( 藤の棚もすっかり紫の花に覆われるようになりました。)
既に日本列島に夏日が来ている、真夏日の地域もあり 熱中症患者がもう出始めている。冬は厳しい寒さになり 大雪が多くの地域で
人々を苦しめた。動物の冬眠する時期が短くなったり 日本で越冬する鳥が増えたようだ。咲く花の時期が遅れたりしている。水仙が
4月末になっても咲いている・・。
春の三寒四温による気温差は高齢者に堪えた。一言で言えば温暖な気候が厳しい気候に変わった。長い厳しい夏と寒い冬の二季の気候
となった。ここ数日ようやく夜の気温が15℃にもなり『 春眠暁を覚えず 』の春を実感している。ツツジ 藤の花 花水木 ナニ
ワイバラと 初夏の花も咲いてきた。花は美しいが 暑い夏が近づいているのを 感じている・・。
今 気になっているのは 私たちの周りに居た小動物がどんどん減少していること。蛙が 蛍が トンボが ツバメが少なくなって
いる。 ホント 私たちの生活が都会化して 快適なコンクリート生活に移って 蚊もハエもネズミもゴキブリも居なくなった。
これが文化生活だと喜んでいた。でもそれは私たちの仲間が減っているということ、いつかはそれが人類の減少となって 他の動植物
から 『 最近人類が居なくなったね~? 』 と言われる時代が来るかも知れない ??
去年の夏はセミの声が余り聞こえなかった。どうも35℃に達するような気温の下ではセミは鳴かないらしい。そんな種類がある
そうだ。鳥も動きを止めるという。尋常でない暑さは虫や鳥の体力も奪うらしい。春はウグイスが鳴き 夏はセミが鳴くのが自然だと
思って来た。私たちの生活が都会化して 彼らの生活圏を奪っている? 反対に捨て猫の数は増えた。結構太っている。エサを与える
人がいる・・。今朝鏡川を歩いていたら 野良猫用の住居(屋根付きベッド)を見た。 親切もここまでするの・・? と思った。
野原に草花を見に行った時に 八チやアブ、蝶などを見る時があります。花粉を運んでいるなと思います。花に集まってくるハチは
花蜂(はなばち)と呼ばれ 花粉を花から花へと運ぶ 『 送粉者 』なのです。野生植物にとっては花蜂始め 花粉を運ぶ昆虫たちは
なくてはならない存在です。ある報告書によれば 75%の食材が昆虫など自然の受粉システムに由来している。もし蜂など花粉媒介
生物が喪失した場合の被害リスクは84兆円に上る。いつも世話するおばさんの話では その花を盗んでいく人がいるらしい・・。
リンゴやぶどうなど時々人間の手で受粉させている光景を目にします(人工授粉)。大変だな~と思います。 ビニールハウスにわざ
わざハチを飼っている例もあります。昆虫にとって 花はえさ場なのです。花にとっては密を与え 花粉を与えて 昆虫たちに受粉の
手伝いをさせています。受粉の結果出来た果実や野菜を人間が頂いて私たちは生活出来ているのです。これが自然の循環 自然の恵み
なのです。 ( 横井智之著 『 もしもハチがいなくなったら 』 参考)
食糧の需要は高まっているのに 作物の生産を支える昆虫たちの種類や個体数は減少しつつあります。この大きな要因となっている
のは 実は私たち人間による活動で 乱獲や生息地の破壊 里山などの利用放棄 外来種や病原菌の侵入 或いは地球温暖化なの
です。 生物多様性の問題としてこれら送粉者の減少に歯止めをかけるのは 地球上の様々な植物や他の動物を保全する上で 重要で
あるだけでなく 私たち人間が 今まで通りの生活をするためにも必要なのです。
『 ミミズだって オケラだって アメンボだって みんな生きているんだ 友だちなんだ~~♬ 』
60年前に やなせたかしさんは生物多様性の大切さを 歌(手のひらを太陽に)にして 訴えていました。やなせさんの優しさ 凄さ
が伝わってきます。81億人の人類にとって 生物多様性の喪失は 人類そのものの危機に直結していることを 知ってほしいです。
生物多様性は 全ての生命の基礎であり 私たちの生活を支え 地球環境を維持する為の基盤なのです。
立浪草(たつなみそう)? 波立つような感じで 立浪と付けた ?
イタドリ あっという間に成長し 茎も1cm程になるが その前に取られてしまう?
鉢植えも多く見られますが ユリオプスデージー。 ユリオプスとは大きな目という意味。
小手毬(こでまり) 結構大きいですが やはり こでまりのようです。
これは大手毬(おおでまり) アジサイにも似ていますが 一月くらい早く咲きます。
紫蘭(しらん) 鏡川の土手にも 多く咲いてきました。 6月迄咲きます。
スイバ(酸葉) 雑草の中で 背が高いので すぐ分かります。スカンポとも言う。
これはシャクナゲ。 23日には 郊外にツツジとシャクナゲを見に行きます。
道路のセンターにも ツツジが植えられ つい目が奪われてしまいます・・。
高知市内には アンパンマンの電車が走ります。 バイキンマンも人気者です。
田植えがもう始まっています。
今は全て 機械で田植えなんですね。 お米も高くなる訳です。
これは麦の穂です。 5月下旬になると 麦秋と言われますが 色づき黄色くなります。
イースターで エアロフォンを演奏しました。 『 輝く陽を仰ぐ時 』 です。