( 子供が書いた この文章に 全てが言い尽くされている気がします。)
富士山五合目へ行く途中 スバルラインの側に 生物多様性センターがあります。
私も初めて訪ねたが 興味深い展示がありました。
最近 はやぶさ二号の打ち上げが 話題になっています。 太陽系の小惑星に生命の
可能性を求めて 近く発射されます。思えば地球にこれだけの生命がいるのに 他の
惑星にいないなんて 考えにくい。水があるか 有機物がいるかどうか見つけるのが
はやぶさ一号に続くミッションです。
思えば40億年前 一個の細胞が地球に生まれ 今や数千万種の生物が地球上にいる。
人類も70億の声をきくまでに増えてきた。一方で世界の森林は毎年 九州と四国の
面積と同じ量が失われ そこで生きている生き物は 1000倍のスピードで絶滅に
向かっているという。私はこのブログで 素晴らしい自然 美しい花を紹介し 多くの
生き物が共存・共生していけるよう 私たちの生きる環境を守って生きたいという思いが
ベースにあります。
カメムシが益虫か害虫か 議論がありますが 多くの種類を持つ 私たちと同じ生態系に
生きる生物であるのは 変わりありません。 野生の鹿が増加していて 農作物被害が
増えて 『適正な生存数』の数倍になっているから 『駆除』が必要・・だと言われるが
温暖化や森の減少で 生態系が変わり 人里に出てくるのは 人間がその要因を作っており
駆除するだけが解決なら 多くなった人類も いつか『駆除』される時が来るのでは・・?
この自然界では 多様な生物が生きており 共存していくルールを作り 守っていくのが
私たち人間に与えられた役割 だと思っています。
センター前にあった ナナカマド。 小鳥たちの餌になることを 待っているんですね。
河口湖で 魚釣りをしている人。 富士山が見下ろしている構図です。
河口湖にも 多くの水鳥が 来ています。
未だ 紅葉が美しい。
山々も黄葉。この中に 鹿や猿 イノシシなど、 或いはきのこや 菌類もいる・・。