元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

浜松→岡山 引越しが終わりました。(パート1)

2008年03月31日 | 住まい、場所

ようやく引越しが終わりました。
先ほど東京に帰ってきました。

足腰がガタガタです。
こんなに力仕事をしたのは、久しぶりです。

27日朝から、引越し作業です。
天気が良くて、ホッとします。
かみさんや娘が事前に準備した段ボール箱が山積みです。

真新しいトラックが来ました。
7~8人の運送業者の人たちが、手際よく運びます。
2階のタンスなどは、窓から降ろします。慣れたものです。
ピアノは事前に引き取り。エアコンも取り外し済み。
業者の人たちは、礼儀正しく好感が持てます。

   

もったいないと言いながら、多くのものを事前に処分しました。
それでも残った量は相当なものです。
ストックハウスも了解を得て置いて行きます。

搬出は昼過ぎで終わり。予定より早い進捗。
7年間お世話になった家を掃除です。
床や窓を磨きます。ピカピカになりました。
荷物のないリビングの広さに、驚きます。
こんなに広い家だったなんて。

   

となりの家から、「うなぎの白焼き」の差し入れです。
多くの人たちにお世話になっていたのです。
かみさんが隣保をくまなく回って挨拶をしたそうです。

荷物を送りだしたあと、高速に乗ります。
浜松最後の食事は、浜名湖のパーキングエリアです。
桜も咲きはじめ、海が光っています。



7時間走り、岡山の「新居」に到着。
ここでハプニング。

鍵はあるのですが、電気が来ていません。
配電盤を探し、スイッチオンでも真っ暗闇。参りました。
私は初めて見る家ですが、今日は見えないため、あきらめます。
ここに泊るために、布団を運んだのに。

予定変更。
妹の家にお世話になります。
近くの閉店間際のラーメン屋で遅い夕食。
寝たのが夜中の1時です。疲れました。

続きは又。今日はゆっくり寝ます。
娘とかみさんは、まだ片付け中でしょう。感謝。

画像   引っ越しトラック 
      二階からの荷降ろし
      荷物搬出後のリビング
      浜名湖パーキング
     

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ブログを数日間休みます。「いざ、引越し!」

2008年03月25日 | 住まい、場所

明後日から、家族の引越しです。
浜松から岡山へ転居です。
私は、あと数ヶ月東京で単身、そのあと合流です。

引越しをかみさん任せにしたら、生涯にわたり愚痴の「ネタ」になりそうです。

私は、明晩 東京から浜松へ移動。

ところが、明日、四女とかみさんは、日帰りで岡山に。
公立高校の入学予定者集合の日です。
教科書の注文、制服の採寸。これが終わると再び浜松へ。

   

木曜日 浜松から荷物を出します。
大幅に減らしたつもりですが、まだまだあります。
ダンボールの箱詰めが進んでないようです。

荷物を出した後、掃除です。
不動産屋さんがクリーニングをするそうですが、「立つ鳥、なんとやら」。
退去する側の礼儀でしょう。

近隣への挨拶は、かみさんが済ませたそうです。
なぜ岡山かと必ず聞かれ、同じことを説明です。
多分 なぜそんな田舎に行くのかとの質問攻めでしょう。

   

金曜日、岡山での荷物の受け取りです。
そのため、かみさんの車で浜松・岡山間を走ります。
すぐ使うものや貴重品、壊れやすいものを運ぶのです。
渋滞なしでおよそ9時間?着くのは夜中過ぎ?

荷物の搬入後、近所へのご挨拶。
忘れていた岡山弁の「洪水」でしょう。
そして諸手続き、電気・ガスなどライフラインが必要です。

しばらくダンボールの山の間で雑魚寝です。
そして私は、東京に。
家族のいない浜松は「遠い街」になりそうです。

この間ブログは、お休みです。
帰京後も疲れ果て、ブログ開始が遅れるかも知れません。
本当は、岡山の家のことを早く報告したいのですが。

画像  東京 都庁前のモクレン(今日 朝の撮影です)
     浜松 駅前のビル(地元デパートでうなぎ、コーヒーを買いました)
     岡山 夏改装中のビル(このビルで結婚式を挙げました)
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二度も「涙腺がゆるんだ」休日

