ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

    GW 確かに街中は多くの人で 賑わっています。

2023年05月06日 | 自然 花 写真

(   鯉のぼり ! 青い空を力一杯泳いでいる姿は 仲々感動的です。 )

 

オオイヌノフグリ 名前は変でも きれいな花ですね。日本中何処でも見られる青色(るり色)の花です。実はヨーロッパ

生まれ 明治になって渡来。寒い2月頃つぼみを付けます。陽がさして少し暖かくなると花が咲き アブの仲間がやって来て

受粉を手伝ってくれる。早春に咲くのも 他の草花が伸びる前に 確実に種をつけてしまおうともとれる 健気な策略です。

 

おしべはわずか2本 虫がとまると雄しべが揺れ 花粉を出し 虫にくっつく。密が少ないので 虫が他のオオイヌノフグリの

花に移る時 受粉が完成する。2月から4月の間です。密を少なくして 他の花への移動を促すなんて 仲々のサバイバル

(生き残り)作戦です。更に午後3時頃花を閉じますが 虫がその間に来ない場合は 自らの雄しべと雌しべをくっつけて 

受粉を成功させる。半月後に実(種)が出来るという自衛本能を持っています。その実が犬のフグリに似ているので こんな

名前がついています。

 

露草(つゆくさ)も鮮やかな青色の花です。花びらから染料が出来る青色の水がとれます。夏の花(6月から10月)です。

名前の通り早起きで 朝露を受けて咲き始めるそうです。同じように午後になったら閉じます(しおれる)。そのはかない命を

朝露に例えて名前が付いたのかも知れません。

閉じる時長い雄しべは丸まって雌しべに花粉を付けます。自家受粉ですね。植物は根を張っているので 動けないように思え

ますが 花びらは動いています。大きな青色の花びらが二枚、下の方に白い小さな花びらが1枚です。

 

小さい花ですが 雄しべが3つもあって 虫を呼ぶ役 虫に花粉を用意する役 虫に花粉をくっつける役の長い雄しべなど

3段構えの戦略です。外見はミッキーマウスに似ているという人もいます。


別名 藍花(あいばな)と呼ばれるように 花びらから青色の染料がとれます。蛍草(ほたるくさ)とも言われるのは 蛍を

飼うとき 籠にこの草を入れるからだそうで 小さい花にも幾つもの名前を付け 楽しんだようです。一見雑草のように見えて

も 名前の無い花は無いと牧野富太郎博士は言ってますが 本当にそうですね。

 

オオイヌノフグリ。 他に立ち犬のふぐり という花もあります・・?

濃いブルーが鮮やかな 露草(つゆくさ)

麦仙翁(むぎせんのう) でしょう。ナデシコ科 葉っぱが細長く麦の葉に似ているから・・。

見た目には 菊ですが・・。 

花は一重の芍薬(しゃくやく)。 

ジキタリスの拡大版。この奥に 甘い蜜がある・・。

これらの花は 先週行った 北川村のモネの庭に咲いていた花です。 アリウムの仲間。

ムラサキカタバミのようです。オキザリスとも・・。

ちょっと懐かしい 松葉菊(マツバギク) 

庭石菖(ニワゼキショウ) ルリニワゼキショウとも。 赤いのもありあます。

赤いのも紹介 !  庭に自然に生えてくる。

今最もポピュラーかも知れません。 松宵草(まつよいぐさ)属の月見草(つきみそう)

ヒナゲシ(雛芥子)。虞美人草 コクリコなどとも呼ばれます。 簡単にはケシの花。

茅萱(ちがや)です。河原や草原に群生します。花なのか 種なのか・・?

 

 

 

 

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1 コメント

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Unknown (ケイジイサンfrom小諸)
2023-05-05 17:42:49
早たいもので ゴールデンウィークも 終わりに来ました。 名古屋の 長男と孫も明日帰ります。 一週間居るのですが 過ぎてしまえはアット言う間ではありますが 当方の生活のリズムが多少狂うのは仕方の無い事でしょう。 ひなげしの花が 芥子の花と知ったのは 実は最近の事、 綺麗な花には毒がある!!デス。
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