ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  敬老の日に思うこと。 写真は昨年以前の忍野村 富士山麓の風景と花です。

2020年09月25日 | 自然 花 写真

        

        ( 中央道から 富士吉田方面へ入った所で見た富士山です。 )

    (  スマホの容量(ストレージ)が一杯に成って 消去しなくてはなりません・・?。

       GIGA数が多いので 他へ転送もままならず 一部を選んで紹介しながら保存

       することにしました。 これは新しいスマホに 替えなかったのが 原因 ?? ) 

 

高知新聞に 94才の女性から投書があっった。『 94年 命永らえて 』 という題での投稿です。

誕生日にあたって 『 元気で働けることの喜び ありがたさ 人の情けを知りました。』と最初にありました。

でもこの世での苦労があの世では幸せにつながると信じています、ともあった。その後の文章では高知空襲から 

食糧不足の時代 食べる米もなく 水腹で自然の恵みのアケビで飢えをしのいだ・・とある。親 兄弟をはじめ 

周りの人々がどんどん亡くなり 妹さんが3年前に亡くなり 山の上の一軒家で 独りぼっちになった。 

辛いときは 口の周りを手で囲みながら 思いっきり 肉親の名前を呼ぶそうです・・。


山間部ではこのような人々が増えています。九十有余年も永らえば 色々苦しみや困難に出会うでしょう。戦時中 

戦後の混乱期・・、 今94才を迎えて 様々な思いがよぎることでしょうが 人生磨かれてこられた感じが文章から

伝わってきます・・。

 

高知新聞の社説では 『 人は誰しも老いる。 安心して老後を迎えられる社会づくりは時代を超えたテーマ。』 とある。

若い頃 よりよく生きることを目指した人々が 年を重ねて 『 よりよく老いる 』 ことに取り組む時代となっている。

今や高齢者と言われる65才以上が 28.7%となった。実数では3600万人を超える。地方によっては 40%を超えている

市町村もある。高知は全国有数の『 長寿県 』なのです。私もお付き合いをしているグループの多くは高齢者です。

 

今高齢者は 『 豊かな老人 』 と言われています。年金があり 高齢者医療があり 介護制度によって守られています。

それを支えているのは勤労者世代です。コロナ禍で今は望めませんが 私が現役の頃 海外旅行が盛んでした。添乗員だった

私は どうして高齢者がこんな高額のツアーに 再三参加出来るのだろう・・?と不思議に思っていました。それは5年前の

ピースポートのクルーズ船の時も同様でした。


ここ20年以上不況が続きました。株価はコロナ禍にも関わらず 高値で推移しています。でも働く世代は実質賃金が

上がらず 非正規雇用が増え ブラック企業まで現れています。とても結婚どころでない状況なのです。勿論高齢者の中でも

格差はありますが 若い人々の方が厳しい状況で 社会格差が 徐々に高齢者に向いてくるのは 世間の声を聞いていても

分かります。 こんな世の中で 老いを全うする? 或いはよりよく老いるとは ?  とはどう生きることでしょう ? 


善き者は往く という言葉があります。この世に長く生きることはまだ 天国へ行く資格がない、 もっと苦労して 自分を

磨け という事かも知れない と考えたりします。ソロモンの言葉に 『 災いの日が来ない内に 又何の喜びもないという

年月が近づく前に あなたの創造主を覚えよ。』 とあります。キリストはこの世の欲に囚われないで 『 神の御国とその義を

まず第一に求めなさい。』 とあります。少し難しいですが 神に出会うこと 神と共に歩み 神の国で永遠の命を生きなさい 

ということでしょう・・。 そこに平安が与えられることは 確かです。

 

永六輔さんは 高齢者が生きていくことは (人生の)借りを返すこととだと言います。(今までの)生きている時は 

他の人々から借りていた時です。 90才近い横川先生も言われる。人生終わりがあるから愛おしい。老いは必ずやってくる。

今も生きて 生きて 生き抜くことと・・。老いのマナーは 自立! 自分のことは自分でやる。それが出来なくなる時 

80過ぎて玄冬期に入ったら お世話して貰える人間になること!  でも今 もう若者に支えて貰えない時代・・です。 

 

ある人は 人間は何故生きるのか? その答えは簡単に見つからない ! と言います。人間はその答えを見つける為に

生まれて来た ? としか言えないと言います。と同時に生きる目的を考えることが人間の素晴らしさだとも言っています。

少子高齢化が進む中で 昔のように60才還暦で 隠居をする時代でないことは事実です。コロナ禍が更に問題解決を困難に

しています。でも政治家任せで無く 高齢者も社会の一員として 共に考え 役立っていくことが大事だと思います。

この問題も続きそうです・・・。

 

 今日は1年ぶりに 忍野村 富士山麓の秋の花を紹介します。 河原撫子(なでしこ)秋の七草の一つ。

磯菊(いそぎく)。普通は晩秋の花です。 勿論菊科ですが 違ったイメージです。

忍野村では沢山栗を拾いました。 普段は自然の物に手を触れませんが これだけは別でした・・。

晒科升麻( さらしなしょうま )忍野村の林の中に 白い花がブラシのように付きます。

菊科の花 洋ギクの種類か? 最近大輪の菊花を見る事がなく さみしいかぎり・・。

千日紅(せんにちこう) 高知にも多いですが・・。 

桂川の土手に毎年咲きます。 彼岸花(ひがんばな) 高知ほど多くありません・・。

芒(すすき)の原は 多いです。 なつかしいですね・・。

高知では まだここまで黄色くありません・・。 この写真もう少し後のものです。

 

紅葉も10月後半ですので あくまで思い出のひとつです・・。

忍野村は農家が多く 柿のある家は多いです。

富士山麓特有の 富士あざみ。 大きいのが特徴です。 ただ花は下向きです。

典型的な富士山の一風景。 手前は黄花コスモス。

初冠雪かどうか分かりませんが 少し頂上辺りに 雪が見えるようになりました。

先日 9月21日に初冠雪があったのですね・・! 忍野村を離れたら うとくなっています。

 

 

 

コメント (1)
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