2008年03月24日 | 日常

昨日二度涙が流れました。それもテレビを観て。

一度は、夜のNHKの大河ドラマ「篤姫」の、親子の別れのシーン。
娘が「玉の輿」に乗ったがゆえに、親と娘が離されるもの。
ドラマとわかっていても、だめです。

感情を抑えた親の心中を想うと熱いものが・・・。
前回までの、父親の娘とのぎこちない会話・態度が別れるまで続きます。
結婚前の娘が四人もいると、つい感情移入してしまいました。

娘達と一緒に観ていたら、トイレに行く振りか、何かで涙を隠すでしょう。
しかし アニメを見ても、涙する父親のことは「ばれ、ばれ」ですが。

   

もう一度は朝の「題名の無い演奏会」です。
素人指揮者が登場する場面でした。

念願の指揮をする父親と会場の娘をアップで撮ります。
「夢」がかなって、必死で指揮する親の姿に、娘が感動して涙します。
身内を長い時間写します。娘が泣くことがわかっていたように。
編集のテクニックでしょうが、まんまと・・・・。

CDやレコードを聴きながら、箸や鉛筆で指揮の真似事をする私です。
一度は指揮してみたいと思うのは、音楽好きの夢です。
その願いを知る家族が応援です。

二度とも父親と娘に関わるシーンに感動です。
単身の親父は「涙もろい」のです。
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かみさんの精神力に感謝!

2008年03月23日 | 娘達・家族

東京に単身の私の留守を浜松で守るかみさん。
今年の忙しさは今までの比ではありません。

岡山への四女の受験と引越しは、心身とも大変です。
そのうえ、予想外の出費の工面の心配。粗大ゴミの処分。

住み慣れた土地を離れて、私のふるさとに転居です。
しかし、その前にワンクッションがあります。

1年半の間は、岡山で四女の世話です。岡山・新見間を行ったり来たり。
そのあと、完成した新見の実家に。
四女が高校生活に慣れ、自活できるまで娘と一緒です。
十五歳の娘を独りではおけないのです。

合格した私立には、寮がありましたが、公立には当然ありません。
その上、ピアノを弾きたいと言う娘の強い要望を聞きました。
このピアノの弾ける家探しが、難航しました。
「ピアノ命」の四女を理解することは、父親の私でも時間がかかりました。

そのうえ県を超えての受験が、こんなに難しいとは。
私立はともかく、公立受験には、教育委員会のルールがあります。
なぜ浜松から岡山受験か、なぜ新見以外か。この説明が教育委員会に理解されません。
中学校の先生も、岡山の事情がわかりません。

   

かみさんは、今までも何度浜松・岡山間を往復したことか。

娘の受験の相談のため、岡山県の教育委員会、私立高校訪問、公立高校の下見。
家探しのため、延べ1週間近い不動産屋めぐり、候補の家を訪問。

そのうえ、浜松でも今やっている仕事の後継者つくり。
事業主としての、初めての確定申告。私の確定申告もかみさん任せ。

ジュニアオケの世話役を後任役員に渡したあとも、そのお手伝い。
毎回練習への付き添い。チェロのレッスンに送り迎え。大きな楽器は車が要ります。

   

仕事が大変と思う私でも、ため息が出るくらいハードです。
友人やブログ仲間の「かみさんに感謝しなければ」の忠告に素直に納得です。

かみさんが倒れると、すべてがアウトです。
いつも「行動力がない」と自己嫌悪におちいるかみさんです
今回、あてにならない父親の役目も果たしてくれました。
大変さがわかりました。感謝です。

粗大ゴミの処理に自信を持ったかみさんに、「処分?」されないようにしなければ。

画像  かみさんの生まれた広島の駅(電車を見ながら、育ったのです)
     浜松の家の玄関(7年間住みました)
     B'z(かみさんがファンクラブに入ってます。気持ちは若いのです)
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「老婆」の住む「あばら家」の建て替えは・・・・

