私的図書館

本好き人の365日

世界の中心でアイを叫んだけもの

2010-08-25 18:25:00 | 本と日常
今日は満月。

たまには夜空を見上げてみるのもいいかも。

月はいつも同じ大きさというわけではなくて、地球の周りを近づいたり遠ざかったりしながら楕円を描いて回っているので、今日の満月は今年で一番小さく見える満月なんだそうです。

夏の夜空に見える代表的な星座といえば南の空に赤く輝く星が目立つサソリ座。

その尻尾から少し東によったところに、天の川の中で最も星が集まっているところがあります。

そこが私達の住む「天の川銀河」の中心です。

天の川、中国では「銀漢」

エジプトでは「天のナイル川」または「女神イシスからこぼれ落ちてばらまかれた麦の穂」

アイルランド(古い名をエリン)やケルトの伝承では光の神ルーの名を取り「ルーの鎖」と呼ぶそうです。

英語圏では「乳の道(ミルキィー・ウェイ)」

はるか昔から人類は夜空に輝く星を眺めていたんですね。

銀河の中心から地球までの距離はおよそ2万8千光年。

今私達が見ている光は、だから2万8千年かけて銀河の中心からやってきたことになります。

スゴイなぁ…

私達はこんなスケールの世界に生きているんですね。

圧倒されます。