元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「かみさんのUターン」

2011年03月31日 | 娘達・家族
昨日・今日 ウィークデイですが連休取得。
家のガラクタの片づけです。スペースを空ける必要に迫られたため。
一週間後のかみさんの引越し荷物の受け入れ準備です。

4月から、かみさんが私の実家での田舎暮らしを開始予定。
結婚後数十年、実家での生活は初めてです。
盆・正月など数日間の滞在経験があるものの、田舎での長期の生活はなし。

浜松から岡山県新見市に帰る途中、「途中下車」で岡山市に3年間居住。
岡山市内の高校を希望した四女にくっついて行き、「別居生活」でした。
娘が東京の大学に進学が決まり、いよいよ新見での生活開始です。

この3年間は、かみさんにとっては「天国?」だったはず。
娘との二人での生活は、さぞかし気楽だったのでは?
うるさい亭主の私、大正女の母親との嫁姑の関係が先送りだったから。

自身パートで働いていたとは言え、「母子家庭」をエンジョイ?。
映画や読書、音楽三昧。その上美味しい店の発見がかなりあった様子。
本当は、東京に住む四人の娘たちとの生活を望んでいた可能性大です。

この二日間 帰省したかみさん。片づけは夫婦の共同作業です。
田舎暮らしの不安を抑え?明るい調子で掃除するかみさんはさしずめ「名優?」
数日間の東京での娘四人との再会直後だけに、気持ちの落差は大きかったはず。

片付けの合間にかみさんを珈琲屋「あるれ」に誘い、コーヒーで慰労しました。
居合わせた常連客やマスターの奥さんに話しかけられ、会話するかみさん。
知り合いの全くいない田舎でのネットワークづくり初日。
美味しい珈琲と音楽と「歓迎」の声かけに勇気づけられたはず。

今日もう一日片付けと家具の配置を想定し、引越し準備完了。
不便ながら、田舎の良さに気付いてくれたら嬉しいのですが・・・。

画像  明るい日差しの庭(4月後半にはフジの花が咲きます。昨年の画像)
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「不謹慎?」

2011年03月26日 | こだわり
四女が東京で新生活スタート。
かみさんも上京し、引越し荷物の開梱の手伝いや買い物に同行中。
長女・次女・三女と久しぶりの会食を楽しんでいるでしょう。
私ひとりが「蚊帳の外」状態。

職場も慌ただしい毎日です。転勤や契約期間終了によるメンバーの交代。
何より急増している求職者。年度末の常?でしょうが。

東北・関東から遠く離れた岡山でも地震の余波が拡大中。
休業する工場も。部品が入荷しないためだそうです。
スーパーに並ぶ商品も減っています。
JRも修理部品不足から、ローカル線の運行本数を半減と発表。

地震発生により、ネットや新聞上に急増した言葉。
「不謹慎」や「自粛」などなど。

私自身にも起きた心の変化と迷い。
地震発生以来、普通の生活を送ることへの後ろめたさ。
何をするにも、「不謹慎かな?」と

例えば、ブログの写真掲載。
文章は真情の吐露と思い抵抗がなくなりつつあります。
しかし 写真掲載は未だに躊躇。
日記にそぐう写真を選び、加工し、掲載することができません。

マスコミやブログで声高に語られる問題。
被災者や流された家のことを考えると、笑うことや自分の満足感を表現をするな!との指摘多数。
「イベントや演芸、スポーツ開催を自粛すべき」「不謹慎な発言、行動を慎め」と。

逆に「普通の生活を送ることがなぜ悪い」
「自粛、不謹慎を言う人こそ、経済活動を妨げ復興を遅らせている」との反論。
「被災者に勇気や感動与えることは重要なこと」

買占めや詐欺まがいの行為は非難されて当然です。
しかし 地震被害を受けた人への配慮や対応はひとそれぞれのはず。
極論を闘わせ自分の意見を押し付けるさまに嫌気がさします。
自分ができることを淡々とやればいいのでは・・・。

今晩は、神社の総代会。決算報告と次年度の事業提案。
彼岸が過ぎても雪の舞う不順な天候。とにかく寒い。冬タイヤの交換もまだできません。
何より、岡山からの引っ越し荷物受け入れの自宅の片づけが残っています。

落ち着かない気持ちで3月末を迎えます。
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「四女の引越し」

2011年03月21日 | 娘達・家族
今日は四女の引越し。
東京に進学の為の荷物出し。

テレビで連日映し出される震災の後片付け。
娘たちの住む岡山の家も部屋の中は似たようなもの。段ボールが積まれ、家財が散乱。
でも状況と意味合いは全く異なります。

出発点が大きく違うから・・・。我が家は単なる引越し準備。
これが被災の後片付けだったらどんなに気が重いか?