2008年03月21日 | 住まい、場所

設計士さんに、岡山の実家の建て替えのプランを依頼中です。
定年退職後の「終の棲家」を求めてです。

ハードルの高い条件があります。
「予算」です。十分な資金が無いのです。
「満足感を犠牲にしなければなりません。」と設計士さんに釘をさされました。

せっかくの機会だからとずるずる予算オーバーをする人が多いそうです。
お金のある人は、それもいいでしょうが、私はそうではありません。

もう一つのネックは、築120年の母屋の存在です。
私も記憶にない、数回のリフォームでつぎはぎだらけの家です。
つなぎめから雨漏りのする屋根や石に乗っただけの基礎の補強が要るのです。
しかし、高い石垣の上ですから景観だけは抜群です。

   

この「あばら家」で85歳の足の弱った母親が独りで生活です。
私以上に、母親がこの古い家にこだわっています。
嫁にきて60年、目をつぶっても歩ける間取りが頭に刷り込まれています。
すぐ冷めるタイルのお風呂、作り付けの古い流し台、寒いトイレが三ヶ所。
理屈ではなく、不便ながら住み慣れた家への愛着が断ち切れないのです。

こんな条件下で、今 設計士さんにプランニングをお願いしています。
予算のためにも、古い母屋の骨組みを生かすよう考えてもらっています。
屋根も基礎も倍かかる「平屋」はお金持ちの建て方ですと、厳しい指摘です。

   

一時は、現在の母屋とは別な場所にと、考えましたが、「帯に、たすきに」で実現しません。
土地は田舎ですから、広いのですが、出来上がりのイメージが湧きません。
外観は、今ある「離れ」などとのバランスもあるそうです。

私達夫婦もあと20~30年で、一丁上がりです。
設計士さんは、退職金をつぎ込む危険性と無駄を指摘してくれています。

欲しいのは、家族以外の人とも食事をする、音楽の流れる空間です。
ただし 母親が穏やかな晩年を快適に過ごせるスペースの和室は絶対条件です。

画像  実家(左の母屋を生かす予定。中が物置の小屋。右が離れ)
     奥の間(この部屋からの景色が最高、イチョウは頭を切り成長を止めるつもり)
     玄関(愛着はありますが、撤去せざるをえないかも)
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四女に「春」が来ました。公立高校合格。

2008年03月19日 | 娘達・家族

今日 かみさんから嬉しいメールが入りました。
ようやく公立高校の合格が決まったのです。

かみさんと四女が合格発表を見に行き連絡してきました。
浜松・岡山の日帰り往復です。引越し前の忙しい合間を縫って。
四女はどうしても、自分の目で合格を確認したかったようです。

入れる基準で高校を選ばずに、岡山市内東部の自由な校風(?)の学校を選びました。
全県一区の歴史の浅い高校です。甲子園にも出場する文武両道の面白い学校です。
娘は、高校には珍しいオーケストラでチェロを弾きたかったのです。
ピアノと同じように、毎日チェロに触れることが娘の希望です。

こんなに音楽が好きなのに、「趣味で楽器を弾きたい」と変わった娘です。
私の新見の実家から通えないため、ピアノの弾ける家さがしを懇願され、許しました。

高校入学後の四女の姿を想像します。
勉強せずに、音楽三昧の娘の姿が見えます。

合格の喜びもつかの間、引越しの日がもう目の前です。忙しい3月。

 

ほかの娘のことも気になります。

最近会ってない長女の働く街を先日訪れました。相模大野です。
近くまで行く用事があったため、娘が毎日通う駅に降りてみたのです。
忙しい長女が、毎日見ている景色を体感したくてのことです。
もちろん勤務先にはいきませんが。子離れしない自分に苦笑です。

看護師の次女は、バスケットで鼻の骨にひびの負傷。一週間前のことです。
昨日 手術。少し痛むとのかみさん経由の情報です。
女の子の顔のことですから、きちんと治してほしいものです。
まさか自分の勤務する病院で手術とは。

三女は、卒業式の演奏会に出演です。春休みも休めない「のだめ」です。
気がかりなのは、「演奏家コース」に受かったかどうかわからないこと。
4月の発表まで、落ち着かない三女です。(実は私も落ち着きません)
結果はまだかと何回も聞く父親に、娘も呆れています。

四人娘が元気でいてくれたらと、それだけが親の願いです。
そう思いながら、娘たちには「うるさい、頑固な」父親です。

画像  相模大野駅構内の桜(長女が毎日見ている?)
     娘の合格した高校(家さがしの時かみさんと下見に行きました)

