Il film del sogno

現実逃避の夢日記

幻遊伝/トリノ、24時からの恋人たち

2006-09-17 02:06:00 | 日記
9/5(火)晴れ
残暑厳しゅうございます。
午前、横浜・関内へ古い知り合いを尋ねる。一緒にランチ。重いとんかつを食す。

夕刻、横浜ニューテアトルにて田中麗奈主演の日本・台湾合作の【幻遊伝】を鑑賞。
高年層の夕涼みか、観客20名前後。
タイムスリップのSFもの?カンフーアクションあり時代劇でもあり、恋愛もあり、と随分欲張りな内容。
つまりは全部中途半端なのですが・・。
麗奈ちゃんも確か25~6になっている筈ですが、変わりませんなぁ、この子は。

口直しに渋谷・BUNKAMURAル・シネマで【トリノ、24時からの恋人たち】を
鑑賞。こちらもガラガラで観客20名弱。
イタリア映画発祥の地であるトリノを舞台に、全く性格の違う男女の三角関係を描いたもの。
トリュフォーの『突然炎のごとく』をはじめとした名作が引用され、監督の映画へのオマージュが横溢している。
繊細で不器用なマルティーノと無骨で力強いアンジェロ。
2人の男性に惹かれるヒロイン、アマンダを印象的に演じたフランチェスカ・イナウディはキリリとした眼差しでベリーショートがよく似合う個性的なミューズである。
ああ、欧州だな、オトナの映画だなと思わせる。
都市の景観、博物館、街並がこの映画のもうひとつの主人公であろう。
昨夜に続き、連日の佳作鑑賞にニンマリ。



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マイアミ・バイス/40歳の童貞男

2006-09-17 02:03:00 | 日記
9/2(土)晴れ
朝夕涼しくなるも日中はまだまだ暑い。
久しぶりにやや寝坊をする。
昼過ぎ、ユナイッテッド・シネマとしまえんにて『マイアミ・バイス』を鑑賞。
80年代に放映された米国TVドラマのリメイク。
ドラマ・ファンには不評なようだが、幸か不幸かドラマの熱心な視聴者でなかったので、先入観なく見ることができた。
監督は『ヒート』『コラテラル』など、社会派アクションを得意とするマイケル・マン。
主演はコリン・ファレルとジェイミー・フォックス。
これにコン・リーがからむ。
脳天気に潜入捜査を描いたTV版と比較すると、相当暗い。
硬質な演出は、無常観さえ漂う。
この空虚な無力感は淡々と進む展開とあわせ、わが生理にフィットした。
佳作なり。
帰って読書と午睡。
深夜眠れず、やむなく上記劇場へスーパーレイトショウ(AM1:00~3:00)でかかっていた『40歳の童貞男』を鑑賞。
200席のうち半分は埋まっていたのには驚き。さすが東京、閑人が多い。
ストーリーは書くでもない、お下劣なコメディである。
しかし英語では童貞もVirginなのだな。
大して笑えもせず脱力して帰宅。
未明に就寝。



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