12月半ばの北陸の朝はほとんど毎日風や雨、時雨、雪の日が多くてなかなか朝の撮影というチャンスに恵まれません。それでもときには星空が見られる夜明もあります。
14日の金曜日、ふたご座流星群が活発だった夜でしたが本当にひさしぶりに金沢の空に星が見える朝となりました。4時起床、毎週2日間受け持つ「しんぶん赤旗」の配達が終わり、夜明撮影のため雪のない海岸近くにある河北潟干拓地へ向いました。少し明るくなってみると北アルプスの上空には雲があって思ったほどの展望にはなりません。それでも雲に反射する朝陽で赤く焼ける朝焼けの撮影が出来、その後干拓地にある牧場周辺に向いました。
地表は白く凍った草や霜で白く、水路からは霧が立ち上っていました。牧場の周辺にはこぼれた飼料や牛の排泄物など、小鳥や小動物の餌がありその小鳥や小動物を狙う猛禽類も集まります。
この朝も飼料のおこぼれに預かる鳩やキジなどの鳥たち、鳶や鷹などの猛禽類との出会いがありました。写真はそのうちの朝霜のなかで朝陽に身体を温めるキジを写したものです。
衆議院選挙投票日は二日後なのでまだまだ日本共産党の前進のためにしなければならないことが山積み、撮影を急いで済まして帰宅するともう午前9時を過ぎていました。