附録  相模大野の現在
   


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「すべては 音楽から生まれる」 茂木 健一郎 著

2008年03月17日 | 音楽

なんとも刺激的なタイトルの本です。
でも私にとっては、「納得」のタイトルと内容の新書です。
PHP新書680円です。活字が大きく、短い時間で読みました。

脳を科学する最先端の科学者が、音楽を語ります。
右脳と左脳の激突かと思いきや、音楽の感動を説くのです。
NHKの番組「プロフェッショナル」の司会進行役の著書です。

CDやレコードでなく、生演奏を聴くことを勧めています。
その場に居合わせない限り、開かれない感動の「扉」の存在を語るのです。

演奏会の「空気」を説明することは難しいのですが、アマチュアでもプロでも
「のった時」の演奏は、しばし言葉が出ないくらいの感動です。
逆に、手を抜く,もしくは体調の悪いときの演奏を聴かされる人は災難です。

浜松時代、「コンサートを主催する」セミナーに一年間通い勉強しました。
そのときのセミナー仲間にピアノの調律師がいました。
ヨーロッパと日本で活躍するその人の言葉が印象的です。
集中しない演奏家、手を抜く演奏家に「お客に失礼だ」と厳しく言うのだそうです。

懸命に調律しても、演奏家がそれを十二分に活用しないとき指摘するのです。
ある年齢とキャリアが無いと言えません。プロの演奏家に対してですから。
演奏者と調律師は対等なのだと初めて知りました。

このような緊張感と集中力のある生の演奏を聴くことは最高の幸せです。



昨日のテレビの「題名のない音楽会」は、「音楽センター試験」と銘打たれています。
この趣向は、好評だそうです。

専門家に、音楽のテストをするものです。
出題者の編曲の前田憲男や芸大の青島広志などは個性派のため楽しめます。
曲名・作曲者の早当てクイズ、楽器当てなど盛りだくさんです。

知識の豊富さや耳の良さを競うのですが、音楽を知識で理解することに疑問です。
視聴者の関心に「媚びている」のではないかと勘ぐります。
日本でのクラシックファンを「象徴」している番組かもしれません。
知識として「知っていること」に価値を見出しているのです。
私もかつてそうでした。
クラシック以外の音楽に関心が低く、マニアックになりつつあったからです。

しかし 娘の影響で吹奏楽に興味を覚え、歌謡曲にも面白さを感じ始めました。
今は、クラシックからポップス、美空ひばりまで何でも聴きます。

私の「第二の人生」は、まさに音楽から始まるのです。
NPO「音楽村」(合宿所兼ミニコンサート会場)実現を目指します。

画像  「すべては音楽から生まれる」新書の表紙
      昨日の「題名のない演奏会」の一場面から
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桜とふるさと「八つ墓村」

2008年03月15日 | 映画/テレビ

岡山にピアノの弾ける家が見つかり、後は四女の受験結果の吉報を待つだけです。
「サクラサイタ」 昔の合格連絡は、たしか桜開花の電報だった気がします。

花の中で、桜は「人間を狂気に誘い込む」と言われています。
桜の好きな私は、この季節少し「おかしくなる」のです。
なぜか気持が高揚し、落ち着きがなくなります。

桜の印象的なシーンは、映画の「八つ墓村」の中にあります。
桜吹雪の中を刀と猟銃を持って走る「狂った旧家の主」の姿です。
「たたりじゃ!」のせりふが有名です。
もう30年前の野村芳太郎監督の作品です。
新見市周辺でロケをしたこともあり、親近感がある映画です。

   

生まれたところを紹介するとき、新見出身というより「八つ墓村出身です。」
と言うと、なんとなく中国地方の備中の国の田舎をイメージしてくれます。
この地名が本当にあるのかとも訊かれます。(本当はありません)
原作者の横溝正史が疎開して、取材して生まれた作品です。
実家の宗派は、曹洞宗で福井の永平寺が本山です。
実際のいでたちなど葬式の場面も、映画では忠実に再現されていましす。

