評価低いなあ。そんなに酷くないのになあ。結構、見た事ある役者さんが出てるし。ただ、90分よりは長く感じた。
家の中での群像劇なので、映画より舞台なら良かったかもね。
生物を殺す謎のガスが発生し、イギリス政府は安楽死用のピルを納税してる国民に配布。で、ガスが迫っているクリスマス・イブに学生時代からの仲間の4家族が集まって、いろいろ秘密を暴露したり葛藤したりしながら、最後は皆でピルを飲む話。
水道はガタがきてたけど、電気はきちんと供給されていて、大々的暴動が起こっている訳ではない。
ピルを飲む時はちゃんと家族に分かれる。ホラー映画で殺人鬼が家の中でウロウロしてるのに各部屋に分かれる国民性だ。
監督は、「ジョジョ・ラビット」の少年、ローマン・グリフィン・デイヴィス君のお母さん。あまり大きくなってないローマン君も彼の双子の弟も出ている。その意味でもファミリー映画だ。
ラスト含めて、ストーリーに目新しさはない。サンドラの家族の存在は(特に性格が悪くてほぼ全員から嫌われている娘のキティ)は良かったけど。
以下、ネタバレ。
コロナワクチン接種に絡める感じはあるけど、必ずしも大人が全部間違えた訳ではないだろう。大人の早とちりなら「ミスト」だなあ。
雪が降ったという気候の条件や、前もって毒を吸っていて仮死状態だったからもしれない。たまたまだったと思う。
要は、生きようとする精神力が大事なんでしょうかねえ。
ネットは生きてるみたいなので、誰かが(大丈夫だったよ)とつぶやけば、いいのかなあ。その時は、Twitterはまだ全人類に平等に動いてるのかなあ。Twitterで情報操作される方が怖いかも。