Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

ヴィーデルは四条烏丸の美容室です。フランス仕込みの技術 ナチュラルで優しく ふんわりとしたヘアスタイル

シャイン・ア・ライト

2010-08-07 22:09:06 | 映画
ザ・ローリング・ストーンズという偉大すぎる素材。
それが映画と言う「作品」の枠に収められるのか?
’70年代に流星のごとく表れ、思っていたらいつの間にか恒星に変わり、それでもやはり、ストーンズらしさは、ふたたび流星に戻って僕らの前を去っていくような気がする。
40年以上と言う歴史が信じられない。
ビートルズは古典になったのに対して、ストーンズはライブ感でもある。
ミックはイギリスのオバちゃんに...キースやロンはほとんどゾンビ状態。
永遠に転がり続けている。
トレードマークのベロだしリップもマダマダ挑発的である。
彼らと同世代の人たちも拒否反応を示すのではないか?
日本のバンドはことごとく解散している。
もしくはことごとく昔の面影はいずこへ?ほとんどがデブになっているんだ。
でも、奴らは超スリム。そして躍動感のある動き。
ステージではあるが、一番楽しんでいるのは彼らではないのかな....
2006年秋、ニューヨークのビーコン・シアターに、マーティン・スコセッシは18台のキャメラを用意した。
劇場は小さい。
観客2600人というのはストーンズにしては例外的に小規模のコンサートだが、その分、親密度は高い。
脚の動きや表情の変化などは、通常のコンサートよりもずっとよく見える。
スコセッシが賢明だったのは、この映像を「作品」の枠に収めようとしなかったことだ。
彼はストーンズの巨大さを実感したにちがいない。
大きすぎて映画に入らなければ、大きいまま映せ。
それが本当にかっこいい。
見逃していた映画を、リバイバルで見れて本当に良かった。
好きなものにはマイケルのThisIsItより良かった。