震災の余波は、我が家にも。大手家電量販店からの電話がありました。
「予約頂いた(東京配送の)家電製品が、メーカーの倉庫が壊れ出荷できません。
別な商品にしてもらえませんか?値引きしますから。」

また東京の不動産屋に宅配で送った契約書類等も数日経っても未着。
翌日には届くはずが5日経っても配達の形跡なし。ターミナルには入ったようですが。
震災ではありませんが、メインの銀行口座が入出金不可。新聞によるとシステム障害。
次々に小トラブル発生。日本の国が壊れかけているような気もします。

来月早々には、かみさんが岡山の家から新見に引っ越し予定。
別所帯一式の荷物。「母子家庭?」にしては結構量があります。

引越しは、若い頃から既に10回目。開けてない梱包も。
新見の家も使わない家具や出先から都度送ったガラクタ等で満杯状態。
受け入れの片付けを考えるとパニクリそうです。

細かい整理や、要不要の判断は私には無理。かみさんと娘に任せます。
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「私にできること」(東北・関東地震)

2011年03月16日 | 日常
ブログ開始以来、今回ほど日記のアップをためらったことは初めて。
地震発生から6日。心の奥底の「重い停滞感」が邪魔をします。

被災者の酷い状況をテレビで見たときが始まり。
増え続ける死者や行方不明者の数。そして原発事故。
中継映像の中の家族を探し続ける人たち、気力を無くしたシニアたち。

ブログを書く気力が萎えてしまい書けないのです

変わらない日常生活を送っている自分がなぜか恥ずかしかったのです。
内容はともかく、それを書く「したり顔の自分」を許せそうにありません。
「なぜか?」この数日間、その理由を考え続けて得た結論めいたものは・・・。

「気の毒、かわいそう、頑張って」の感情のレベルにしか居なかった自分。
行動を伴わない思考のみの自分に、アラームが鳴っていたのかも。
「何もしなくていいのか?」「自分に何ができるのか?」

今日 銀行に行き、おろしたお金を窓口で日赤に寄付しました。
ものいりの3月、きつかったのですが、自分自身の気持ちが納得する金額を・・・。
自己満足の世界ですが、意思を表現し、行動としました。
寄付と金額を決めた後、母親に話すと「それはいいことだ。」賛同してくれました。

自分自身への言い訳が終わり、これで免罪符とする気持ちはありません。
ひとそれぞれにできることは様々。
節電や買いだめ中止、物資寄贈、ボランティア。

確かではありませんが、「気持が次の段階に進めそう」な気がします。
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「地震下の東京の娘たち」

2011年03月11日 | 娘達・家族
「職場が避難所になったため、数百人に毛布や食料を配り、
 5時間ぶっ通しで対応しています。」

地震被害にあってないかと心配した私に、三女が送ってきたメールです。
長女・次女に続き最後に確認できた三女の安否。

公共交通網が全線ストップで、あふれだした「通勤難民」の世話をしていました。
横浜の消防で音楽隊勤務の娘が、初めて体験したであろう災害。
安否確認がなかなかできず、心配していた娘たちの状況がつかめました。

最初に連絡のメールがあったのが次女。
「電車が動いていなくて、日暮里から家に帰れません。」
「タクシーも混んでいてつかまらないし、バスも来ません。」午後5時のメール。

続いて長女。
「私は元気です。新店設営準備で二子玉川です。建物内は安全らしいです。」
「でも完全に、帰る手段がありません。」 午後7時半。

最後に三女。
「たまたま休日返上で、トランペットのアンサンブルの練習に来ていたら、地震が
きて、まだ横浜です。」 午後8時。

亡くなった方や、行方不明の人の家族には申し訳ないのですが、娘たちの安否確認が
できて、ホッとしたのは事実です。


勤務中に同僚が、「東京の娘さんたちに連絡してみたら?」と耳打ちしてくれました。
「なんのこと?」ときょとんする私。
「東北・東京がえらいことになっている。大地震が・・・。」これが午後4時。
即 確認メールを送りました。電話は通じません。