今年の桜の開花日は平年並みだそうです。
転勤族ですから、全国の桜を観てきました。
九州のころは、ずいぶん早い桜見物をしたものです。
今までで、一番印象的な桜は、伊那の高遠の桜です。
小高い城跡の桜です。360度のパノラマです。
上空も周りも全てピンクです。幻想的です。子供も喜びの声をあげます。

昔 東京では、赤坂御苑、昭和記念公園などに家族で出かけました。
今年は、近くに住む3人の娘達と花見をしたいと思っています。
東京最後の春だからです。

画像  神代桜(友人が撮った昨年の桜、天然記念物)
     岡山県高梁吹屋の広兼邸(映画 八つ墓村の舞台となった旧家)
      http://michiyo0520.blog20.fc2.com/ yumeさんのブログから
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ピアノの弾ける家が見つかりました

2008年03月12日 | 住まい、場所

四女の試験に同行し、岡山で家を探していた、かみさんから連絡です。
ピアノが弾ける家が見つかったそうです。契約も済んだそうです。戸建です。

いとこの知人の雑誌社の人の紹介です。
不動産情報誌も持っている会社の人ですから、顔が広いようです。

四女の受験の合間に、家を見て回ったようです。
「見合い」と同じで、実物を見ないとだめなこともわかりました。
写真写りが良すぎたり、不動産屋さんの「仲人口」で過大評価だったり。
事前に紹介された第一候補の家が古過ぎて、かみさんはがっかり。

時間が無いために、かみさんも私も少し焦りました。
運送屋さんからは、行き先がまだ決まらないのですか?とプレッシャー。
しかし 異動の多い3月に入り、物件情報も増えた感じです。
家賃の条件を緩和し、「少し高くてもいい」の言葉で、物件が出そうな雰囲気でした。

かみさんは数物件見た中で、妥協したようです。
今まで、転勤生活は恵まれすぎていたため、狭くて古いものを生理的に拒否してきました。
今回 私もかみさんも現実の厳しさを体験しました。

でも見つかってホッと一安心。
受験の結果より、気をもみました。

家族の岡山での生活がスタートです。
高校入学の四女が慣れるまでは、新見と岡山を行ったり来たりでしょう。

詳しい物件内容やロケーションは明日聞きます。
かみさんはと四女が、現在 岡山から浜松への新幹線の中です。

四女の試験の結果を聞くと、ちょっと危うい感じです。
ほとんどできなかった科目と完璧にできた科目があるそうです。
大丈夫かそうでないか、神のみぞ知るです。

もたもたしながらも、岡山行きが決定です。

画像は  岡山駅前
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四女とチェロと浜松ラストコンサート

2008年03月10日 | 音楽


昨日 浜松で、チェロを弾く四女の演奏会を聴きました。

浜松ジュニアオーケストラの演奏会は、久しぶりです。
偶然 引越し準備で帰省したため、聴けました。

最初の曲は、ハチャトリアンのガイーヌから「剣の舞」と「レスギンカ」です。
登場したメンバーの座るポジションを見て驚きました。

中学3年生の四女が、チェロのトップに座ったのです。
いつも3プルト(譜面台の意、指揮者からの順番)くらいが「指定席」の娘が?
そのあとトップは交替しましたが、最後まで1プルト目にいます。
高校生が4~5人いますから、まず普通は座れない席です。
チェロパートをリードし、指揮者の指示でほかのパートとの「呼吸」を要求される席です。

理由がわかりました。
その日で、浜松ジュニアオケ最後の演奏会の四女に、オケの指導者や仲間達が
「別れ」を惜しんで、「エール」を贈ってくれたようです。そのための席です。
慣れない席での、少し硬い姿勢と控えめなビブラートが、娘の緊張を物語っています。
でも、いい仲間に恵まれ、幸せなジュニアオケを経験したようです。

   

チェロを始めたのは、四女が小5のときです。
チェロにつぶされそうだった小さな娘が、5年後、オープニングでチェロと一緒に立つ姿には
胸が熱くなりました。成長はあっという間です。

親ばかを承知で言うと、娘を支えている「音楽」と「仲間」のすばらしさを感じました。
勉強する時間より、ピアノやチェロとの時間を取っている四女です。

私の横で、聴いていたトランペット吹きの卵の三女が、時たま寝息です。
連日深夜に及ぶ、高校時代の友や先生とのお別れ会の疲れでしょう。
「ちゃんと妹の演奏を聴いてやれ!」と言いたかったのですが、寝顔を見ると言えませんでした。

娘の成長の喜びとかすかな寂しさを感じた演奏会でした。
そのあと四女に会わずに東京にとんぼ返りの私です。慰労のメールは送りましたが。

画像   四女の弾いたチェロ
      昨日の演奏会のプログラム
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引越し準備は大変!

