Il film del sogno

現実逃避の夢日記

出口のない海

2006-09-18 11:14:00 | 日記
9/17(日)曇りのち雨
不快な就寝・起床。
朝食後、バイクにまたがり高円寺へ。
親族の文化祭を見学に行く。
小さなホールでバンド演奏を聴く。
親類縁者とお友達しかいない。
節度ある不良たち。
女子6名編成、ヴォーカルの女の子は声量あり、まぁまぁ。
各プレーヤー自身の演奏で手一杯で音をはずすのはご愛嬌だが、アンサンブルが悪い。
校内一巡。体育館では合唱部の発表。
これは品行方正、優等生クラブなのだろう、訓練された歌声に感心する。
あれも青春これも青春。

一旦帰宅し夜のイベントの為に弁当を作る。験を担いでカツサンドである。
暫しうたた寝。雨降り出す。不安。
案の定、楽しみにしていた神宮球場の【ヤクルトVS広島】が、雨で中止との連絡はいる。悄然。

しょうがない。
ユナイッテッド・シネマとしまえんで『出口のない海』を鑑賞。
敗戦濃厚の日本軍。起死回生の人間魚雷“回天”とそれに乗り込む学徒兵を巡る物語。
監督・原作者は『半落ち』同様、佐々部清と横山秀夫。
戦闘シーンがほとんどない淡々とした造りと堅実な演出。
主演の市川海老蔵。
梨園の御曹司はさすがに育ちが良く上品である。
ヒロインは最近出番の多い上野樹里。
細部にこだわった丁寧な良い映画でした。
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河内山宗俊/丹下左膳餘話 百万両の壷

2006-09-18 00:38:00 | 日記
9/16(土)晴れのち曇り
平日と全く同じ時間にピタリと起きる。
休みにはへたばって昼近くまで寝ていたのは遠い昔。
朝食はいつものスペシャルサンド。
一服して池袋へ。
新文芸坐で『河内山宗俊』と『丹下左膳餘話 百万両の壷』を鑑賞。
1935~36年に作られた山中貞雄の現存する貴重な2本。(29歳で早世するまでに23本を撮るが、残っているのは前述の2本と『人情紙風船』の3本のみ)
16ミリで撮影された河内山~は、フィルムの状態が酷すぎる。特に音声はノイズのため科白がほとんど聞き取れなかった。
この作品は、原節子が映像化され現存する最も古い出演作でもある。芳紀まさに16歳。いやはや初々しい。
伊藤大輔と大河内伝次郎のコンビで有名な丹下左膳は、全くテイストの違うコメディタッチになっている。
大画面で観られることの僥倖。
帰路、書店で映画関係の書籍購入。
茶店で耽読。
夕刻、買い物をして帰宅。
夕餉は、これがシーズン最後か【スペシャル冷やし中華】。
スペシャル尽くめであるが、なに、自分で調理すれば全て【格別】である。
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