おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は横浜市の中小企業のコンサルティング、東京都八王子市の中小企業のコンサルティングをします。
今日は
収穫戦略が収益を生む期間についてです。経営戦略は様々な切り口がありますが、PLC=Product Life Cycle=製品寿命の衰退期にあたる製品(事業)に経営資源を集中する戦略のことを特に収穫戦略と言います。
収穫戦略は競合企業が徐々に減るため、逆に徐々に自社のポジションが明確になり、市場規模は縮小するものの、シェアが上がるため、価格設定等のマーケティング戦略の設定自由度がアップします。キャッシュ的にはキャッシュインフローが多い事業ポジションです。
中小企業の視点で考えれば、収穫戦略を持つと資金流入が増え、他の成長分野への投資原資になります。いわゆる安定収益源になるというメリットがあります。
注意したいことは、収穫戦略は長くは続かないということです。理由は衰退後期になると、事業が成り立つほどの利益を生み出すことができなくなるからです。例えば、スマホやAIスピーカー時代に家庭用パソコン販売事業を行うことは収穫戦略になりますが、現在の家庭用パソコンはいずれ市場自体がどんどん縮小する可能性があります。
・収穫戦略はキャッシュフローを改善させるが、長期的には利益自体を生まない戦略である
【関連講演】
2018年6月16日に講演「小売・サービス業の特徴の整理・把握と成功事例の紹介」を川崎市商業振興課・男女共同参画センター共催/商人(あきんど)デビュー塾ーで行います。
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