HOTなおちゃタイム

保護猫八匹、21歳のリンをはじめとした楽しい日記をお読みくださいね。

日本の不景気が、、パリ路上画家、冬の時代、場所代3倍に?

2009-10-09 18:12:02 | 新聞から
パリに行かれた方は、モンマルトルの丘は、似顔絵かきがズラーッと並んでいたり、絵かきが、絵を売っている場所としてを訪れた方も多いでしょう。


モンマルトルで生まれた、あのユトリロ(1883~1955)もココの景色をかきつづけました。モンマルトルではその模写絵も売っていました.
 モンマルトルは今は観光地になり、高級住宅街、もありますが
第一次世界大戦頃まではパリ郊外として家賃も安く,ブドウ畑などがありムーランルージュや、シャノワールと言った有名なキャバレーやラパンアジールといった店そこにはいろいろな貧乏画家、私の好きなロートレックなどが出入りして、生き生きとした世界を作り出していたのです。
丘の上にはプロシアとの戦争の慰霊のために立てられた、とてもフランスらしくないサクレクール寺院が象徴的です。



ユトリロのえがいたサクレクール寺院です。彼の絶頂期の白の時代のもの。漆喰を混ぜたりして独特のの壁の質感を工夫しました。
17歳でアルコール依存症になり、その治療のためにえがいたのですが、
皮肉なことに,一番症状のひどいこの時期の物が傑作といわれています。
その後画家としても認められ幸せな結婚をしてからは、凡庸な絵しかかけなかったとか。




丘から見たパリです。



先日の新聞にこんな記事が出ていました。
路上の画家に冬の時代

すなわち、モンマルトルの丘で絵を売って生計を立てている画家たちが、場所代に当たる区画使用料を払わない「不法営業」や「丘の絵」をなのる中国製絵画との競争にさらされて売り上げが激減。

さらに、パリ市が区画使用料を3.5倍値上げ、《年間160ユーロ<2万1千円>から5540ユーロ<7万2千円>)することを決めた。
稼ぎは数年前の半分。よく買ってくれた日本人観光客が減ったのがいたい」と若手の画家が言ったとか。
こんなところにも日本の不景気が影響してるのかしらね~
コメント (2)
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