( 高知の朝焼け ! 来週こそ 長梅雨が明けますように・・・! )
大暑が始まった。24節気の内 最も暑い2週間ということ。確かに高知も30℃を上回る日々ですが
今は梅雨明け前の大雨で苦しんでいます。雨の日は言われる迄も無く 自粛の日々です。これが日曜日迄
続きます。うんざりすると同時に 異常な大雨になった今年の梅雨 これはおかしいぞーー? と思います。
始まった4連休、昨日は 『 海の日 』の祝日でした。海の恩恵に感謝する日として 広く海洋についての理解と
関心を深める こととされています。例年のように コロナのせいで海水浴を楽しむ機会も半減しているようです。
どうも4連休ばかり話題にされ 海の日の意義が薄く感じられるので 改めて海について考えたいと思います。
タイの海では 国立公園をこの2~3ヶ月で ジュゴンの大群やウミガメの産卵を確認したという ニュースが届いて
います。タイではコロナ感染収束後も 海の国立公園を2~3ヶ月閉鎖した。人が来ないことで 自然が回復したのは
間違いない と現地の人。タイでは今後も受け容れ人数を制限して 自然や海を保護して 持続可能な観光を目指すそうだ。
「 海の都 」ヴェニスでは 観光客の出すゴミが消え 汚れて臭いさえしていた ヴェネチアの運河が澄んできたという。
地球環境が コロナのお蔭で? 劇的に改善、 CO²(二酸化炭素)排出が激減したというニュースがありました。素直に喜んで
いいのでしょうか ? わずか数ヶ月で世界中に広がったコロナ感染が 世界を変えた ! ということです。元々は青空があり
きれいな水が流れていた地球が 人間が増えるに連れ ゴミ・汚物が増加して 自然を汚して行った。それが僅かの期間 経済や
活動を自粛したら自然の自浄作用で 元に戻った・・・。
海洋汚染が深刻化しているのはご存じの通りです。海をゴミ捨て場と考えているからです。最近はマスクや消毒薬のボトルなど
コロナゴミも増えています。私も道端で捨てられたマスクを見る機会が増えてきました。水に流すという便利な言葉があります。
手洗い一つもウイルスを殺菌し 水に流してしまおうということです。水はいつしか川に流れ 海へ出て 汚れは深い海に沈み
浄化され水蒸気となって 大空へ還って行きます。水の循環は 生命の循環に似ているなー と以前から思い 五木寛之氏の
「大河の一滴 元気の海」に惹かれています。 出来れば 晴れた日に太平洋まで足を運び 広大な海に感謝したい思いです。
タイは今回のことをきっかけに 持続可能な美しい環境にしようと ピンチをチャンスにしようとしている。人間の英知です。
世界の国々がパリ協定で協調してCO²を減らそうとしていた矢先に 自然 或いは一ウイルスが CO²削減 大気汚染の浄化
ゴミ問題の解決を僅かの期間にやってしまった・・。唖然とするしか無い。 人が来ない 出歩かないことで 自然が回復した。
自然の復元力は凄いし 私たちが対策をすれば 充分きれいな地球に戻ることは出来る・・ ! と確信を持ちました。
『 新人世(しんじんせい)』 という地質年代の呼び方がある。21世紀 人間が自然に対し 余りにも強くなりすぎ
逆に自然から逆襲を受けるようになった時代を言うようだ。 人的要因の気候変動など人類が生態系と地球に重大な影響を
与えるようになった現代を表現する言葉だ。これは自然からの警告です。今回のコロナウイルスも 人間の自然破壊によって
本来の生息地から移動させられた外来生物で 本来の生態系の中では大人しかったのに 人の住む世界では 天敵や免疫が
ないので どんどんと増える・・。 人間は自然との距離をどう取るべきか? 『 ナチュラル ディスタンス 』 私たちも
冷静に考えなくてはなりません。
夏を象徴する 向日葵(ひまわり) ヒマワリも夏を待っていますね・・。
未だ明けやらぬ ?頃。 白粉花が大きく咲いています。
玉すだれ。 8月から10月頃まで咲きます。密集して咲くさまを すだれに例えた・・?
この花は 今のところ 不明・・?
オミナエシ(女郎花) 秋の七草ですが もう咲き出しています。
ヤブラン。 黒い実がなります。 百合科の花です。
ユッカラン。 もう季節を過ぎましたが 載せる機会がありませんでした・・。
デュランタ。 紫色の可愛い花。
少し見にくいですが セミです。クマゼミでしょうか ?
鏡川の水たまりで 小魚を探す アオサギ。
今 朝陽は5時過ぎに昇りますが その前から 美しい朝焼けが見られます。