( 追手筋に儲けられた本部競演場。9日から12日まで71回目のよさこい祭りが行われました。)
米国の大統領選挙は ハリス氏の登場で 民主党が有利に立ってきているようです。新聞報道によれば ハリス氏は気候変動
対策に重点を置いています。上院議員時代 十年以内の完全なクリーンエネルギーへの移行を訴える決議や グリーンニュー
ディール政策を共同提案をしていて昨年12月の COP28(国連気候変動会議) で演説し 途上国の地球温暖化対策を支援
する基金へ 約30億ドルの拠出を発表している。パリ協定から離脱したり エネルギー業界との関係が深く 石油増産などを
訴えるトランプ氏とは異なる立場だ。近く行われる民主党大会では大統領としての政策を発表するそうで 非常に楽しみです。
全国の10~20代の男女16人が6日、気候変動の悪影響は若い世代の人権を侵害しているとして、二酸化炭素(CO2)排出量の
多い火力発電事業者10社を相手取り、CO2排出を削減するよう求めて名古屋地裁に提訴したというニュース。世界では政府
や企業に気候変動対策の強化を迫る訴訟が相次いでいるが、 弁護団によると 国内で全国規模での集団訴訟は初めてという。
若い人々が気候変動対策に立ち上がっていることは とても心強いです。
19日朝の5チャンネルで 偏西風や黒潮大蛇行が日本沿岸の海水温を上昇させ 水産業や農業に大きな影響を与えている
と伝えていた。日本近海の海水温が世界で最も高いという。10年前と比べて5℃も上がっている。高温によって海面から
多くの水蒸気が立ち昇り 温室効果ガスと同様 赤外線を吸収そして放出し 地上の空気を暖める。 人間の活動が温室効果
ガスを大量に発生させ 陸地だけでなく海水温も高め 水蒸気の多発となり 地球を暖める結果につながっている。
私は今年の猛暑で地球上の気温が産業革命以前と比較して 既に1・5℃を上回ると思っているが これはパリ協定が決めた
今世紀末迄に1・5℃に留めようという世界の目標が失われる初年度になってしまうということ。この限界点を超えると 気温
を元に戻すのは難しい・・。ここ数年でもっと長いスパンで言えばこの30年で世界の気候が変わった!! ということです。
産業革命以降大量に胚珠させた二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスが徐々に地球を暖め 災害と言われる明確な自然現象
として 今私たちの周りに現れている・・。
TV出演された高松教授の言葉では もしカーボンゼロ(温室効果ガスの実質排出量をゼロにする)が今実現した場合 5年後
には気温が下がり出すという予想だが それは現実ではなく コロナ禍で一旦下がった二酸化炭素排出量も 経済の復活と共に
又増える傾向にある。 この猛暑が更なる電気需要を生み 石炭火力発電が増え 二酸化炭素排出は止まらない。当然来年も、
再来年も猛暑日が増加していく。この8月毎日が猛暑日だった地域が幾つもある。9月一杯残暑が続くという。異例の猛暑だが
番組ではこれがNewNormal(最新の基準)で過去のデータは意味を持たないとも言っていた。
立花教授の『 今直ぐ温暖化をストップするよう行動を! 』 という言葉が 私には 待ったなし! と聞こえていました。
高知城内に設けられた演舞場 追手門の近く 踊り子さん達も 力が入ります。
ここは中央公園にある競演場。 競演場ではよさこい大賞など審査が行われます。
高知の3大名物は よさこい祭り、 坂本龍馬、 カツオのたたき と言われています。
前回は主に 女性中心でしたが 男性もしっかり踊っているところをご覧頂きます。
男性の笑顔も捨てたものじゃないです・・。
帯屋町演舞場。アーケードの下なので 少し涼しい。 正に目の前で汗が飛び散る演舞です。
少し裏方を紹介します。 地方車に乗って 挨拶したりかけ声をかけたりする 【 代表 】達。
踊り子さんの安全、健康面をチェック。 風を送ったり 落とし物を拾ったり・・。
後ろ向きの人々は競演場の係員。 優れた踊り子さんに地元のメダルを上げる大切な役目も。
地方車(じかたしゃ)存在感を示すデザイン。『 地方車奨励賞 』もあるのでどんどん派手になる。
最近は ねぶた ではないですが こんな地方車も登場。高知信用金庫の地方車です。
狭い空間で 大漁旗を目いっぱい振り回す 豪快な旗振り !? 男の仕事 !!
踊りが済むと 冷たい麦茶サービスが待っている。メダルもうれしいが 生き返ります !
忘れてならないのは この歩道が競演場になっています。市内を練り歩く感じがいいですね。