それから4時間。三人の娘からのメールが届くまで落ち着かなかった私です。
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「神社の決算は」

2011年03月09日 | ふるさと
神社総代であり会計の私の「イベント」は・・・。

それは年度末の決算書作成。
1年間の収支計算と資産計上。今日はその監査の日。

我が家の家計と同じく、収入が先細り。
氏子が年々減ってくるのです。
限界集落の宿命ですが、戸数が毎年減少。

都市部の子供の家に移住するシニア。廃屋があちこちに。
病院や介護施設に入り、再び帰らない人。
高齢で運転できなくなると、食料の買い出しもままなりません。
JAの移動販売車でもカバーできないエリアも。
そんな人たちが、泣く泣くふるさとを離れます。

運命共同体だった田舎の結束も次第に崩れつつあります。
宗教上の理由から、神社の氏子を辞退する家も散見。神社は神道のシンボル。
氏神様を通じ、豊作や家内安全を祈願した時代は、遠ざかっていきます。

減った氏子で四季の祭りを支えきれなくなった集落も多数存在。
祭りは簡素にせざるを得ません。各戸負担の年会費が重くのしかかります。
宮司の世襲も崩れてくる現実。他の職との兼務でないと経済生活は厳しいとも聞きます。

祭りの開催日の問題も。
祭りは、いわば神社の「誕生日」のお祝い。「誕生日」は変更できません。
ウィークデイに祭りが開催される確率は高いのです。
サラリーマンは会社を休んで総代を務めます。それも年に数回も。
農業が主流だった時代なら可能だった総代や氏子の参加は、今や個人に大きな負担が。

ただ 神楽などのイベントはいまでも人気があります。
神楽開催が運よく週末に当たると、夜遅くまで子供たちで大賑わい。
神楽に打たれる「花」は逆に増えてきて、特別会計は利益増加。

輪番制の総代も戸数減少で、回転が速くなり、再任も急ピッチ。
総代拝命は、「神への奉仕」の精神からプレッシャーのかかる「義務感」に変貌しています。

当面 集落の集合化により、各戸負担軽減の対策しかありません。
リタイアー組が、名誉職として、永代総代を務める時代かも?昔と同じように。

考えることの多い神社の運営、決算書作成の手が止まります。

画像 昨年の子供神輿(祭りが、この子たちに引き継げるかどうかの瀬戸際です)
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「家電量販店」

2011年03月06日 | 好きなこと、もの
昨日は家電量販店巡り。
東京に進学する四女の新生活スタートの準備です。

朝刊に入っている家電のチラシは目移りするほどたくさんです。
大手の店に混じり、通販会社のチラシも大判が。
どの店も「新生活応援フェアー」と銘打ってパック価格が出ています。

かみさんは事前に価格ドットコムを調べ、およその価格が頭に入っている様子。
店員曰く「パックの商品は性能がいまいち。気に入ったものを安くしますよ。」
チェーン店の強みを生かし「こちらで契約したものを、東京の店から運びますから。」

最低必要なものは何?
冷蔵庫・洗濯機・掃除機・レンジ・炊飯器・ポット・アイロンなどなど。
娘はテレビやブルーレイには関心が無い様子。「なくても良い」。
その代わりパソコンのマックの新商品が気になる様子。デザイン志望には必携だとか。

パック商品全てが、中国製の店も。
家電の世界に、こんなに外国製品が入っているとはあらためてビックリ。

私が、気になったもの。
それはコーヒーメーカー。デザインや大きさ、エスプレッソ用の大型までが並ぶ時代。
高いものは十万円も。コーヒー専門店でも使えそうなくらいの機能満載。

歩き疲れて、地下街の喫茶併設のケーキ屋さんで休憩。
今が旬の苺のケーキが十数種類もショーケースに。きれいです。
このケーキが小ぶりながら美味しかった。ついついお土産に買うはめに。

