写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

樹齢千二百年 五十谷の大杉

2012年12月25日 | 写真

白山山麓には白峰の国指定天然記念物で日本一と言われる樹齢千三百年の太田の大栃、日本名木百選にも選ばれている一本の木でありながら森のように茂る吉野谷の御仏供杉など名木や巨樹が数多く存在します。
今日の写真は白山市の鳥越地区の最奥に位置し弘法大師伝説もある五十谷の大杉です。かつてこの地に住み着いた狩猟の民がこの木の枝に巣くった鷹を捕らえて藩主前田候に献上して大変喜ばれたという逸話も残る名木です。千三百年という樹齢も凄いのですが、まだ樹勢の盛んなこととその高さも約40メートルもある上、なによりも凄いといわれるのがこの写真でも納まりきらない四方に太い幹を伸ばした枝張り約30メートルと言われる広円型の堂々とした姿です。
「知る人ぞ知る」という言葉どおりの大杉ですが、車で行く分には道路もしっかりした場所にありますので隣にある蕎麦の名店での昼食ついでに立ち寄られることをお勧めします。
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