( 高知城の裏庭 ? は絶好の散歩コース。 春のサクラもいいですが 紅葉・黄葉も抜群 !)
気候変動対策を話し合う国連の会議COP28、今回はアラブ首長国連邦のドバイで開かれていました。 11月30日~12月
12日まで 世界のほとんど全てと言っていい200近い国と地域が集まる会議。 地球に住む多くの人々にとって 自然災害
が頻繁に起こり 生活環境が大きく変化する環境危機が具体的になるにつれ ここ数十年言われ続けた温暖化がボディブローの
ように私たちの生活に影響し どうにかしなくては 『 地球が危ない ! 』という所まで来ています。
今年10月末までの世界の平均気温は、産業革命の前に比べて既におよそ1.4°上昇しており、一年間の平均気温が174年間の
観測史上最高になる見込みだと 世界気象機関がCOP28に合わせて発表しました。昨年の世界の温室効果ガス排出量は前年
比1.2%増の574億トンと最高を更新。二酸化炭素排出が地球温暖化の主たる原因だと改めて証明しています。
今年の夏は各地で異常な暑さに見舞われており、現状のままでは産業革命前からの気温上昇を1.5°に抑える世界目標の達成には
程遠い状況です。今回議長を務めるUAEの大臣は開会式で 『 我々のこれまでの歩みでは目標を達成できないことは明らか
で、世界は岐路に立たされている。』 と訴えました。
海面の平均水温も2023年3月以降、過去最高を記録し続け、そこから下がらない状態が続いています。報告書では、海の温暖化や
氷河の融解なども進んだことから、2013年から10年間の海面上昇の速さが1993年から10年間の2倍にもなっています。海水温の
上昇と海面上昇から 台風がより強くなり 洪水が各地で起こっています。 これは海が危機に瀕していることを示すシグナルで
あり、生態系や海の食物連鎖への大きな影響が出るとみられています。
COP28で公表された調査では 今年も化石燃料の使用による二酸化炭素の排出量は過去最大になりそうです。石炭 石油、
天然ガスのいずれでも排出量が増加し、国別では中国とインドが中心。中国の排出量増加はゼロコロナ政策解除後の経済活動
再開が原因。 インドは電力需要が同国の再生可能エネルギー供給能力よりも急速に伸び化石燃料で不足分を穴埋めしている為
だとされます。 2015年のパリ協定で合意された地球の気温上昇を産業革命前に比べて2度未満、できれば1.5度以下に抑えると
いう目標は一層達成が困難になっている。
COP28の開催中 環境団体が日本の温暖化対策が見せかけの対応として 3回続けて日本を『 化石賞 』に選びました。
気候変動対策に消極的な国だと言う意味です。一方 核禁止条約締約国会議に不参加だった日本の対応は 唯一の被爆国として
許されない・・。日本は世界の危機に対し 消極的な態度をとり続けている・・。 自民党派閥のパーティー券問題も政治の
貧困としか言いようが無い。 国民の支持がどんどん下がっていく 情けない話しばかりです。
石垣に沿って 銀杏や モミジが植えられています。
この石段を登っていくと 二の丸から天守へと出られます。
約40mの丘に建つ 高知城。 銀杏(いちょう)も紅葉(こうよう)も目の下に見る事が出来ます。
ダイダイ色というのか 黄色がかったモミジもあるのです。
これは クロガネモチのようです。 実がなるのは 雌株だけ。
お城から少し離れて 椰子の木と並ぶ 唐楓(とうかえで)。 南国ですね~。
大きな銀杏の木も すっかり黄葉。迫力があります。
晩秋というのか 初冬というべきか ススキも しっかり種を付けています。 間もなく風に運ばれる。
突然ですが 鏡川の支流 本宮川をきれいにする子供達。 ご苦労様 !!
ゴミ問題も大きな環境問題です。 やはりプラスチックゴミが多いです。
これは絵です。 中央が鏡川 手前が国分川。筆山が手前にあって 後ろに四国山地。
寒い朝も グランドに来れば 優しい日射しで暖かい。この日グランドゴルフは19名集まりました。
朝5時前。 三日月の上に 金星(明けの明星)でしょうか ?
アドベントカレンダー。今 待降節(たいこうせつ)の最中。 箱の中にはキャンデーやチョコレート。