HOTなおちゃタイム

保護猫八匹、21歳のリンをはじめとした楽しい日記をお読みくださいね。

ゴッホ・ピカソ・棟方志功 東北の「祈りと旅展」!

2011-09-09 21:46:46 | 展覧会

 

WELCOME

先日のろのろ台風で外出を控えてましたので、

展覧会最終日、すべりこみで。

多趣味の秘書さんの記事でどうしても見たくなり行ってきました。

棟方志功(1903~1975)「祈りと旅」展

東北の出身の彼!

大震災からの復興の祈りを込めての展覧会です。

彼はゴッホのひまわりの絵を見て感動し

「わだはゴッホになる!!」といって

絵画の世界を目指したのです。

彼のかいた向日葵の絵も展示されていました。

その絵はゴッホの絵も模写とはほど遠い

ゴッホの魂、エネルギーを彼の感性で受け取って、

再生したような絵画でした。

これれが「わだはゴッホになる」といって

描いた人の絵かと驚きました。

「天才は天才を知る」というのはこういうことかと思いました。

この展覧会は総点数約300点、全長26メートルの「第世界の柵」という作品も圧巻でした、

30×横50くらいの版木で大作を仕上げてあるんですよ。

<この花矢の柵。>

この作品も大きなもので横15枚以上縦6枚くらいの版木が使われていることがわかります。

これを見たときにピカソの「ゲルニカ」を想わせました。

なんとやはり、彼はピカソのゲルニカに感銘を受けて制作したんだそうです。

彼は版画こそが日本独特の美の表現と確信

板の持つ力に注目し「板の命を彫りおこす」ことを探求したといわれているそうです。

この四角の版木から生み出される構図は、普通では考えつかないような魅力です、

絵画では、こうして描くのは美しい構図のものはできないのですよね。

摩訶不思議な美しさを表現しています。

彼の描く女性の魅力的なこと!

<青森ねぶた祭りの柵>

仏教や古代神話、故郷の東北の題材のものが版画を通して、

あらたな日本の心の魅力となってせまる展覧会でした。

読んでくださってありがとう。

THANK YOU!

コメント
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