ELOの「ミスター・ブルー・スカイ」に合わせ、ノリノリで踊るベビー・グルートの後ろで、宇宙怪獣にボコボコに蹴散らされる。
ノリノリボコボコを目にして「あ、ふつ~う」と安堵感に浸れるのが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。
マーベルの中でもヒーローの“落ちこぼれ”に見えて、しっかり凄みをチラつかせる彼ら個性派集団。
続編としては、登場キャラの出自や葛藤を浮き彫りにする。
特に軸となるのは父親をめぐるエピソード。
行方知れずだった父が現れ、事態を銀河規模の大混乱へと導いていく。
そんな状況においてもう一人、育ててきた宇宙海賊のリーダーが深い関わりを見せ、映画は「生みの親」「育ての親」という浪花節な調べを響かせてくる。
それがやがて絆を問う「ファミリー」といった大きなテーマを奏で、前作以上に観客を泣かせ?へと追いやる?
そして最近ははやり?のハゲキャラが多数出演。
しかし泣けるとはいえ、そこは絶体絶命の危機でもウンコの心配をしている連中の物語。
ググっと感動が極まるところで、登っているハシゴを蹴倒すようなギャグが挿入され、観ている側も感情のコントロールが慌ただしい。
が、こうしたテイストこそ持ち味であり、カオスとカオスが合わさって調和を成すところ、他では得難い旨味といえる。
しかし世の流れとは恐ろしい。
悪趣味で固めたような内容に、おバカが宇宙の救世主になるとは....?
ノリノリボコボコを目にして「あ、ふつ~う」と安堵感に浸れるのが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。
マーベルの中でもヒーローの“落ちこぼれ”に見えて、しっかり凄みをチラつかせる彼ら個性派集団。
続編としては、登場キャラの出自や葛藤を浮き彫りにする。
特に軸となるのは父親をめぐるエピソード。
行方知れずだった父が現れ、事態を銀河規模の大混乱へと導いていく。
そんな状況においてもう一人、育ててきた宇宙海賊のリーダーが深い関わりを見せ、映画は「生みの親」「育ての親」という浪花節な調べを響かせてくる。
それがやがて絆を問う「ファミリー」といった大きなテーマを奏で、前作以上に観客を泣かせ?へと追いやる?
そして最近ははやり?のハゲキャラが多数出演。
しかし泣けるとはいえ、そこは絶体絶命の危機でもウンコの心配をしている連中の物語。
ググっと感動が極まるところで、登っているハシゴを蹴倒すようなギャグが挿入され、観ている側も感情のコントロールが慌ただしい。
が、こうしたテイストこそ持ち味であり、カオスとカオスが合わさって調和を成すところ、他では得難い旨味といえる。
しかし世の流れとは恐ろしい。
悪趣味で固めたような内容に、おバカが宇宙の救世主になるとは....?