ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

 高知の工石山(くいしやま)(1167m) に行きました。

2023年04月12日 | 自然 花 写真

( 本当は工石山に登りました ! と言いたいところですが 頂上まで届かず ??)

 

気候変動は 今を生きる私たちにとって最も大きな環境問題です。 私たちが生きている いや生かされている地球に

とっては 人類が存続しようがしまいが 変わらずに回転を続けることでしょう。 ですから地球の未来というよりも 

主として人類の未来に関わることなのです。 今後10年間の対策が人類や地球に数千年にわたり影響を与えると言う

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の警告は衝撃的でした。 

 

既に温暖化による気候変動 異常気象 自然災害は私たちが気付くような現象となっていますが その現象は未だ未だ

我慢出来る範囲なのです !? こういう言い方は実際被害にあわれた方々には 大変失礼な言い方ですが 私たちの

次の又その次の世代には 更にこの数倍の被害が起こる 長期的で大規模な自然災害が起こる危険性が待っているのです。

大地震の発生と同様 必ず起こる事態なのです。

 

それがこの21世紀 わずか10~70年先に 日本だけでなく世界の各地で環境を破壊する事態が生じるのです。

地球温暖化の防止策は 待ったなしと言われて久しいのですが 今止めなくてはならない課題になっています。

少し具体的にお話しますと 250年前の産業革命前の二酸化炭素( CO² )濃度に戻すためには 全ての温室効果

ガスの排出量を今ゼロにしても 45年はかかります。その間長い期間 猛暑や豪雨に脅かされながら 水や食料不足に

悩みながら過ごさなくてはなりません。3年間続いたコロナ禍でも 私たちの生活は相当制限されました。しかも未だ

毎年CO²排出量が増加し カーボンゼロへのスタートがきれないでいるのです。

 

大地震が何時起こるか 誰にも分かりません。四国は南海トラフ地震に備えて様々な対策をしています。12年前の

東日本大震災があったからです。未来を想定出来る能力 過去に学ぶ能力が私たち人類にあるからです。ただ明日の為に

今日備えることが苦手なのも 人類の特徴です。ウクライナ戦争があって 来年度の軍事費は6兆円にもなりました。

しかし日本の大きな問題である少子高齢化に向けた対策では 予算が決まりません。緊急性の違い 現実観の薄さの

せいでしょうか ? 必ず起こることでさえ もう高齢者が50%を超える地域があり 地域生活がどんどん出来なく

なっていても 自分は大丈夫 !?という変な安心感があります。 自分は交通事故にはあわない 宝くじには当たら

ない・・という変な思い込みがあるのです。

 

パリ協定では各国が2035年の削減目標を策定することが予定されています。各国がこれまでに示した30年迄の削減目標

では 達成されても2.5℃は上昇するとされています。コロナ禍で停滞した経済を回復させる為 各国は化石燃料を大量に

輸入し 使用しています。その結果二酸化炭素排出量はリバウンドし 毎年最高排出量を更新しています。相変わらず 

経済か環境かの問題となっています。再生可能エネルギーへの取り組みは進んでいますが 充分では無いのです。30年目標

が達成出来ない各国が 更に厳しい35年目標を策定出来るでしょうか ?

 

今日行動を起こすことは明日に先延ばしするより遙かに重要です。グレタさんは『 私は皆さんにパニックになって

ほしい。自分の家が燃えているかのように行動してほしい。私たちの家が焼け落ちようとしています。』と警告して

います。暗い話しばかりするわけではありませんが 不都合な真実が起こっていることを 事実で知る必要があります。

事実を知ったら 明日の為であっても人類は行動出来ます。 小さい事でも身近なことでもやる意味はあると思います。

高齢者も若い人々もこの地球に生きる人々は 他の動植物の為にも 行動する必要があります。 

 

遙かに浦戸湾(土佐湾)を臨む展望台から !?  頂上への道を間違え 登頂を断念 ?

教会の友人に誘われ 高尾山以来の登山 ?  あけぼのつつじがきれいに咲いていました。

1000mを超えますが 子供も登る初級コース。 案内して下さる方も20年振りとか・・。

高知市の北土佐山の先にある工石山登山口(車で1時間)。 お店は定休日 ?

80歳の壁を前にして 少々おっかなビックリで 階段状の山道を約30分歩きます。

杖塚という北と南へのコースが分かれる分岐点へ。 

そこには 土佐水木(とさみずき)が満開でした。 幸先のよいスタート !?

この季節 あけぼのつつじが有名な工石山。 やわらかなピンクの花びら 少し背が高い。

赤良木展望台へ行った辺りから怪しくなりましたが 展望台では四国山地 土佐湾など展望出来ました。

ひのきびょうぶ岩の展望台で天気は曇り 急に気温が下がり 熱いコーヒーに救われました。

その後 賽の河原(さいのかわら)へ。 鏡川の源流となっています。

朝ドラ らんまんんで有名になった バイカオウレン ? 標高のせいか 小さかった !?

約13000歩歩いて無事登山口へ戻りました。 頂上制覇とは行きませんでしたが達成感がありました。

いつもは海から四国山地を見ていますが 今回は逆、 山地から海を眺めることが出来ました。

 

 

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«    長雨(菜種梅雨)と共... | トップ |    藤の花特集 !   ... »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ケイジイサンfrom小諸)
2023-04-13 16:41:59
イースターも終わり、当地も本格的な春模様で たんぽぽの花も🌼真っ盛りです。  ただきようも 黄砂のせいで 遠くの景色は ボーと してます。 浅間山は 警戒度2、のままでその後 悪い方には進んでは居ない様です、、、、、このままでと、願いたいです。 土佐湾と工石山、、、、海と山! 高尾山は何度も登りましたが 東京湾は 当然ながら見えませんでした!、、、、両方が一度に見える!贅沢な事デス。 工石山自然林の 案内版を見ると 結構、面白
そうですナ。 今度は 間違わず頂上を!。
返信する

コメントを投稿

自然 花 写真」カテゴリの最新記事