( 本当は工石山に登りました ! と言いたいところですが 頂上まで届かず ??)
気候変動は 今を生きる私たちにとって最も大きな環境問題です。 私たちが生きている いや生かされている地球に
とっては 人類が存続しようがしまいが 変わらずに回転を続けることでしょう。 ですから地球の未来というよりも
主として人類の未来に関わることなのです。 今後10年間の対策が人類や地球に数千年にわたり影響を与えると言う
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の警告は衝撃的でした。
既に温暖化による気候変動 異常気象 自然災害は私たちが気付くような現象となっていますが その現象は未だ未だ
我慢出来る範囲なのです !? こういう言い方は実際被害にあわれた方々には 大変失礼な言い方ですが 私たちの
次の又その次の世代には 更にこの数倍の被害が起こる 長期的で大規模な自然災害が起こる危険性が待っているのです。
大地震の発生と同様 必ず起こる事態なのです。
それがこの21世紀 わずか10~70年先に 日本だけでなく世界の各地で環境を破壊する事態が生じるのです。
地球温暖化の防止策は 待ったなしと言われて久しいのですが 今止めなくてはならない課題になっています。
少し具体的にお話しますと 250年前の産業革命前の二酸化炭素( CO² )濃度に戻すためには 全ての温室効果
ガスの排出量を今ゼロにしても 45年はかかります。その間長い期間 猛暑や豪雨に脅かされながら 水や食料不足に
悩みながら過ごさなくてはなりません。3年間続いたコロナ禍でも 私たちの生活は相当制限されました。しかも未だ
毎年CO²排出量が増加し カーボンゼロへのスタートがきれないでいるのです。
大地震が何時起こるか 誰にも分かりません。四国は南海トラフ地震に備えて様々な対策をしています。12年前の
東日本大震災があったからです。未来を想定出来る能力 過去に学ぶ能力が私たち人類にあるからです。ただ明日の為に
今日備えることが苦手なのも 人類の特徴です。ウクライナ戦争があって 来年度の軍事費は6兆円にもなりました。
しかし日本の大きな問題である少子高齢化に向けた対策では 予算が決まりません。緊急性の違い 現実観の薄さの
せいでしょうか ? 必ず起こることでさえ もう高齢者が50%を超える地域があり 地域生活がどんどん出来なく
なっていても 自分は大丈夫 !?という変な安心感があります。 自分は交通事故にはあわない 宝くじには当たら
ない・・という変な思い込みがあるのです。
パリ協定では各国が2035年の削減目標を策定することが予定されています。各国がこれまでに示した30年迄の削減目標
では 達成されても2.5℃は上昇するとされています。コロナ禍で停滞した経済を回復させる為 各国は化石燃料を大量に
輸入し 使用しています。その結果二酸化炭素排出量はリバウンドし 毎年最高排出量を更新しています。相変わらず
経済か環境かの問題となっています。再生可能エネルギーへの取り組みは進んでいますが 充分では無いのです。30年目標
が達成出来ない各国が 更に厳しい35年目標を策定出来るでしょうか ?
今日行動を起こすことは明日に先延ばしするより遙かに重要です。グレタさんは『 私は皆さんにパニックになって
ほしい。自分の家が燃えているかのように行動してほしい。私たちの家が焼け落ちようとしています。』と警告して
います。暗い話しばかりするわけではありませんが 不都合な真実が起こっていることを 事実で知る必要があります。
事実を知ったら 明日の為であっても人類は行動出来ます。 小さい事でも身近なことでもやる意味はあると思います。
高齢者も若い人々もこの地球に生きる人々は 他の動植物の為にも 行動する必要があります。
遙かに浦戸湾(土佐湾)を臨む展望台から !? 頂上への道を間違え 登頂を断念 ?
教会の友人に誘われ 高尾山以来の登山 ? あけぼのつつじがきれいに咲いていました。
1000mを超えますが 子供も登る初級コース。 案内して下さる方も20年振りとか・・。
高知市の北土佐山の先にある工石山登山口(車で1時間)。 お店は定休日 ?
80歳の壁を前にして 少々おっかなビックリで 階段状の山道を約30分歩きます。
杖塚という北と南へのコースが分かれる分岐点へ。
そこには 土佐水木(とさみずき)が満開でした。 幸先のよいスタート !?
この季節 あけぼのつつじが有名な工石山。 やわらかなピンクの花びら 少し背が高い。
赤良木展望台へ行った辺りから怪しくなりましたが 展望台では四国山地 土佐湾など展望出来ました。
ひのきびょうぶ岩の展望台で天気は曇り 急に気温が下がり 熱いコーヒーに救われました。
その後 賽の河原(さいのかわら)へ。 鏡川の源流となっています。
朝ドラ らんまんんで有名になった バイカオウレン ? 標高のせいか 小さかった !?
約13000歩歩いて無事登山口へ戻りました。 頂上制覇とは行きませんでしたが達成感がありました。
いつもは海から四国山地を見ていますが 今回は逆、 山地から海を眺めることが出来ました。
そうですナ。 今度は 間違わず頂上を!。