誘われて、ビンラディンの最後に至るまでの映画をみてきました。
映画『ゼロ・ダーク・サーティ』 - オリジナル予告編 (日本語字幕)
”ゼロ・ダーク・サーティ”
00:30
オサマ・ビンラディンの襲撃する時間です。
アカデミー賞受賞の”ハートロッカー”キャスリン・ビグロー監督の映画です。
(そもそも『ハート・ロッカー』には、複合的で重層的な戦いに引き裂かれたイラクという国を具体的な形で理解しようとした痕跡がまったくない。爆弾の種類と標識の言語を変え、砂漠をジャングルに置き換えればベトナム戦争の映画と言っても通用しそうだ・・・引用)
今回のこの映画も国家機密とかいろんな理由で大統領選の終わるまで封切られなかった。
感想はこのお話には全くメッセージとか、作り手のイデオロギーを感じません。
帰り際に、難しい映画だったねと、話しておられたご婦人の感想につきます。
最初に9.11の爆破の時、
現場からの最後の人々の音声、悲鳴が暗闇の中に流れます。
そして、アメリカのCIAがどのようにしてビンラディンの行き先をみつけ殺害するかというストーリです。
CIAといえばイギリスの007しか知らないみっちゃん。
このような実行は実はほんの一部。
軍隊の特殊部隊にゆだねるみたいです。
実の活動は世界の緊迫地帯で情報収集、分析。理不尽なテロを防ぐことを目的として
分析いろんな対策を立てる国家機能のようです。
9.11以後莫大な予算のつぎ込んで、なされた結果。ビンラディンの発見、殺害に至った。
その10年間有能な主人公の女性CIAの。周りに理解されなくても、命がけの仕事をなした事実に基づいて映画にしたそう。
緊張地帯にはチームのCIA情報収集局が置かれるとか
私はビンラディン殺害より、この間のアルジェの日本人が大ぜいテロに巻き込まれた事件。
CIAは絶対にこの情報を持っていたと思えてなりません。
日本には世界中で10人そこそこのこの手の情報活動をする武官しかいない。
駐在所も危ないとこにはいないのですね。
もちろん国のスケールや敗戦国というハンディおはあるにしろ
そんなものか~と思えてなりません、
世界3大宗教の仏教とキリスト教。そしてイスラム教
人々をすくい、しわせにするためにあるはずなのに、ジハード(聖戦)で自爆テロを繰り返す人々。
目には目で、眼をそむけたくなる拷問から情報を得ようとする人々
この映画を見て、悪者ビンラディンが殺されて当たり前!バンザーイなんて気持ちはこれっポッチも起きてこないです。
命をかけてまで拷問に耐え死んでいく人のほんとの生きがいは?
そういう映画です。
みて楽しいとか、メッセージをもたない映画って何なんだろうな~と思う異色の映画でした。
一部の戦争兵器とかスティル型ブラックホーク、偵察衛星の分析能力、
アメリカが誇る特殊部隊SEALsの装備など興味のある方には必見でしょうが・・
平和ボケした日本人のみっちゃんには長くて辛い映画でした。
こういう映画がつくられるアメリカの懐の深さには感心してしまうのですが・・
読んでくださってありがとう