その後、入学式に着る娘のスーツを見に。
最後にデパートの婦人服売り場にも。応対する人たちは大半が高年齢。
場違いな雰囲気を感じました。こちらを値踏みする視線がありあり。
カジュアルな店のスーツのなんと10倍もするブランド品。
娘もかみさんも居心地が悪そうで、早々に退散。

さまざまな店を訪問し、接遇の差を感じた一日。
伸びる店とそうでない店は素人目にも分かるものです。

画像  夜の岡山 シンフォニーホール(家族が引っ越すと、ここに来る回数が減るかも)
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「就任承諾書」

2011年03月04日 | ビジネス
私の年間契約の仕事の継続がほぼ内定。
就任承諾書を昨日提出致しました。

毎年この季節になると、気をもみます。
年間実績に自信はあるものの、本局の意向によるポジションの有無。
今回は、よほどのことがない限り、再任されるようです。

公務を希望する人たちは、大きく二分されます。
何か楽そうに感じる人。安定感やステータスとしての仕事観を持つ人。
もうひとつが、地域や住民のために働けるという充実感を求める人。
一見青臭そうに思えるものの、こういう人にこの職場で働いてほしいもの。

勤務先の正職員は、短期間に異動。
癒着を防ぐという大義があるようです。
しかし 地元の状況を把握し、事業主との関係力強化にはあまりに短い在任期間。
腰を落ち着けて働ける人事政策が望まれます。

今日嬉しいニュースが・・・。
県南の優良企業に紹介した20歳の女の子から、内定の連絡があったと喜びの声。
解雇され3社目に面接を受けた会社から採用の連絡があったのです。
30倍以上の競争率をかいくぐっての快挙です。

本人も私も驚きました。
思わずその子にハグしたくなるほど嬉しい報告。
採用の決め手は何かを二人で考えましたが、わかりません。

まず職務経歴書で自身の感動体験をPRすることをアドバイス。
そしてwebで入社試験の相手の会社を、とことん調べさせました。
会社の理念や社風などなど。面接時に偶然そのことが面接官にわかったそうです。
どうしても入りたいとの想いが伝わったのです。
人の能力差はわずかなもの。最後は人間性、人間力です。
好感度が上がれば、長所を面接官自らが探してくれることを証明しました。

就職戦線に関われた幸せをかみしめた一日でした。

画像  雪の舞う寒い中で咲きだした山吹(我が家の石垣)
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「確定申告!」

2011年03月01日 | お金、投資
今週末 確定申告書の提出予定。ウィークデイに有休をとります。
この土日に申告書を何とか仕上げました。

面倒くさいのは、東京目黒に買った賃貸用マンションの収支内訳書。
率に基づく償却費の計算です。(躯体と設備は耐用年数が異なり複雑)
いまだにローンを払っているために、利子や雑費を計上し、節税をこころみます。

もう十数年払っても、まだ道半ば。
友人に勧められた投資用マンション購入が「元凶」?
バラ色の収支計算につい目を奪われ、競売物件購入を決意。
ただ購入時に、空室を認めない借り上げ契約をしたことで助かっています。

四人の娘が、東京の大学進学で利用するかもしれないと思ったことは事実。
あわよくば高値で売却しようとのもくろみは、「外れ」でした。
こうなれば根気よく持ち続けないと割が合いません。

昨年 三女が就職し、扶養が一人減りました。
控除額は減少。学生の控除額は結構大きいもの。でも母と四女の控除は継続。
かみさんは、数年前から扶養を離れ、私と同じく確定申告を。
母親も農業での申告。88歳の赤字の農業は無条件に認められます。

年間契約ながらコンサルとしての給与所得。田舎ではそこそこのペイ。
老齢厚生年金や退職金運用の企業年金などの雑所得。
子供が独立していれば、これらの収入で何とか生活できる金額です。
しかし 定年を過ぎても教育費がかかる我が家はイレギュラーな困窮状態。
晩婚と子だくさんをいまさら嘆いても仕方がありません。

子供の成長や進路を楽しみにするとの発想転換?(事実楽しみですが)
税金を払い社会的責任を果たす人生?
いずれも悔し紛れの理由をつけ、確定申告に向かいます。

画像  新見市役所(母親の確定申告はここ、私は税務署に)
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