今週の月曜日くらいから、我が家のマンションのお庭の金木犀が香ってくるようになりました。
ああ!あきだな~ッと。まだ蕾みなのに辺りに漂っています。
中国に桂林に旅行した時、桂林の花として有名で、お茶もいただいた。 お茶はとてもにおいが強くて飲みなれない私には少し抵抗があった。お茶に混じるくらいだとほのかに薫っていいものでした。原産は中国南部で,江戸時代に渡来したそうです。雌雄別株で、日本には雄株しかないのですって!驚きですよね。
秋に咲く橙黄色のキンモクセイ(モクセイ科)の花は大変芳しい香りを放っていますが、一部のハナアブしかこの花には訪れないようです。
花アブが来ている写真を見つけました。!
もちろんこの時期にまだ活動しているモンシロチョウもキンモクセイには訪れないことから、モンシロチョウはこの花の匂いを嫌がっていると思われました。
そこで花香の成分を調べてみたところ、主要成分の一つのγ-デカラクトンがチョウに対して強い忌避作用を示し、キンモクセイはモンシロチョウが嫌う香りを放出していることがわかったそうです。
一般に、花の香りは送紛者となる昆虫を誘引する目的で生産されると考えられていますが、キンモクセイは特殊な物質を使って来訪者を選択しているのかも知れません。という説明も見つけました。
金木犀の香りについても、70年代は芳香剤としてダントツの人気であったのですが今はほとんど見かけない。
当事の強いにおいの芳香剤は、トイレの匂いを連想させるとかで、いまでは嫌われてしまったのです。
生活環境の変化+消臭技術の進歩で、ほのかな香り。柔らかな消臭芳香剤が主流になっているそうです。
金木犀の後,ラベンダーの香りが好まれたが,最近ラベンダーもトイレを連想させるの匂いといわれるだって。
私はラベンダーの匂いも大好きなのに・・
自然の金木犀の香りから,トイレの芳香剤は連想しませんよね。 さわやかな品のある匂いですよね~