( 桂浜 久し振りに来ました。 澄んだ青い空 深いブルーの海 静かな砂浜・・ )
『人新世』(ひとしんせい)という地質年代が注目されています。地層に人間の影響がはっきり記された年代で コンクリート
とか放射能・化学物質が増えた産業革命以降か 第二次大戦後の時代を指します。 それは同時に地球の限界を超えて人々が資源
を使い尽くし、その悪影響が広がっているという時代を警告するものです。 地球科学者の山極寿一さんはそう言っています。
別の方は人類史上初めて人間活動が地球の均衡を崩す時代に突入した ! と言ってます。そしてこのままこのような活動を
続けていたら 地球の未来は危ういと・・。 別の方は 『 人間の活動が原因で環境が大きく変化してしまい 何十年、何百
年という長期にわたる被害となり 生きる基盤である生態系などに悪い影響を与えている・・。』と。マスコミの世界でも毎年
続く異常気象 高温な夏にウンザリしながらも このままではいけない・・という人々は多くなっています。 一方影響が我慢
出来る程度である為 問題の本当の姿を実感できていない、 問題の範囲が広いため 地球環境問題の全体像を把握しきれて
おらず 今すぐの具体的な行動に遅れが生じている・・。
『 人新世の資本論 』を書いた斉藤幸平さんは 『 この半世紀 世界を席巻したグローバル資本主義は 許容出来ない程の
格差と地球環境破壊を招いている。』という。経済成長のボートに乗った人々は一生懸命オールを漕げば 輝かしい未来に到達
出来ると思っていたが ボートの先頭に立っている人は どうもおかしな音が聞こえる、轟音にも似た 滝の音が聞こえて来る
・・、 このままでは深い滝壺に真っ逆さまに落ちるのではないかと危惧し始めている・・。
先日の高知新聞の投書欄に 『 この春 南から帰ってきたツバメが 家の古い巣に降り立ち 巣作りを始め スイスイと飛ぶ
姿を眺めていたある朝 巣がやられたとの報 ! 詳しい知り合いは 卵も産んでないのにカラスなどが襲うのはおかしい ?
人間の仕業であると言った。 自然の法則で壊されるのはあきらめもつくが 人間が破壊した ! となると許せない・・。
『 高知家はひとつの大家族やき!! 』 は何処へ行った ? という投書だ。
これも自然破壊 !? 鏡川などでもbツバメがエサをとるモーニングダンスを見ると うれしくなる。 花が咲き 緑が濃く
なって 生命が躍動するこの季節に それを壊す人間がいる? 『 春の絶望 』と表題にあった。人間が悪者で 他の生き物
を次々と生きられないように追い詰めていく・・。これは人間を含む生物の破滅につながる行為では・・。
人間はある時期まで 自然の中に生きる生き物でした。ところが森を出て 道具を作り 家を建て村から町へ そして国家へと
人工の世界が広がるにつれ 自然から離れていきました。 そして自然に住む動植物を 一方的に破壊し始めたのです。 今や
デジタルや生成AIという人間を超える存在迄 創るようになりました。多くの人々は惑い 社会の隅に追いやられようとして
います。 最近 『 人類の物語 』(ユヴァル・ノア・ハラリ作) という本を知りました。 次回に紹介します。
龍王岬 絶えず波が打ち寄せますが 石段を登って お宮の向こう側に立つと太平洋も一望。
30℃にもなる暑さ。 確かに日傘が望ましい暑さです。新しくテラスも出来ています。
浜に打ち寄せる波 永久的な繰り返し・・。 丸くなった きれいな石を幾つか拾いました。
龍馬記念館から見る 高知灯台。 遠方に室戸岬・・。
100年近くにもなる龍馬像。懐には短銃が入っているとか ?
小さな水族館もあります。 桂浜水族館。 鯉のぼりならぬ カツオのぼり。
ウミガメがお客さんが与えるエサを 争っています。お腹空かしている ?
恐い ウツボ。 高知では唐揚げや たたきにして食べます !! 人間が恐い !?
龍馬記念館。 龍馬好きの方は 是非訪ねてみて下さい。 黒船に江戸の人々はビックリ !
当時の捕鯨の様子。 昔の人々は牛肉など食べていないので 貴重な蛋白源でした。
龍馬とお竜が 船で鹿児島へ新婚旅行。高千穂の峯に登った様子がよく分かります。
奇しき人生をおくった ジョン万次郎。 日本に戻った時は 日本語を忘れていた程だったとか ?
高知城の前にあった浦土城。 長宗我部一族が支配した城。今はすっかりその姿はありません。
貴重な海援隊の写真。中央が坂本龍馬。 彼は開国後 貿易商をやりたかったらしい。