲作ですが、野菜のためでもあり、水の調節はこちらでやります。

水の多寡の重要性を感じます。
雨を見る目が変わります。風景としての雨でなく、作物への水として。
情緒的な感性では解決しない農業の宿命を感じます。

移植した野菜の苗の2本が枯れました。
20本中の2本。生存率90%です。
経験不足と技術の未熟さを感じます。
しかし、初心者ですから、今はまだ許されるでしょう。



画像  高梁市内の180号線(倉敷・新見の中間にある町です)
     取水口(左への流れを止め、奥の用水口に水を導きます)
     収穫一か月前の稲(晩生の品種、早生はもう刈り取りが最盛期)
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「方位・方角・歳まわり」実家改装のパズル

2008年09月04日 | 住まい、場所

今朝あまりの寒さに目が覚めました。一挙に秋。
この温度変化はすざましいものです。
昨晩は、虫の音に加えて、家の裏に柿の実の落ちる音に驚かされます。

昨日 実家改装の打ち合わせを設計士さんと4時間。
神主さんに指摘された避けるべきポイント(建築の吉凶)について相談。
水まわり、玄関、仏壇、神棚が障るそうです。

建築図面から家の中心(重心)を出し、古来からのタブーを観ます。
久しぶりの数学(一次方程式、図形)。
科学的な部分と根拠なき部分。
最後は「施主」としての意志の発揮がないと解決しません。

細部は今からですが、建築屋さんの決定方法についても相談。
特命(一社に絞ること)か数社の相見積もり、双方一長一短とのこと。
設計監理までお願いすることで、素人の安心感は増します。

たぶんほかの家にはないものがあります。
床の間にある祭壇(まるで神道の家のよう)は、先祖の大願成就の証しかも。
いわれが分からないため、神主や古老に聞いてみなくては。
設計士さんに指摘されました。

建築コストがかさむ理由もあります。
一段高い所にあるため、資材の搬入に人手が掛かります。
コストダウンのために、比較的新しい玄関を残すことも必要かも。



来年 立春に着工と仮決めしました。
それまでに必要なことが山積。
新築ではなく、柱を残す大規模リフォームの形をとります。
コストは新築と改装変わりません。
120年の歴史を残すことと、外観を温存したかったからです。

悩みながらも、快適な生活と先祖からの資産の保存のバランスをとります。
ある意味では、幸せなことかもしれませんが。
「虎の子」の退職金が目減りします。(ため息)

画像  実家の玄関(コストダウンのために残すかも)
     トマト栽培の雨よけのパラソル群(母親の労作、目を惹きます)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイトル変更「元ベース弾きの田舎暮らし」

2008年09月02日 | ふるさと

東京から、岡山県新見市に帰って3日目。
出社を終え、42年ぶり生まれ故郷に帰還。定年退職です。
高校まで地元、大学から下宿でした。
そしてそのままサラリーマン生活。
やっとサラリーマンの「転勤族」生活から解放されました。

実家からの初めて日記のアップです。
昨晩インターネットがようやく開通しました。
ソフトバンクが新見市と独占契約し、先行投資もしています。
各家庭に告知放送設備やルーターを設置済み。
かなりの投資額です。

緊急通報システムも組み込まれていて、赤いボタンで2軒の近所に通報可能。
市や町内の放送終了分を5件まで再生可能。
シニアの対策を考えての設置のようです。

NTT東日本から、ヤフーへの切り替えがスムースにいかず、遅れました。
インターネットがようやく開通です。

田舎暮らしの開始。そこで、気分一新。
ブログタイトルを「元ベース弾きの田舎暮らし」に変更です。

今日は、記念すべき日です。

農業見習の初日です。講師は85歳の母親です。
くわの使い方、畝の深さ、直線の溝など要求は矢継ぎ早。
60年のキャリアは、初心者にも妥協は許しません。
大正女の気性の激しさは、その指導にも現れます。
60歳にして、まだ親から学ぶことがあるのです。

     

カブと水菜の種まき、きゅうりとキャベツ、ブロッコリーの苗の移植。
朝から小型耕運機「通称 こまめ」による畑の耕しから始めました。
もう20年前のスクラップ寸前の農機具。
でもエンジンは一発でかかります。
85歳でこの「こまめ」を使いこなす母親に脱帽です。

また今日は、近くの農機具屋で草刈り機を注文。
多少馬力の強い片手操作の中級品。
アフターサービスを考え、ホームセンターの安売りは避けました。
本格作業は月末から、納品は先延ばしです。
農業はまず「かたち」から。
使いこなせるかどうか、私の意志にかかっています。

今日植えた野菜が大きく、おいしく育ってほしいものです。

画像  告知放送機器(新見市の無償設置)
     今日移植したキャベツの苗

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする