( トンボの季節。 ほんとは5月から飛んでいますが 秋は 赤トンボですね・・。)
気象庁は『今年の夏(6月から8月)は日本の平均気温が平年を1.76℃上回り 最も暑い夏となった。』と発表した。これは昨年に
続き2年連続で最も暑い夏になったということだ。これは予想されたことだった! 高知でこの8月、15回の猛暑日を経験し
た。その他の日もほとんどが真夏日以上です。これに湿気が加わるので 仲々外へ出る勇気が出なかった。明らかに今年の暑さ
は異常!? でした。この暑さが 来年も続く・・。うんざりだ!おまけに今年はコロナ禍があった。5年前の肝臓手術に次いで
本当につらい日々だった。 80歳を超えると 来年は大丈夫! という安易な気持ちにはなれない・・・。
テレビのモーニングショーでも 玉川徹氏が ティツピングポイント(臨界点)に達しつつある、この臨界点を超えると カーボン
ゼロ(二酸化炭素ゼロ)を実現しても 温度は上がり続けるということを危惧していた。私も以前 『茹で蛙の法則』の話を
した。今 私たちもそんな状態に置かれているのでは ? 目先の 『今日も暑いなあ!?』という言葉の繰り返しでは 温暖化は
解決しない。 それどころか抜き差しならない状況に落ち込んでいく・・。
この夏 家に居る時はクーラーをかけっぱなしだった。 これは当然電気を使用し 二酸化炭素を排出する片棒を担いでいる、
そこに負い目がありながら この暑さはどうしようもない・・と 話を転化していた。 多分多くの人々がそうだったと思う。
頑固にクーラーをつけないで 室内熱中症で亡くなった方もいる。この間マスコミも一切二酸化炭素排出を語らなかった ?
当面これしか方法が無いから? もうそこまで追い込まれている・・。
今年 既に産業革命以前の平均気温から 1.5℃を超えた・・と私は思っています。このまま放置すれば世紀末4.5℃に達すると
いう。1.5℃でもこの暑さ 3倍になれば一体夏を越せるのか? 勿論私はその時生きていないが 未来の日本人は今以上の
つらい夏を過ごすことになる 。誤解のないようにしたいが 何も今から 75年先のことを言っているのではない。来年も再来年も
5年後、10年後も 暑さに苦労することは同じなのだ 。もう後戻りができない、30年後にあの時対策を講じていれば・・と
後悔しても先に立たずである。 緩やかな流れが 突然滝になって落ちてくる・・、 劇的な気候変動が起こる。ノアの洪水のよう
に突然起こる。既に始まっている・・? そして もう 後戻りがきかない・・。
努力目標であった1.5℃以内に抑えることが 現実難しくなった今 全体目標である 気温上昇を2度未満に抑える方向に努力すべき
です 。それにはまだ少し余裕がある。 今やるべきだと立花教授も言っていた。やれることは多くある。先ず現実の温暖化、異常
気象をしっかり見つめて その原因を探ること。それが人間活動が原因だと知る事。そこから対策が始まる。無駄な電気を消す
ゴミを拾う 食品ロスを無くす。無駄な消費を煽る広告を規制する。植林をする。もっと根本を考える・・??
アール・ゴア氏も『不都合な真実』の中で 1 省エネ型の電球に交換しよう 2 停車中はエンジンを切ろう 3 リサイクル
製品の利用 タイヤの空気圧のチェック 4 小まめに蛇口を閉めよう 5 過剰包装を断わり エコバッグの使用を 6 エ
アコンの設定温度を変えよう 7 沢山木を植えよう。8 環境危機についてもっと学ぼう・・ これは約20年前の提案です。
既になさっている方も多いだろうと思います。 確かに世界でカーボンゼロを目指す動きは起こっています。その力を一層強め
たいと願っています。
鉄橋の下 ススキを今年初めて見ました。 秋が来ています。
エンマコオロギ というのでしょうか ? マンションの廊下にいました。
暑い夏を避けていたのか 今頃咲き出した 我が家の朝顔。
何故 今頃 ? と思うのですが アジサイが咲く・・。 暑さが続くから ?
今盛りの 白粉花(おしろいばな) 夕方から咲く・・、 暑さを避けている・・?
夏水仙(なつずいいせん) 彼岸花科です。 もうじき彼岸花も咲きますね・・。
清楚な瑠璃茉莉’(るりまつり) 花びらが丸いのが普通ですが・・?
ノシラン。花の後 青い真珠のような実(種)がつきます。
やぶらん。 この花も秋に黒い実を付けます。 両者とも日陰に咲いています。
ネム(合歓)の木。 本来夏の花ですが 異常気象のせい ??
コスモスの季節が始まります。夏場も細々と咲いていましたが・・。
オオシロカラカサタケ? やはり毒キノコで 激しい下痢などをおこす。
へくそかずら 馬喰わずとも。臭いがあり 虫など近づかない ?繁殖力旺盛です。
天高く・・のイメージが出て来た空です。