昨日はウイーン放送交響楽団の公演にいってきました。
席はプラティナシートとか、ss席といわれる2回のど真ん中!前方2番目。
ラッキー!!
こんないい席できけるなんて運がいい。
やっぱりこの芸術劇場の音響はいいです。
素敵に音が邪魔をしないで包みこまれるように伝わってくる。
演目が変更になってるのを知らず、
最初一曲目「フィガロの結婚」が演奏され出したので、びっくり!
てっきり最初のブラームスの「悲劇的序曲」だと思っていたからです
フィガロの結婚はモーツアルトらしく楽しい曲ですもの~
2曲目は私の好きなベートーベンのピアノコンチェルト。
第5番「皇帝」
今日のピアニスト、シュテファン・ヴラダ―
繊細にしてダイナミック、そしてプラスアルファ―がある
すごくデリケートで、最近はやりの演奏の仕方のテクニックがまえに出るのでなく
、優美な調べで感動的な演奏でした。
彼はオーストリアの出身ですが、ヤッパリ、生まれ育ったいろんな音楽環境が肌に身についてるわけで
、いわゆる肌合いが音楽にあるとしたらそこがちがい、音楽でのプラスアルファ―になるような気がする。
クラッシクはやはり、ここらの国のものだ~って再度思った次第なんですよ。
アンコール曲は知らないものもあり、だれの作品が予想するのは楽しい、」
かれのアンコール、リスト「コンソルーション大3番」は・わからなかった。
ショパンかな・と思ったのですが、聞いていると違う、ベートーベンの知らない曲かなと思ったが、それも若干違う。
今日またリストの曲をきき直してみたいです。
感覚でききわかるんですね。
聞いたことのない曲でもきき込めばわかります。
丁度見たことのない絵画でもピカソやゴッホってわかるように!!
指揮者のコルネリウス・マイスター1980年生まれ!
メリハリのついたわかりやすい指揮、パワフルです。
同じウイーンの音楽団でも、先日聞いたウイーンフィルの甘美で、優雅な演奏とは違う。
すごい天才だ!!って感じさせる指揮です。
私は佐渡裕さんのフアンなんですが。。
佐渡さんの、ダイナミックな大きさに、さらにす^ご~イ繊細さ、豊かな感性を感じるんですね。
で、ベートーベンがほぼ完成しつくしたと言えわれる9つの交響曲。
完成までに21年という歳月を費やし、ベートーベンの第10交響曲とさえいえわれる
ブラームスの
「交響曲第1番」これが3曲目
第4楽章にはベートーベンの第9「歓喜の歌」を連想させる主題も出てきてなぜかうれしい。
この曲はホルンなど管弦楽の力量がまえに出る。
それはそれは素晴らしい!
ため息が出てうっとりと、その世界に入ってしいます。
牧歌的なメロディが雄大に流れるんですよ。
少し前日本の有名楽団の同じ曲をききましたその時、ウ~んものの足りない不満が残りました。
その原因はここの違いですね。
管弦楽は息の長さ・強さで表現するデリケートな楽器ですものね。
ほんとにホントに満足しました~
今日は素敵なコンサートの様子を書きのこして、かなりマニアックな記事になったかしら・・
アンコールの曲一つのハンガリアン舞曲。
ブラームスがジプシーの音楽をしらべあつめて、作曲した曲です、
お聞きくださいね。
速さと正確さ。緩急合わせた演奏はその楽団のれベルを知るのにもってこいの曲。
もちろんこの演奏よりもすごい速さでした。
読んでくださってありがとう!
ハンガリー舞曲 第5番 (ブラームス)