Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

ヴィーデルは四条烏丸の美容室です。フランス仕込みの技術 ナチュラルで優しく ふんわりとしたヘアスタイル

うんちく

2010-09-25 15:20:03 | インポート
ヘアーアイロン(なぜか一般人はコテと言う)を髪に(巻きつけ)当て、クルン、クルリンと手首を回してパーマをかけていく。
髪の多い人で巻く回数は約600回。アイロンの温度は160度近く、地肌に触れれば当然やけど。
細心の注意と確かな技術が必要だ。
こうして西日本は小倉、発祥の「パンチパーマ」が出来上がる。
パンチパーマの生みの親は72歳。
26歳で「ヘアサロン永沼」を開業。
コンクール出場に明け暮れた。
その当時、パーマをかけるためのヘアーアイロンは先の棒の部分が細い円柱だった。パーマはかかりが弱かった。そこで、本体をやすりで削り、鉛筆のような六角柱にしてみた。角の立ったアイロンは髪を挟みやすく、パーマも強くかかった。実用新案登録された「エッヂアイロン」の誕生だった。
そうして生み出されたのが黒人の髪形をヒントにした「パンチパーマ」だ。
このニューモード?は「画期的」と評判を呼び、北海道から沖縄まで講習に飛び回ったらしい。
最初は「これ以上はないパーマと思ったから『チャンピオンプレス』と名付けた」にもかかわらず、いつの間にか「パンチパーマ」と呼ばれるように。
「誰が最初に言ったのかは分からない」らしい。
俗称では力強さ(パンチの効いた)、今流行っている(平凡パンチ)、パンチをかます(仁侠映画)などからきたらしい。
 パーマのかかりが強く、髪が傷みにくい?パンチパーマ。
根強い人気を誇り、小倉祇園太鼓など夏祭りの前になるとお客さんが増えるという。
以前ボクはそれ以上のを沖縄で発見した。
それは「インペリアルパーマ」通称インペリアル!
なんか怖そう。
大阪のオッチャンみたいなオバちゃんはコレをこんな風にオーダーする。
「楽~なあたまにしてヤ、短こオ~にして、きつウ~あててヤ」
実際に床屋でこんな風に注文してください。
そうすればあなたもパンチに。
ちなみに大阪のオバちゃんのパーマは、所要時間4時間半、価格¥16800らしい。
案外OLのお姉さんが巻き髪してカラーしてヘアエステなんかしたフルコースより高いのだ。