2008年03月08日 | 娘達・家族

現在 浜松に帰省中です。

浜松のかみさんは、引越し準備が大変です。
私が単身赴任の為、力仕事を独りでやっています。
今帰って手伝わないと「愛はもちろん、情までなくなるぞ!」
友人の忠告です。この「脅し」は効きました。


岡山のピアノを弾ける家がまだ見つかりません。
そのために荷物を減らして、どんなひろさにも対応しなければいけないのです。
そのためあらゆる物をどんどん捨てます。

今は使っていないエアコンが3セット。家電店に引き取り依頼。お金が要ります。
昔のアンプ、オープンリールのテープデッキ。愛着があるけど捨てます。
一坪のストックハウス。もって行けません。
健康器具の「ルームランナー」。場所をとるため友人達に引き取り手がありません。

よくも今まで、転勤のたびに運んだものです。
引越し費用がかかるわけです。

明日は、チェロの四女の浜松最後のジュニアオケ演奏会です。
帰省中の三女と、かみさんと聴きます。
四女が昨晩もピアノを弾いてくれました。今回珍しくスウィングする曲もありました。
気分を変えるために、弾くのだそうです。さまになっています。
クラシックと違い、「あと打ち」のリズムはなかなか身につかないのですが。

四女は、数日で岡山の公立受験です。
こんな音楽三昧でいいのかと思いますが、浜松最後の思い出作りでしょう。

  

三女も、昨日は音大受験でお世話になったピアノの先生にかみさんとご挨拶。
娘たちにとっての「実家」が浜松から岡山に移るため、もう来る事はないのです。
家族のいない浜松は、私にとっても、本社があるだけの街になります。

岡山の不動産屋さんから、数件の候補物件が入っています。
週明けから、受験で同行するかみさんが見に行き、決めるそうです。

私は、岡山新見の実家の建て直しで、設計士さんと電話で打ち合わせ中です。
こんなに、慌しい年はありません。

でも前向きなことばかりです。健康な家族だからできることです。感謝です。

画像  浜松の家(この家も今月で最後です。思い出の家です。)
     かみさんの愛車(長い間乗っています。岡山でも活躍するでしょう)
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早春の味  明石「いかなごのくぎ煮」

2008年03月05日 | 食べ物、飲み物


昨日 「春」を味わいました。

解禁直後の明石の「いかなごのくぎ煮」です。
ほんの短い期間しか取れません。初物には、行列ができるほどです。
鮮度が命だそうです。甘辛い味が、焼酎に合います。

明石からの知人のお土産です。
忙しい合間に訪ねてきていただいたのです。

もう5~6年ほど前に知り合った業界の人です。
懇親会で気心を通じ、年賀状やメールのやり取りをしています。
生まれが広島東部の尾道なので、岡山生まれの私はなにか親近感を抱いたのです。

上場会社の役付き役員だった方ですが、気さくな方です。
この人から、多くの友人を紹介いただきました。
すばらしい人というのは、経済社会だけでなく、人脈も幅広いのです。

驚いたことは、出身大学の評議員にも推され就任だそうです。
大学の最高決定機関の評議員です。
見せていただいたメンバーのリストは、そうそうたるメンバーです。
人柄・能力・ステータスが推薦の理由でしょう 。

この方においしい明石の「くぎ煮」をいただいたのです。
本当は、私がお土産を準備しなければならないのですが。心配りもできる人です。

ギターの好きな友人と一緒に「音楽村」を訪問したいとの申し出です。
音楽の好きな友人も紹介いただけそうです。

ありがたく大切な人です。

画像  明石からのいかなごの「くぎ煮」
      (食べ過ぎないようにしなければ)



