Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ゲンセンカン主人/ねじ式

2020-12-08 21:54:19 | 映画
12/8(火)晴れ
7:30起床。9:00まで真面目にお仕事。愛犬と散歩後に朝食。午前中は2階ベランダの掃除。ホースを引き上げデッキブラシで1年の垢を落とす。正午の2度目の散歩の後に昼食。コンビニ弁当とカップヌードル。午後は玄関・ポーチの清掃。夕刻、池袋までお散歩。偶然通りかかった新文芸坐では石井輝男の特集あり、最終日の演目は晩年のつげ義春作品2編。これは素通りできない。時刻はちょうど開演5分前の17:00ジャスト。観客は中高年中心に50名弱。公開以来の再見。もう30年以上経っている。佐野史郎も浅野忠信も当然若い。 しかしこの鬼才監督ほど作品のバラエティ(振幅)が大きいフィルムメーカーもおるまい。コメディーから実録モノ、ピンクから任侠まで、暗黒舞踏やシュールリアリズムにも傾倒して生来のアバンギャルドでありましょう。両作とも原作のもつテイストを活かしつつキチンと石井ワールドになっている。漫画と映画、異端同士の毒気のある化学反応にすっかり痺れ、全く厭きることなく4時間弱スクリーンを見上げた。帰宅して我が仔と3度目の散歩に出る。長い一日でありました。
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