写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

初霜の朝陽を享(う)けて煌めくを -短歌のこと-

2012年12月05日 | 写真

ときどきこの[写真師の新カメラ日記]でも触れることがありましたが、私は写真の「日本リアリズム写真集団」とともに短歌サークル「あすなろ短歌会」にも所属して写真では表しきれないものを31文字でなんとか表現したいと毎月五首、サークルの会報で公開しています。
短歌も写真も特定の先生に学ぶと言うことはありませんが、それぞれの個性を大切にすると言うサークルの仲間に助けられながら写真も短歌も創作を楽しんでいます。
なお「あすなろ短歌会」は会員の投稿を会報にまとめて郵送すると言う方法で運営していますので日本全国どこからも参加できます。興味ある方は私宛てにメールなどで問合せ下さい。
今日は総選挙関係の記事は一休みして最近公開した短歌をいくつか披露します。


初霜の朝陽を享(う)けて煌めくを地に伏し撮らん彩(いろ)もろともに
もみじ山駆け上りゆく満月の鈍く照らせる甍おちこち
原発ゼロねがう集いにいざ行かん今宵は金曜18週目
棚田刈る農夫は光る汗拭いペットボトルの水ぐいと飲む
山間(やまあい)に拓ける棚田刈り入れの季節(とき)迎えたりアカネ群れ飛ぶ
増税を「決める政治」と言い換える野田の背後に際立ちし黒

コメント
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