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単身生活とも もうすぐおさらばです

2008年03月03日 | 住まい、場所


単身生活もあと半年。定年退職で岡山に帰ります。

今まで単身赴任は、ほとんど経験がなく、初めての長期の単身です。
といっても1年ですが。

娘達が中学時代はもちろん、高校も転校させたわがままな父親です。
そのため転勤・引っ越しが、家族の生活を乱し、ブーイングです。

単身生活の不自由さもありますが、楽しみもあります。

料理は休日のみで、真似事ですが楽しいのです。
レンコンのきんぴらが作りたくて、料理をはじめました。
鷹の爪を熱した油に放り込み、辛味と香りを出しますが、目に来ます。
辛すぎてほかの人は食べられないかも知れません。

掃除・洗濯は苦になりませんが、ボタン付けなど針を持つことが苦手です。
一番いやなのは、寒くて暗い部屋に入るときのわびしさです。
小さいころから暗い部屋がいやで、母親に早目に明るくしてもらいました。

         

でも単身生活の自由さはあります。
(あまり「自由だ、自由だ」というと、家族からクレームがくるのでやめますが。)

音楽に触れる時間がふんだんにあることです。
好きな時間に、好きな曲を好きな音量で聴けるのです。
特にピアノが曲が好きです。古典からヒーリングの曲まで幅広く聴きます。

ピアノでも低音の切れた音は、ピアノらしくありません。
低音専用のスピーカーのスイッチオンです。いい音です。
もちろん近所迷惑にならない音量と時間を選びます。
4月ころからは、窓を開放して、春風を入れながら聴く時間は、天国です。

このマンションとももうすぐお別れです。
あとわずかの時間ですが快適な「独身生活」を送ることができそうです。

画像  単身マンションの外観
   狭い部屋に押し込んだオーディオ
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一つのビールケースに何人乗れますか?(研修)

2008年03月01日 | 自己啓発


クイズではなく、十数年前の研修のカリキュラムのひとつです。

昔 さまざまなテーマで研修してもらった講師の先生に久しぶりに会います。
この「ビールケース乗り」の研修の講師です。
予算統制のための企画をしていた時代の研修です。

受講生の賛否が分かれた研修です。
理解ある上司と実施しましたが、主催者である私が衝撃を受けたものです。

営業マンにモチベーションを持ってもらうためのものでした。
またいらぬお世話ですが、充実した人生を送ってもらいたいとも考えました。

チーム分けされた人数全員が乗れと言われた時、最初こんな人数が乗れるわけ
はないと思ったのです。
講師は乗れるとも、乗れないとも言いません。
24本入りのビールケースですから、足場は狭く不安定です。

結論です。
何人かは言えませんが、想像を超した人数が乗れるのです。
やれると思ったチームは、工夫しながらやります。
仲間を信頼しないとできない乗り方とリーダーが必要です。
できないと思ったチームは、できるまでに数倍の時間がかかります。

乗れた時の達成感と感動は忘れません。

   

もう一つの印象的なカリキュラムがありました。

じゅうたんが敷いてある部屋を薄暗くして、全員が横たわります。
音量を絞って、軽く音楽を流します。

講師の声が響きます。
「あと半年の命と考えてください。
今何をしたいですか。どこに行きたいですか。誰に会いたいですか。
あと一ヶ月です。あと一週間です。あと一日です。」

「もう寿命が尽きます。
誰に何を言いたいですか。今から音楽のボリュームを上げますから、誰にも聞えません、
はい!言ってください。」

ほとんどの人が「ありがとう」と言います。感謝して「死ぬ」のです。

そして「生きかえる」のです。
今までできなかった行動と考え方を、今日からして欲しいとのカリキュラムです。

戦略的思考を養う研修は数多く受けました。
しかし この研修ほど、魂を揺さぶられたものはほかにはありません。
だから時間がたってもこの講師と会いたいと思うのです。

自分に甘い性格は、変わっていません。
企業人として、足らない部分も多いのです。

でも多くの仲間と知り合えて、第2の人生を送れる幸せは感じます。
先生に会えたら話したいことが一杯です。楽しいお酒が飲めそうです。

画像  積み上げられたビールケース(この一つに乗るのです)
     http://www.isdesign.co.jp/myhome/archives/2007/07/post_440.html
     実家の奥の間(この部屋から見た景色の中で、最期を迎える予定です)
コメント (14)
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