Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ばるぼら

2020-12-01 21:43:35 | 映画
12/1(火)晴れ
 いよいよ師走。8:00起床。愛犬と散歩して軽い朝食の後、自室のパソコンに向かって気持ちばかりのお仕事をする。午後に2度目の散歩。陽射しがあるので暖かい。冷蔵庫の余り物で昼食を済ませて午後も読書と仕事を半々。夕刻、自転車で隣町のシネコンで公開から2週目の邦画を鑑賞。場内意外なことに妙齢の女性多いが観客18名とサービスデーにも拘らず閑散。手塚治虫の原作コミックスは雑誌(ビッグコミック)連載中に既読。大家の数ある作品の中では特段傑作とも思えず、というのが当時の感想。まぁガキであったし巨匠の描くベッドシーンは正直エロくはない。海外資本を得て監督したのが長男の手塚眞。遠い昔に大好きな坂口安吾原作の『白痴』を観てガックリした記憶あり。筋立ては原作に忠実。主演の男女優は相当なキラーキャストだと思うし、クリストファー・ドイルのキャメラもサウンドトラックも悪くはない。ただ心に響くものがなかった。耽美とは陰湿と背中合わせにあると思うが、単なるB級オカルトのようなテイストに仕上がっていたのは誠に残念。この監督の美意識を鼻にかけたような絵造りも相性あわず。ふみ嬢の肢体は美しいのでファンは必見だろう。(婦女子は吾郎ちゃんのお尻か)帰宅して愛犬と3度目の散歩。夜は深々と冷え込む。
コメント
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