おとといの14日のNHKの7時のニュースを見ていて、「エ!すゴ~イ!」と叫んでしまった。国家戦略室参与に湯浅誠さんが決ったということにです。
街中にだんだん増えていくホームレスの人、
夢をえがいて、日本に来て、帰国を余儀なくされる日系のブラジルの方。
政治は全然そちらを向いていなかった、それどころか日本に本当の貧困は存在しないといった竹中平蔵さん。
自己責任を言った小泉さん!
時の総理は毎日高級バーに繰り出して、車の減税、高速道路の通行料の1000円、打ち出す経済政策は少し方向が違った。!
こういう実態を見て皆はとっても不安になったのですよね、
政権が変わって、やっと現場を知る人間を政索の場に入れるということができたのです。ほんとうにうれしい!!
私は「ビッグイッシュ」というホームレスの方の販売する雑誌のワンコインサポーターです。月々500円の事務費なのに当てる費用のサポーターなのです。そのつながりで「反貧困キャンペーン」など時々見に行きます。
それまでは、こういう活動を私は何となく避けていたのです。
所が湯浅さんの活動や本を読んでこの人の活動は何となく賛同できる。共感できたのです.
http://mainichi.jp/select/opinion/kakeru/news/20090608ddm004070025000c.html?inb=yt
彼のコトをよくご存知のかたには無用ですが、私は彼の主張に賛同するところを挙げておきます
<数年前から指摘していた「ネットカフェ難民」が、ようやく存在を知られるようになった。だが、「日本はまだ貧困層がいるかいないかという論争のレベルにある。解消手法の議論以前だ」と自覚する。社会全体に染み込んだ、「貧困層はいても少数例外」であり、しかも「自己責任の結果」という思い込みが壁となり、容易に壊れない.>
<なぜか。「自己責任で片づけるのがいちばん簡単だから。それ以上、かかわりたくない。考える余裕もない。社会全体に溜めが失われている」。だが、社会分析は問題を解決しない。最近、言い方を変えた。「自己責任で転落した人なら死んでもいいんですか。それは動物の社会でしょう」>
カレはお兄様が障害者ということで、社会の弱者の気持ちに立てる方です。
東大の大学院の試験に寝過ごして、ほかの大学院に行っていた事。
或いは派遣村の村長を引き受けたいきさつも、年末は活動休むつもりだったけれど、2日くらいと引き受けたら、予想の何倍の人が來村して,どうにもならなくなった。
こんなエピソードの持ち主の活動家です。詳しくはこちらから、。
http://spysee.jp/%E6%B9%AF%E6%B5%85%E8%AA%A0
そんなに事は簡単ではないから、大きな期待はしてはいけないけれど、「現場の人間が意見を求められて,断る理由はない」という彼のコメントにとっても感動しました。